この記事を読むと、カーコーティングの必要性についてわかります。
ボク自身、車好きながらコーティングに対して半信半疑でした。
しかし、付き合いでコーティングをかけることになった結果、コーティングなしの車生活が想像できなくなりました。
なのでこの記事は、「コーティングに興味のなかった筆者が、同じくコーティングに興味のない人に向けて、良さを伝える目線」でお送りします。
それでは、早速みていきましょう。

「コーティングなんてほとんど効果ないでしょ」と思っていましたが、
メリットだらけでどハマりしました。
結果として今は、「車のコーティングは必須」だと感じています。
車にはコーティングが必須です

車を保有すると、キレイな状態で保有する大変さを感じます。
例えば車汚れには、こんな悩みがありますよね。
- 黄砂や花粉で泥だらけ
- 砂利駐車場の砂埃で傷だらけ
- 雨や結露での水垢だらけ
どれもよくある状況ですよね。
車汚れがひどくなったら洗車をすれば解決しますが、いざ洗車をしようにも場所が無かったり、手間がかかったりと大変な思いをします。
他にもまだまだ車汚れの悩みはありますが、とにかく車をキレイに維持するのは、骨が折れます。
大切にしている車を、キレイに維持したい

人は、自分が大切にしているモノがキレイだと、気分が良くなります。
逆に、傷がついたりしてしまうと、とても悲しい気持ちに。
- 就職祝いに親からもらったペン
- パートナーとお揃いの指輪
- 子どもから誕生日プレゼントでもらった手作りの折り紙。
大切にしているものが傷ついてしまったら、とても悲しいですよね。
車も、あなたが頑張って働いて買った、大切なモノのはず。
だからこそ、愛着を持って大切にしてあげるべきです。
そんなあなたにオススメしたいのが、コーティングです。
コーティングは、車がキレイになり、所有する満足度が上がります。
そんなコーティングのメリットについて、解説していきます。
コーティングのメリット3つ
- メリット①:洗車が減る&楽になる
- メリット②:塗装面を守れる
- メリット③:車がキレイに見える
メリットは3つあるので、わかりやすく解説していきます。
メリット①:洗車が減る&楽になる

コーティングをかけると、洗車が減る&楽になります。
これはコーティングの効果で、汚れが車に付着しにくくなるからですね。
- 汚れが付着しにくくなる(汚れにくい) → 洗車の回数が減る
- 汚れが付着しにくくなる(こびりつかない) → 汚れが落ちやすく、洗車が楽になる
上記の通りです。
コーティングをかけると、車が汚れにくく落ちやすくなります。
汚れを落とすために強くこする必要がなく、カーシャンプーをつけて軽くこするだけでOK。
落としづらいドアハンドルなどからの油汚れも、サッと落ちるようになりますよ。
メリット②:塗装面を守れる
コーティングは、塗装面を守れます。
画像で説明すると、以下のイメージです。

左がコーティングあり、右がなしです。
両方にある「白のV溝」は、ついた傷をイメージしてください。
同じ傷がついた場合、コーティングしてあればコーティング面が傷ついただけで済みます。
表面を修復するのは容易で、再度コーティングをかければOKです。
しかし、コーティングなしの場合、塗装面が傷ついてしまいます。
塗装面のキレイな修復は難しく、場合によってはパネル全体を塗りなおす必要も出てきてしまいます。
このような深い傷ではなくとも、洗車傷や鳥害などによる塗装の痛みも、コーティングがしてあれば、コーティング面の損傷ですむので安心ですね。
ちなみに売却時に車がキレイだと、査定が上がりやすくなります。
外装は劣化しやすいので、キレイだと「大切に乗られていた車だから、他も状態が良いだろう」と判断できるからですね。
また、塗装面を守るにはカバーライトのカバーをかけるのもおすすめ。
コーティング+カバーを組み合わせることで、いつまでも新車のようなキレイさで車を維持できますよ。
メリット③:車がキレイに見える

