こんにちは、ガジェットブロガーのカクタケイ(@kakutakei)です。
最近はスマホだけでなく、タブレットやワイヤレスイヤホン、スマートウォッチなどのさまざまなものを充電する必要があります。
そこで複数台で同時につかえる充電器の出番ですが、中には同時に使うと出力が下がってしまうものもあり、なかなか良い充電器はありませんでした。

スマホやイヤホンなんかには今使っているAnker PowerPort Atom Ⅲという充電器でよかったのですが、タブレットとなるとパワーが足りず……。
そこで高出力でしっかりとつかえる充電器を探したところ、Anker 547 Charger(120W)という製品を見つけました。

この充電器は4ポートタイプの製品で、全てのポートを合わせて120Wの高出力で充電できる優れもの。
4ポート同時に使っても最低20W以上の出力が保証されているので、スマホやタブレットの充電なら十分ハイスピードに充電できます。
しかも、もし1ポートだけで使う場合は最大100Wで出力できるので、USB Power Deliveryに対応しているノートパソコンを高速充電することもできるんです。
ということで今回は、Anker 547 Chargerについて外観や仕様、使ってみて感じたことなどを紹介していきます。
Anker 547 Charger(120W)を使ってみて感じたこと
- 1ポート最大100Wでの充電が快適
- 4ポートを同時に充電できてスピードも十分
- ケーブルタイプなのでコンセント付近がスッキリする
- 持ち運びにはすこし不向き

Anker 547 Charger(120W)の外観
今回購入したのは、Anker 547 Charger(120W)。
4ポートで最大合計120W、1ポートで最大100Wで充電できる、高出力な充電器です。

早速開封して中身を取り出してみると、内容物は充電器本体とケーブル、多言語ユーザーマニュアルと粘着テープのみでした。

本体はツヤのある白いデザインで、あまり充電器らしくないクリーンな印象です。
サイズは約 99 × 70 × 34 mmで、厚みはありますがデスクなどにおいても邪魔にならないコンパクトなサイズになっています。
ちなみに重さは400gほどと、高出力だけあってヘビー級です。

手前には充電用のUSB-Cポートが4つと、通電確認用のLEDインジケーターが設けられています。

背面にはコンセントと繋ぐための接続端子があるだけです。
ケーブルは脱着式なので使わなくなったり持ち運ぶ時は重宝しそうですね。

充電器の裏面には4点の滑り止めがついており、デスクの上でなどで置いて使っていてもほとんど動きません。

サイズ感を比較するためにAppleの61W充電器と並べてみると、Anker 547 Chargerのコンパクトさがよくわかります。
一回り大きいだけなのに倍以上の出力と4倍のポートで使えるのは驚異的です。

Anker 547 Charger(120W)の仕様とおすすめの使い方
Anker 547 Chargerは高出力+4ポートと便利な充電器ですが、その仕様は複雑。
4ポートで最大120Wを分配しているため、その振り分け方が少しわかりづらいんです。

Ankerではその複雑な充電仕様について、以下の図を用いて解説しています。


図解されてもいまいちわかりづらいですね……。
おすすめの使い方:左側が高出力、右側が低出力と覚えておく
この充電器を使う際はあまり複雑に考えず、「左側が高出力」と覚えておけば大丈夫。
1番左のポートは最低でも50Wの出力(4ポート同時使用時)ができるので、ノートパソコンやタブレットなどの高出力が必要な機器は1番左に接続しておくのがベター。
そうしておけば複数のポートを利用しても最低50Wの出力が担保できるので、多くの機器は純正充電器などと同等くらいのスピードで充電できますよ。


もちろん1番左のポートを単体でつかえば、最大100Wでの高速充電になりますしね。
逆に右側のポートは最大20Wまでと出力が絞られているので、スマホやワイヤレスイヤホンなどの低出力でも充電できる機器は、右側に接続するのがベター。
タブレットなどに比べて相対的にバッテリーが小さい分、20Wでも十分スピーディに充電できますよ。


参考までですが、過去のiPhoneに付属していた充電器も最大18Wのものでした。(iPhone 11 Pro Maxに付属)
それでもわかりづらい場合は、充電用のケーブルを分けて使うのもアリかも。
高出力は白いケーブル、低出力は黒いケーブルなどと分ければ、パッとみて使い分けられるのでおすすめです。
実はボクも「高出力はAnker PowerLine III Flow、低出力はAnker 高耐久ナイロンケーブル」と、使い分けています。


ケーブルを変えておけば一目で判断できるので効率的ですよ!


