こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
スマホを使っていると必要になるのが充電環境。
スマホ1つならそこまで困りませんが、ワイヤレスイヤホンやモバイルバッテリーなど、アクセサリーなども合わせると充電するものが増えてしまい、充電スペースがごちゃごちゃになってしまうんですよね。

充電するものが4つくらいになった時点でコンセント周辺も机もぐちゃぐちゃになって見栄えが悪くなるんですよね……。
そこで今回導入したのがNuAns COLONY(ニュアンス コロニー)という充電スタンドです。

NuAns COLONYは最大7台の端末をまとめて立てておける充電スタンドで、まとめてスマホやタブレットなどを充電できる姿はまさにコロニー(集落)。

たくさんのデバイスを1箇所で管理できるようになるので、コンセントや充電ケーブルがぐちゃぐちゃになることはなく、定位置が決まるので充電忘れもなくなります。
というわけで今回はNuAns COLONYについて、実際に使ってみて感じたことなどをわかりやすく紹介します。
NuAns COLONYの外観・仕様

さっそくNuAns COLONYを開封していきます。パッケージは天面になにもなく、とてもスッキリした印象です。
設置可能台数 | 最大7台 |
1台あたりの対応最大厚 | 約18mmまで |
色 | テクスチャホワイト テクスチャブラック |
材質 | ストーンパウダーを混ぜ込んだオリジナル樹脂 |
本体のサイズ(幅 × 高さ × 奥行き) | 190 × 80 × 190 mm |
設置できる充電器のサイズ(幅 × 高さ × 奥行き) | 110 × 30 × 80 mm |

中身もとてもシンプル。NuAns COLONY本体と、使い方説明のリーフレットのみでした。

NuAns COLONYの全体像を確認。ぱっと見では不思議なデザインですが、上部の溝の部分にスマホを立て、下部の円筒部分の中に充電器を入れて使います。
ちなみにマーブル状に白くなっていますが、これは汚れではなく樹脂のもつ模様です。

溝の底をよくみてみると、底面には本体と同系色のフェルトが貼られており、スマホがスレて傷つかないように配慮されていました。

手前にはさりげなくロゴがデザイン。ロゴそのものは控えめですが、デザインがしっかりとしているので、NuAnsブランドの製品だととてもわかりやすいのがポイント。

NuAns COLONYは国際的に評価の高いデザイン賞の「レッド・ドット・デザイン・アワード」と「iFデザインアワード」の2種類を受賞。
充電スタンドはどうしても実用的なデザインの物が多いですが、NuAns COLONYはインテリアとしてもバッチリです。
NuAns COLONYの使い方
NuAns COLONYはあくまでもただのスタンド。そのままでは、上にスマホやモバイルバッテリーを立たせることしかできません。
ですが、中に充電器やケーブルをセットすることで、複数台の端末をまとめて充電しようとした際に煩雑になりがちなケーブル類を、キレイなまま管理できるようになります。

使い方は簡単。一度セッティングしてしまえば、ケーブルが断線したり増やしたりしない限りはそのままでオッケーです。

NuAns COLONYは3段構造でケーブルをうまくまとめるつくり。内部には爪や穴などがあるので、そこにケーブルを通したりするだけのシンプルな構造です。


まずは下段に充電器を設置。
底面に1箇所穴が空いているので、そこから充電器のケーブルを通します。


続いて、充電器にケーブルを接続。
NuAns COLONYの中をぐるりと回すようにして、ケーブルを最適な長さに調整していきます。
なお、上記の画像のように爪にケーブルを引っ掛けてキレイに管理することもできますが、ここまで丁寧でないほうが後々ラクに長さ調節できたりします。

調整が効きやすい1m前後のケーブルを使うのがオススメです。



下段でケーブルをかるく巻き上げたら、ケーブルを奥側から出しながら中段を重ねます。
ケーブルは1本ずつ左右の溝に固定しながら、ケーブルをCOLONYの外に出しておきます。


最後に上段を被せると完成。
ちなみに上段は回転させて開けられるようになっているので、あまり使わないケーブルはNuAns COLONYの中に隠しておくこともできます。

最後に、実際に使ってみてケーブルの長さを確認するのがポイント。
特にiPadなどのタブレット端末を充電しようとすると、すこし長めにケーブルを出しておく必要があります。

ケーブルの長さは、下段か中段の取り回し方を変えて微調整するのがコツです。
NuAns COLONYのメリット
続いて、NuAns COLONYのメリットを3つ紹介します。
スマホ・モバイルバッテリーなどをまとめて充電管理できる

