こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
新しいiPhoneを買ったら真っ先に用意するのがケース。先日、iPhone 14 Proを購入したんですが、あまりの価格の高さにおどろき、いつも以上に大切に使おうと考えています。
とはいえ、ケースを装着してしまうと一回り大きく重くなってしまうため、本当はあまりケースをつけたくない気持ちもあるんですよね。

ケースをつけて守りたい。でもこれ以上大きくなるとさらに持ちにくい。ここ数年はそんな矛盾を感じながらiPhoneを使っています。
そこで、薄くて軽いケースとして有名な、CASEFINITE THE FROST AIR(ケースフィニット フロストエア)を購入。すでにiPad mini 6やGoogle Pixel 7で愛用していますが、その使用感はやはり最高でした。

CASEFINITE THE FROST AIRは薄くて軽いのが特徴のiPhoneケース。
寸分違わぬぴったりサイズかつ超軽量なので、ケースをつけているはずなのにつけていないような感覚があります。飛び出し気味になっているカメラ周りもしっかりと守れるのもGood。
また、手触りがさらさらすべすべで気持ちよく、皮脂などの汚れもつかないのも優秀。THE FROST AIRをつかっていると、もう他のケースは選びたくなくなるほどです。
というわけで今回は、iPhone用 CASEFINITE THE FROST AIRについて、実際の使用感や品質について紹介していきます。

今回紹介しているのはiPhone 14 Pro用のものですが、他にも旧機種やGoogle Pixelシリーズなど、対応機種は豊富です。他機種のレビューは以下にまとめています。

iPhone用 THE FROST AIRの外観・特徴

さっそくiPhone用 CASEFINITE THE FROST AIRを開封していきます。
重さ | 約8g |
厚み | 約0.8mm以下 |
材質 | ポリプロピレン |
価格(税込) | 3,249円 |
色 | スモークブラック・アイスホワイト |
対応機種 | 2016年以降に発売されたすべてのiPhone(iPhone 7以降すべて) Google Pixel 4a / 5 / 6 / 6 Pro / 7 / 7 Pro iPad mini 6・iPad Air 4/5 |

内容物はTHE FROST AIR本体とリーフレット3種類と少なめです。

リーフレットの中にはケースにしては珍しい脱着方法の説明書入り。実はこのケース、とても薄く伸びづらいので、説明書通りに脱着しないと割れてしまう可能性があるので注意が必要です。

今回購入したのはアイスホワイト。iPhone 14 Proのシルバーに合わせて選びました。
表面はサラッとした手触りですが、滑りそうなほどではありません。かなり緻密なマット感で、ケースの品質の良さを感じさせてくれます。汚れが目立ちにくいのもGood。
ちなみにケースの材質はポリプロピレンを採用。TPUやシリコンなどとは異なり、強度を保ちつつ薄く軽く加工できるのが特徴です。

ケースの厚みはなんと約0.8mm以下と激薄。下に置いたクレジットカードの模様が透けて見えるほど薄いんです。

重さを測ってみると、たったの7gしかありませんでした。正直、ケース単体を手で持っていても重さを感じないレベルです。


ケースをつける前にクオリティチェック。カメラ周りやサイドボタンなどがキレイにくり抜かれていました。特にスピーカーホールは、穴1つ1つが丁寧にくり抜かれているのには驚きです。

実際にiPhone 14 Proに装着してみると、本体のシルバーとケースのアイスホワイトが合わさって上品な印象にランクアップ。


各ボタン部分をみて精度を確認してみると、ズレはほぼなしと言えるほど。

1つ1つ穴が空いているスピーカーホールにいたっては完璧な精度です。
Lightningケーブルの穴だけは大きく加工されているため、純正ケーブルはもちろん、アダプタータイプのかなり太いものでも問題なく使えました。


ケースとして大切なディスプレイとカメラのフチ部分をチェック。どちらもケースの方が高く作られているので、どちらを下にして机においてもキズがつくことはありません。

ケースそのものが薄いのでカメラのフチ部分の強度が気になりましたが、この部分だけ分厚く作られていて強度は全く問題がありませんでした。細部の配慮に至るまで完璧ですね。
iPhone用 THE FROST AIRのメリット
続いて、実際にiPhone用 THE FROST AIRのメリットを3点紹介します。
iPhoneを保護しつつも使い勝手を変えない

THE FROST AIRは厚さ0.8mm、重さ8g以下とあってないようなもの。iPhoneに装着してもジャストフィットなので、使い勝手を全く変えずに使えます。
ボクは手が小さめなので「ケースを装着したら一回り大きくなって使いづらくなった……」なんてことがあるんですが、THE FROST AIRを使い始めてからはそういったストレスはゼロに。

いくら薄くて軽いとはいえしっかりとしたケースなので、普段使いでついてしまう傷からは徹底的にガード。ディスプレイやカメラからより一回り高くなるように作られているので、机などにおく際も安心です。
iPhoneのデザインをよりミニマルにアップグレード

THE FROST AIRは、装着するだけでiPhoneのデザインをよりスッキリとミニマルにアップグレード。
側面のスイッチ類はほぼツライチに揃うことで凹凸が最小限に。ケースによくあるロゴもなく、装着のために必要なスリットなども全くなし。とにかく余計な要素が削ぎ落とされているんです。

スイッチ類がほぼツライチに揃うことで押しにくくなると思うかもしれませんが、そんなことは全くなし。ごくわずかにケースの方が高いに加え、iPhoneとケースの触感が全く異なるため、触ればすぐにわかるんです。

