【中屋万年筆背鰭ver.2レビュー】職人技が光る!国産最高峰のオーダーメイド万年筆

文房具
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カクタケイ
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こんにちは、カクタケイです。

1:万年筆大好き29歳
2:一時は100本以上の万年筆を所持
3:今は30本ほどに絞り、厳選した万年筆ライフを楽しむ

先日、中屋万年筆 背鰭 ver.2 赤溜を購入しました。

前々から興味はあったのですが、生産数の少なさや価格の高さから縁がなく、ボクの中で「いつか購入したい万年筆No.1」の座に居続けていました。

そんな中、丸善日本橋店で行われた「第13回 世界の万年筆展」を見にいくと、背鰭 ver.2が偶然そこにありました。

下段の右から3本目に、さりげなく置いてあった。
カクタケイ
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ショーケース内にナチュラルに展示してあったので、一瞬見逃しそうになりました。

ちょうど誕生日も近く、「何かの運命みたいなもんだ」と思ったので即購入。

持ち帰って使ってみると、独特のデザインばかり目についていましたが、万年筆としての素性の良さが際立っていました。

背鰭のデザインや漆の質感、書いた時のバランス感や書き味など、さまざまな面でクオリティが高く、「もっと早く買っておけばよかった…」と思ったほど。

今回はそう感じた理由を、万年筆が大好きでやまないボクがわかりやすく解説します。

カクタケイ
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個人的にはモンブラン149以上に使いやすいと感じてます。

こう感じる魅力を、丁寧に伝えてきます。

中屋万年筆 背鰭ver.2の特徴

  • 日本刀をイメージしたデザイン
  • エボナイト+漆のハンドメイド
  • 職人技で調整されたペン先

中屋万年筆 背鰭ver.2がオススメの人

  • 職人技が好きな人
  • 終の一本が欲しい人
  • 国産最高レベルの万年筆が欲しい人
https://www.nakaya.org/review.aspx?id=100044&type=body
手作り万年筆ショップ・中屋万年筆
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中屋万年筆 背鰭 ver.2は国産最高レベルのオーダーメイド万年筆

世界にただ一つ、あなただけの万年筆

中屋万年筆 公式サイトより 左上には「FOR YOUR HAND ONLY」の文字が。

今回購入した背鰭 ver.2。プラチナ万年筆の高級ブランドでもある中屋万年筆から発売されています。

中屋の万年筆は、全て職人の手作業で作られているのが特徴。

定番品でも70,000円〜と少々高価ですが、エボナイトと漆を用いて手作業で作られる万年筆は、大量生産品からは得られない温かみや、独創的なデザインを持ち合わせています。

カクタケイ
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特注品では蒔絵・螺鈿・炭粉仕上げなどの伝統装飾技法が用いられ、

より華やかな工芸品のような万年筆も作られています。

購入時に添付される挨拶。中屋の万年筆がどういうものなのか、分かりやすく説明されている。

中屋万年筆のもう一つの特徴は、ペン先を一人ひとりに最適な状態に調整してくれること。

ペン先職人によって調整された万年筆の書き味は絶品で、紙の上を軽やかに踊るような筆記感が得られます。万年筆好きにはたまらない逸品です。

カクタケイ
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万年筆は使い続けることで、少しずつその人に最適な状態になっていきますが、

中屋の万年筆は、最初から最適化されて状態で出荷されているんです。

中屋万年筆 背鰭ver.2の外観

実際に背鰭ver.2を開封しながら、確認していきます。

中屋万年筆の製品は桐箱に入っており、日本らしさを感じさせてくれます。

「特製万年筆」なんかズルい響き。

中を開けてみると、布袋に包まれた万年筆と、サービスのカートリッジインクが出てきます。

プラチナのカートリッジが一箱もらえるのが、地味に嬉しい。なんとなく厳かな雰囲気がある。

中屋万年筆 背鰭 ver.2の付属品

  • 万年筆本体
  • 桐箱
  • 布袋
  • カートリッジインク1箱(プラチナ万年筆製)