NuAns COLONYは最大7台のスマホやモバイルバッテリーなどを一箇所にまとめておくことができるので、充電機器周辺の管理がとてもラクに。
「充電する際は必ずCOLONYに置く」と決めて使えばいいので置き忘れに気づきやすく、充電忘れのミスをなくせます。

また、端末が多くなるとコンセントのタコ足や手元のケーブルが絡まったりしてイライラしたりもしますが、COLONYを使えばムダなストレスを感じることもなくなります。
充電するものが多くなってきてごちゃごちゃしてきた場合や、家族のスマホを一箇所でまとめて充電しようと決めている場合にピッタリです。
iPadなどの薄いデバイスでも安定して立てられる
NuAns COLONYは端末を立てる溝が低めですが、タブレットのような薄型の端末でも問題なく使えます。

試しにiPad Pro 12.9インチ(6.4mm)やMacBook Pro 13インチ(15.6mm)を立ててみたところ、傾斜角は約25〜40°と傾きますが、自重でCOLONYから倒れてしまうことはなく、どっしりと安定して立っていました。
ちなみに、手持ちの端末で1番薄い富士通 クアデルノ(5.7mm)も問題なく立たせられるので、基本的にはどんな端末でも問題なく立てて使えます。

また溝の幅は約18mmほどなので、ぶ厚い端末も直立気味ですがしっかりと立たせられます。
iPhone 14 ProにMagSafeレザーウォレットを貼り付けたものでも立てられるので、スマホに手帳型ケースなどの厚みのあるものを使っている場合でも問題ありません。
ストーンパウダーを混ぜた樹脂がオシャレ

充電スタンドといえば「いかにも」なデザインが多い中、NuAns COLONYは独特な丸型のデザインを採用。インテリアにサラッと馴染むため、リビングの一角においても違和感はなし。
素材にはNuAns独自のストーンパウダーを練り込んだ樹脂を使用。裏面や側面にはマーブルや縦線などの模様があらわれており、大量生産品ながら同じ模様のものはありません。

表面はツヤありで処理されているものの、ストーンパウダーのせいかどことなく粉っぽい雰囲気を感じるのが不思議。他の充電スタンドとは一線を画したデザインは、とてもオシャレですね。

本体は全くマット調ではないんですが、なんとなく普通の樹脂とはちがう独特な感覚があるんです。
NuAns COLONYのデメリット
最後に、NuAns COLONYを使って気づいたデメリットを2つ紹介します。
タップできる見出し
縦横25cmくらいのスペースが必要

NuAns COLONYはスマホやタブレットを最大7台までまとめて置けるのでとても便利ですが、その分サイズは少し大きめ。設置するには縦横25cmほどのスペースを確保する必要があります。
もし購入を検討している場合、カラーボックスや本棚の上、固定電話おき場などでスペースを確保してから購入するのがオススメです。

この製品の発売は2017年。実は当時から知っていたものの今まで買えなかったのは、そのサイズ感が原因だったりします。
大きすぎる充電器は設置できない

NuAns COLONYはスタンドの中に充電器を収納することでコンパクトにまとめる設計になっていますが、あまりに大きすぎる充電器は入らないので注意が必要です。
ボクは中に4ポートのAnker 547 Chargerを設置していますが、厚み・奥行きとも結構ギリギリ。
無理に最大7台だから7ポートの充電器をおく必要はなく、最低限の分の充電器を用意して交互に使うのも手。COLONY内部でのケーブルの取り回しもラクになるため、少なめでの運用がオススメです。

内寸は110×30×80mmと決まっているので、これから充電器を購入する場合はサイズをみてからのほうが安心です。
組み合わせる充電器のおすすめはやはりAnker 547 Charger。4ポート最大で120Wの出力ができるので、スマホやタブレットのみならずノートパソコンまで高速充電できるすぐれもの。COLONYの中にもすっぽりと収まります。
7台まとめて充電管理ができるオシャレなスタンド

自宅での充電スペースを確保できたことを機にNuAns COLONYを購入。端末が増えてごちゃごちゃになったのをうまく解消できてスッキリしました。
発売当初から知っていましたが「買いたいけどスペースがなぁ……」と二の足を踏んでいましたが、早めに買っておけばと思う製品でした。
機能としては一般的な充電スタンドと変わりませんが、やはり優秀なのはそのデザイン。デスク脇の棚に置きましたが、スマホやタブレットなどの機器を理路整然と並べるのとはまた違う印象があり、ガジェットらしさが多少薄まったかなと感じています。
NuAns COLONYのような充電スタンドはあまり他に例がないため、気になった方はさっそくスペースを確保して、パパッと購入して使い始めるのもアリだと思います。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。