+αとして、ディスプレイに保護ガラスを貼るとよりフラット感が増すのでおすすめ。
ボクも愛用しているベルモンドのモンスターフィルムなら、ガラスが薄めに作られているので貼り付けてもケースのフチのほうが高いまま。ケースと合わせて全体を保護できるので、キズがつく心配をせずに使えるようになりますよ。

モンスターフィルムは貼り付けるのもほぼワンタッチなので、フィルム貼りが苦手な人でも大丈夫。2枚入りなので万が一の時でも大丈夫なのが嬉しいんです。

MagSafeアクセサリも問題なく使える

THE FROST AIRは厚みが約0.8mm以下しかないので、ケースを装着しても問題なくMagSafeアクセサリを活用できます。

今回装着したiPhone 14 Proでも、愛用しているMagSafeレザーウォレットもバッチリ使えたので、満足度がかなり高めです。
念のためにMagSafeの強度が弱まってないか確認したところ、ケース非装着よりわずかに弱くなっている様子。ですが勝手に落ちてしまうほどではないので、十分実用できるレベルです
ただ、THE FROST AIRの表面はサラサラとした触り心地のため、アクセサリの材質によっては外れやすい印象のものも。勝手に外れて落ちてしまうことなどはありませんが、一応気にかけておいた方が良いでしょう。

iPhone 14 Proは背面がすりガラス調なので、もとからMagSafeアクセサリが少し外れやすいんです。それとほぼ同等な印象だったので、標準モデルの場合はかなり外れやすいと感じてしまうかもしれません。
iPhone用 THE FROST AIRのデメリット
続いて、実際にiPhone用 THE FROST AIRのデメリットを2点、紹介します。
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カラーリングが2種類しかないのがもったいない

iPhoneをよりミニマルな印象にしてくれるTHE FROST AIR。残念なのは、そのカラーリングがスモークブラックとアイスホワイトの2種類しかないことです。
CASEFINITEは過去にiPhone 11 Pro用ではクラシックグリーン、iPhone 12シリーズ用ではメタリックブルーという専用色を用意していたこともあったので、「各モデルのテーマカラーだけは用意してくれると嬉しいのに」と思ってしまいました。

シンプルさを考えるとブラックとホワイトの2色展開でもいいと思いますが、すべてのカラーリングを考えると、もうちょっと色が豊富だといいのにと感じます。
保護能力はそこまで高くない

薄くて軽いのがTHE FROST AIRのメリットですが、裏を返せば保護能力はそこまで高くないので注意が必要。
普段使いをしていてできるちょっとした引っかき傷やすり傷からは守ってくれますが、不意に落としてしまうような強い衝撃には耐えられません。
幸い、自宅で胸元くらいの高さから落としてしまった際にはケース・本体ともに無傷でしたが、屋外でアスファルトなどの硬いところに落とすと、ケースを貫通してキズや凹みができてしまう可能性もあります。

保護能力はどうしてもトレードオフになってしまうので、THE FROST AIRは使う人を選ぶところがあります。

「できればTHE FROST AIRのような薄くて軽いケースが欲しいけど、もうちょっと保護能力が欲しい……」という場合は、同じくCASEFINITEから発売されているTHE FROST AIR ULTRAがおすすめ。
THE FROST AIRの良さを損なわないようにしながら強度面をアップグレード。カメラやディスプレイのフチも高くなるため、普段使いの傷だけでなく、落下時の衝撃からもしっかりと守ってくれるようになります。

「つけていないような使い心地」から「薄くて強い」へグレードアップ!

iPhone用 THE FROST AIRはこんな人におすすめ
- iPhoneをもとから丁寧に使っている自信がある
- ケースをつけて持ちづらくなるのがイヤ
- iPhoneのデザインを変えたくないけど守りたい
CASEFINITE THE FROST AIRは、iPhoneの使い勝手を変えずに普段使いの傷から守ってくれる薄型軽量なケース。
iPhoneにピッタリサイズかつ約8g以下という超軽量のおかげで、ケースなしの状態とほぼ変わらない使用感を実現。サラッとした触り心地も気持ちよく、iPhoneの雰囲気を損なわない上質さもあります。
ですが、薄さと軽さを実現する代わりに、落下時の保護性能はトレードオフになってしまっている部分があるので、使う人を選ぶのは言わずもがな。
「スマホを保護したいけど大きく重くなるのはイヤ」「ケースは基本的につけたくないけど傷はつけたくない」といったケースに対するネガティブな気持ちに真っ向から応えるケースなので、ハマる人にはとことんはまります。
十分薄さ・軽さに特化した部類のケースではありますが、「もっと限界まで軽いのがいい!」という人にはwraplusのスキンシールが、「THE FROST AIRじゃ保護性能が不安」という人にはTHE FROST AIR ULTRAがおすすめです。
薄くて軽くて最高にシンプルなケース

CASEFINITE THE FROST AIRは、薄くて軽くて最高にシンプルなケースです。
iPad mini 6、Google Pixel 7と使ってきてiPhone 14 Proでも使うことにしましたが、このケースがもつ「ケースをつけてるのに、つけてないような使用感」はやはり秀逸だと感じています。
このケースをつけたおかげで、ジーンズのポケットの近くにある金具やバッグの口のファスナーなど、日常生活に潜んでいるスマホを傷つけるものを気にする必要がなくなり、ストレスフリーになりました。
THE FROST AIRに興味を持っている人なら、買ってみても全く後悔することはないはず。使ってみるとその良さに病みつきになりますよ。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。