布袋を箱から取り出します。上部はヒモで結わいてあります。

既にこの袋から高そうだったり。実はこの布袋も、手作業で作られている。

外側は、鉄紺色に金色で模様が描かれており華やかな印象です。内側は、鮮やかな黄色になっており、万年筆を優しく保護してくれます。

この内外のコントラストはずるい。目を奪われる。

万年筆を取り出すと、特徴的なデザインが目に入ります。

「背鰭」と呼ぶだけあり、軸全体からヒレが生えているような形をしています。

初めて知った時は「ヒレ…?使いにくそう」とか思ったんです。でもどんどん惹かれていきました。
カクタケイ
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これは丸い軸を作った後、炭粉と漆でヒレの形を盛り上げて作っているんです。

横から見たときの反り具合は日本刀を参考にしており、美しさと凛々しさを感じます。

緩やかなカーブがキレイ。本当に刀のようにも見えてくる。

万年筆表面は漆が塗られています。溜塗りという技法で塗られているので、奥行きと透明感があるのが特徴です。

漆が塗られているので、厚みがあってみずみずしくも見える。

溜塗りは塗り方の関係で、背鰭の折れなどの段差があるところは薄くなり、平滑な部分は濃くなるので、万年筆全体の色味には変化があります。この色変化が漆の良さでもあります。

ヒレの突起やキャップの端っこなどの薄い赤と、全体的な濃い赤のコントラストがキレイ。

キャップを外すと、14金で作られたペン先がお目見え。字幅は細字です。メッキ等はかけられていない純粋な14金のペン先を、徹底的に磨き上げてピカピカにしてあります。

今回はイエローゴールドのまま。ピンクゴールドやロジウムなど、自分の好きな仕様で購入できる。
カクタケイ
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このデザインや質感が、中屋万年筆 背鰭 ver.2の何よりの魅力。

隙あらばずっと眺めていたい美しさです。

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手作り万年筆ショップ・中屋万年筆

中屋万年筆 背鰭 ver.2の良い点・メリット

背鰭のデザインを確認したあとは、実際に使ってみて感じた良い点・メリットを紹介します。

その①:太くて軽いから、安定して書きやすい

背鰭の軸径は、最大で17mm。万年筆の中では太めの部類に入ります。

太い軸は手に力が入りにくいので、万年筆を軽い力で保持できるようになり、結果的に手の疲れがほとんどありません。腰を据えて使うのに最適です。

漆のおかげで、太さがありながらもしっとりと吸い付くような持ち心地になっているのも、嬉しいポイントです。

太さも長さも十分。モンブラン149と同じレベルで、安定して使える。

また、大型万年筆特有の安定感もありながらも、エボナイトを用いているのでキャップ込みでも27gと軽量。キャップ無しなら20gしかありません。

なんと、プラチナ万年筆の#3776センチュリーとほとんど変わらないんです。大型万年筆と実用サイズの万年筆の重量がほとんど変わらないのは、驚きですね。

カクタケイ
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中屋の万年筆は吸入機構がないから、

他の大型万年筆より軽めに作りやすいのかも。

その②:背鰭のおかげで、置いても転がらない

これは地味なんですが、とても実用的で便利なところ。

背鰭は軸にもキャップにもヒレが作られているので、机などに置いても転がりません。

ヒレが地面に当たるので、転がらない。これのおかげで、安心して机の上に置けるようになった。

考えをノートにまとめる時など、意外と万年筆を机に置きたくなるタイミングもありますよね。

でも多くの万年筆はネジ式のキャップなので、いちいちキャップを着脱するのは大変です。かといってキャップをつけずに置いてしまうと、転がって落としたりする危険性があります。

普通なら転がってしまうので、いつもは転がり防止のために、頭だけキャップに入れて机の上に置いたりしていた。

そんな時にも背鰭なら、サッと机の上に置いても転がらないので、安心して使えるんです。

机に置くときはペンが傷つかないようにマウスパッドの上に置きますが、以下のようなペントレーを用意しておくと、傷つかず落下の心配もなく安心して置けるのでオススメです。

カクタケイ
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特に万年筆はペン先が命。

落としたら使えなくなってしまうので、注意が必要です。

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中屋万年筆 背鰭 ver.2の気になる点・デメリット

デザインも使い勝手も好きな一本なのですが、それでも気になる点・デメリットが一つだけあったので紹介します。

その①:持ち運ぶのが難しい

背鰭を購入してからまだひと月も経っていませんが、あまりにも気に入りすぎて「持ち運びたいなぁ」と思ったときに気付きました。

背鰭は特徴的なデザインをしているが故に、いつも愛用している3本用のペンケースが使えませんでした。

カクタケイ
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伸縮するバンドのペンケースや、1本用ペンシースなど、