Anker 547 Chargerの詳細仕様
カラー | ホワイト |
サイズ | 約 99 × 70 × 34 mm |
重さ | 約400g |
ポート数 | 4(USB-Cポート × 4) |
合計最大出力 | 120W |
USB Power Delivery対応 | ○ |

Anker 547 Charger(120W)を使ってみて感じたこと
Anker 547 Chargerを購入して使ってみて感じたことを、わかりやすく紹介します。
1ポート最大100Wでの充電が快適
Anker 547 Chargerの最大の魅力は、なんと言ってもその1ポート最大100Wの高出力さ。
MacBook Pro 13インチを1時間ちょっとで60%から100%まで充電できるそのスピードは、慣れてしまうと低出力の充電器にはもう戻れません。

この充電スピードが活かせるのは、ノートパソコンを持ち運んで作業する機会が多い場合。
一時帰宅した際や充電を忘れてしまった時でも驚くようなスピードで充電できるので、バッテリー残量の不安がほとんどなくなります。

逆に、家から持ち出さずに作業する人にはあんまり必要ないかも?
この最大100Wでの充電には、対応したUSBケーブルが必要です。
おすすめはボクも使っているAnker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル。
ケーブルとは思えない柔らかさと絡みづらさが優秀な製品です。



左の写真のようにコンパクトにまとめても、ほぐせばすぐに右の写真のようになるんです。絡まるストレスとはおさらばです。
4ポートを同時に充電できてスピード十分
最近はワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなどの充電する機器が増えてきているので、充電器がいくつあっても足りなくなりがち。
ですがAnker 547 Chargerは4つの機器を同時に充電できるので、充電器の奪い合いにならずにすむんです。
しかも4ポートを同時に使っても最低20Wは確保されるので、充電スピードに悩まされることもありません。
ノートパソコン・タブレット・スマホ・イヤホンなどを充電しても問題ないスペックは、サイズを考えると少し驚異的です。


リビングに置いておいて、家族やパートナーのスマホやゲーム機をまとめて充電するのにも使えますね。
ケーブルタイプなのでコンセント付近がスッキリする
Anker 547 Chargerはケーブルタイプの充電器。
コンセントに直接本体を挿さずにすむので、無駄にスペースをとってしまったり、他のコンセントを埋めてしまわずにすみます。
付属のケーブルは1.5mの長さがあるので、本体を好きな場所に置けるのが便利ですね。

デスク上に置くのはもちろん、付属の両面テープを使ってデスク裏に貼り付けたり、ベッドのヘッドボードに置いたりと、さまざまな場所で活躍できますよ。
持ち運びにはすこし不向き
Anker 547 Chargerはコンパクトな充電器ですが、重量は約400g、ケーブルは1.5mもあるので、持ち運ぶのには少し不向きです。



ケーブルも合わせると、ほぼ500gです……。
ただし、貴重な高出力+4ポートの充電器なので、ノートパソコンからスマホまで機器を問わずに充電できるのが便利なのも事実。
ここぞという旅行や出張などの際にだけ持ち運び、毎日の持ち運びにはよりコンパクトな充電器を使い分けるのがおすすめです。

Anker 547 Charger(120W)はこんな人におすすめ
- ノートパソコンなどのバッテリーが大きい機器を充電したい
- 高速充電できるスマホやタブレットなどを持っている
- 1箇所でたくさんの機器を充電したい
- コンセントが少し離れたところにある
Anker 547 Chargerは、複数の機器をまとめて高速充電したい人におすすめ。
1ポート最大100Wで出力できるので、タブレットやノートパソコンのバッテリー容量が大きいものでもあっという間に充電できます。
また同時に4台まで安定した高出力で充電できるので、リビングの一角でスマホやゲーム機などにも使える汎用性の高さも魅力的。
「ノートパソコンとかは充電しないからもうちょっとコンパクトなのが……」という人には、Anker PowerPort Atom 3シリーズを選ぶと良いですよ。
まとめ:スマホからパソコンまで使える4ポート充電器の決定版

Anker 547 Chargerは、スマホからパソコンまで使える4ポート充電器の決定版といえる製品。
1ポート最大100W、4ポート合計最大120Wで充電できる高出力を持ちながら、机に置いても邪魔にならないコンパクトさは「とにかく優秀」の一言。
現状、これ以上の多ポート充電器はないんじゃないかと感じるほどなので、気になっている方はぜひチェックしてみてください。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。