コーティングをかけると、車がキレイに見える様になります。
これは、コーティング面の厚みで奥行きが増し、塗装に深みが出るからです。

上図のイメージです。
光が「コーティング面で少し、塗装面で多く」反射することで、反射光にズレが生じ、塗装の奥行きを感じるようになります。
僅かな違いに感じますが、予想以上に透明感が増し、車がキレイに見えますよ。
メタリック系ボディカラーを採用している車の場合、より効果を実感しやすいです。
これは、メタリック系ボディカラーには元からクリア層とよばれる部分が、塗装面の上にあるからです。
最初からあるクリア層がコーティング面と重なり、奥行きが更に増すのが理由です。
ここまで、コーティングのメリットを紹介してきました。
ですが、メリットがあるという事は、デメリットもあります。
それもわかりやすく解説します。
コーティングのデメリット3つ
- デメリット①:金額が高い
- デメリット②:屋外保管だと、長期間持たない
- デメリット③:良し悪しの判断がしづらい
3つを順番に解説していきます。
デメリット①:金額が高い
コーティングは、比較的安価なモノでも、2万円ほどかかります。
高価なモノだと、20万円以上かかったりも。
やはり洗車の頻度が下がっても、中々回収しづらい金額なのがネックですよね。
決してコーティングに掛けた金額は回収できないかもしれませんが、いつまでもキレイな状態で愛車と接することが出来る幸せを感じるしかなさそうです。
自分でコーティングをかければ、意外と安く上がります
コーティング価格の設定には少しトリックがありまして、価格の大半はいわゆる手間代だったりします。(場所代や人件費など)
なので、専門店で10万円のコーティングなら、1万円ほどで業務用のコーティング剤を購入できたりします。(ボクがBRZにかけた、【G’ZOXリアルガラスコート Class M】の場合。)
しかし、業務用のコーティング剤自体は一般販売されていませんので、Yahoo!オークションやECサイトで転売されているのを購入するしかありません。
(トラブル等も懸念されますので、自己責任でお願いします。)
コーティング剤には業務用と一般販売用があります。
- 業務用 → 扱いが難しいですが、効果が抜群です。
- 一般販売用 → 扱いは簡単ですが、効果はまちまちです。
業務用のコーティングをかける前には、鉄粉除去や油分の除去などを丁寧に行う必要があります。
なので、よほど予算に余裕がない場合を除いて、専門店にお願いした方が安心です。
デメリット②:屋外保管だと、長期間持たない
コーティングは、車の保管状況により耐久期間が異なります。
特に車を屋外保管していると耐久期間が短くなりがちです。
耐久期間は、安価なコーティングでは3カ月~1年程。質の良いコーティングでも1年~3年程持てばよい方です。
コーティングの価格にもよりますが、数年でダメになるモノに多額のお金を払うのは、お財布に優しくないですよね。
コーティングを長持ちさせるには、太陽光に当てない事が大事
コーティング悪化の原因は様々ですが、主な原因は太陽光です。
対策は以下の通りです。
- 屋根の下に置く → 太陽光の当たらない場所に置く
- カーカバーをかける → 太陽光を直接当てないようにする
- コーティングのメンテナンスを行う → 多少劣化したコーティングを修復する
やはり理想は屋根の下に置く事です。
ボクは都合上、車を屋根の下に置けないので、カーカバーをかけて屋外に保管しています。
1年程置いてますが、コーティングの劣化はほぼありません。
デメリット③:良し悪しの判断がしづらい
コーティングは、良し悪しの判断がしづらいです。
手軽なモノから高価なモノまで様々ですが、価格設定の曖昧さや、効果の程が分かりづらさが原因ですね。
「コーティングの有無で、車の状態などは全然違う」と断言できますが、あまり車に興味がない方には、納得してもらいづらいです。
初めてのコーティングにはKeeper技研のダイヤモンドキーパーがオススメ
初めてコーティングをかけるあなたには、Keeper技研の「ダイヤモンドキーパー」がオススメです。
最近は、ガソリンスタンドやディーラーなどの様々な場所で施工できます。
Keeperのコーティングは、どこでも安定した品質で施工されるのがメリット。
過去に2回、Keeper技研のコーティングを施工しましたが、2回ともガソリンスタンドでかけています。ムラなどもなく、安定した品質でした。

実際にコーティングをかけた車両の水はじきを見てみる
ここまでメリット・デメリットなどを解説してきましたが、実際に見る方が分かりやすいので、動画や写真を用意しました。
ボンネット上を水が流れ落ちていく様子
実際に、コーティングされているボクの車に水をかけた様子です。
ボンネット上を水が滑り落ちていきますね。
動画中盤でシャワーを停止しても、水はそのまま流れ落ちるのが分かりますね。
ポイントは、その流れた後の水の残りがほとんどない事。
コーティングによる強い撥水効果のおかげですね。
コーティング上では、水が弾かれて水玉になる
コーティング上では、水が弾かれて水玉になります。
実際の車両での様子を撮影したので、見てみましょう。
①EXキーパー プレミアム(コーティング後1年・カーカバー使用)

シッカリと水をはじき、水玉の様に弾いているのが分かります。
屋外で保管していましたが、カーカバーを使用していたこともあり、紫外線等による劣化があまりありませんでした。
施工されているコーティングの詳細は、Keeper技研公式ホームページをご覧ください。
EXキーパーは、Keeper技研が業務用で販売しているコーティングです。
Keeper技研の主力商品は、業務用コーティングです。
コーティング剤の自社開発や多様な講習をおこなっており、コーティングに対する信頼性を向上することに努めている会社です。
②G’ZOX リアルガラスコート Class M(コーティング後2カ月・屋外青空駐車)

こちらも、水玉の様に弾いているのが分かります。
まだコーティング後2ヶ月ほどですが、屋外で太陽光を浴び続けているので、どれくらいの期間でコーティング効果が持続するかは未知数です。
施工されているコーティングの詳細は、G’ZOX公式ホームページをご覧ください。
G’ZOXは、ソフト99コーポレーションが業務用で販売しているコーティングです。
ソフト99の代表商品は、ガラコやフクピカです。
様々な場所で売られているので、使ったことがある人も多いのではないでしょうか。
③コーティングなし(車両購入後3年・屋外青空駐車)

水がベタッと広がり、水が弾かれていないのが分かります。
この状態は、洗車後のタオルでの拭き取りも甘くなるので、洗車してもキレイになりづらいです。
水を拭き取ったつもりでも、ボディにわずかに残ることも多々あります。
まとめ:車好きならコーティングは必須です

今回は、「車好きならコーティングは必須」という話でした。
コーティングは車を汚れから守ってくれるだけでなく、車をキレイに見せる効果もあります。
ボクもコーティングに関しては半信半疑でしたが、やはりコーティングの有無の差は歴然。
それなりにお金はかかりますが、「コーティングをかけるようにしてよかったな」と感じています。
あなたの大切な車を、よりキレイにしてあげませんか?
もっと車のことを好きになりますよ。
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。