ペンの形状に左右されないケースなら使えるはず。

パイロット ペンサンブル 3本用。比較的手頃な値段でいながらも頑丈。モンブラン149すら持ち運べるんですが…。

なので色々悩んだ結果、現在は購入時に付属していた布袋で持ち運んでいます。

5本用のロールペンケースもあるのですが、今の生活ではそこまでの本数を持ち歩くことがなくなっているので使えず。

こういった自由度の高いペンケースなら持ち運べる。前は大活躍でしたが、今は持ち運ぶ本数が減ったから使わなくなってしまった。

パイロット ペンサンブル ロールペンケースは、モンブラン149などの大型万年筆でも問題なく、他の筆記具と接触する危険もなく持ち運べるので、複数の万年筆を持ち運ぶ人にオススメです。

中屋万年筆 背鰭 ver.2を競合する万年筆と比較

同じ中屋万年筆の十角ポータブルと、万年筆のサイズが近いモンブラン149と比較してみます。

十角ポータブルはエボナイトと漆が、モンブラン149はサイズが似ている万年筆です。

中屋万年筆 十角ポータブルと比較

まずは同じ中屋万年筆の十角ポータブルから。こちらは黒溜です。

キャップを装着している状態の長さは同じくらい。

十角ポータブル。クリップ付きの「ライター」というモデル。

ですがキャップを外すと、十角のほうが短くなりますね。

中屋万年筆では十角を2本所有。首軸が細かったので、「中屋の万年筆はこういうものなんだろう」と、勝手に納得していた。

気付くのは、首軸の太さが全然違う事。細めなので適度な力が書けやすく、どんな時でもサッと筆記するのに向いています。

十画は首軸に白貝の象嵌を入れてあります。こういった特殊オーダーができるのも、中屋万年筆ならでは。

ペン先は同じサイズですが染め分けが異なるので、少し違う印象がありますね。ただ、十角のペン先にはかなり使用感が出ているので、色味の参考にはならないのでご注意を。

カクタケイ
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背鰭も十角も、中屋にしか作れない独創的なデザイン。

腰を据えて使いたい人は背鰭を、気軽に使いたい人は十角がオススメです。

モンブラン マイスターシュテュック149と比較

次は、モンブラン マイスターシュテュック149です。

こちらも、キャップをしている時の大きさは同じくらいです。太さも同じくらいの印象を受けます。

モンブラン149。かなり大型の万年筆だが、背鰭も負けていない。

キャップを外すと、万年筆の中でも最大レベルのペン先が姿を現します。

決して背鰭のペン先も小さくはないのですが、モンブラン マイスターシュテュック149と比べると、とても小さく見えます。

流石にペン先のサイズはモンブラン149の圧勝。大きいから書き味が良い…というわけでもないので、実はどうでもいい。

首軸の太さも背鰭と同じくらいなので、持った感覚も似ています。しいて言えば、背鰭のほうが軽いくらいの差しかありません。

結局持つ位置はどちらもネジ付近。持った感じが変わらないのは、ペン先からネジの位置があまり変わらないからかもしれない。

形こそ全く違いますが使用感が似ているので、上質な万年筆が欲しい人には、良い競合品になっていますね。

カクタケイ
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「エボナイト+漆のハンドメイド」と「万年筆の王様」

どちらも使うにも愛でるにも、最高の万年筆です。

まとめ:中屋万年筆 背鰭 ver.2は職人技を感じられる逸品

今回は、中屋万年筆 背鰭 ver.2の紹介でした。

背鰭 ver.2の独特なデザインや漆の質感、一人ひとりに合ったペン先のなめらかさ。どの点をみても非常に優れており、「メイドインジャパンここに極まれり。」とすら感じる逸品です。

海外製の高級万年筆とはまた違うベクトルの製品で、日本らしさに溢れる高級万年筆です。

中屋万年筆 背鰭ver.2がオススメの人

  • 職人技が好きな人
  • 終の一本が欲しい人
  • 国産最高レベルの万年筆が欲しい人

日本らしい万年筆を探している人や職人技を堪能したい人にはピッタリなので、ぜひ中屋万年筆 背鰭 ver.2に手を出してみるのはいかがでしょうか。

カクタケイ
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「こんな万年筆あるんだなぁ」と思ってもらえるだけで嬉しいです。

職人技が光る、国産最高レベルのオーダーメイド万年筆です。

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