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新型SUBARU BRZ試乗レビュー!これは普段使いスポーツカーに最適だ!

クルマ

先日、新型BRZが発売されました!ディーラーには展示車や試乗車が早くも配置され、盛り上がっている様子です。

先日別件でスバルディーラーの方とお話しする機会があり、『新型BRZが気になるんですよね』とお話したら、ディーラーさんのご厚意で、新型のBRZを試乗させてもらう機会を設けて頂きました。

その時に感じたBRZへの印象が非常に良く、『これは購入してもいい魅力があるな…!』と感心しました。

結論から言うと、「毎日気軽に乗れるスポーツカーとしては最高だろうな」という印象を受けました。

ボクがそう感じた魅力についてご紹介していきます。最後までお付き合いいただければ幸いです。

↓考えた末、新型BRZを注文しました。詳しくはこちらの記事で。

【2021/12/16:追記】BRZが納車されました。納車後のレビューはこちら。

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試乗インプレッション

車両について

  • 車両名:2021年式 スバル BRZ
  • グレード:S
  • 価格:3,267,000円
  • トランスミッション:6速マニュアルトランスミッション
  • 駆動方式:フロントエンジンリアドライブ
  • エンジンについて:2.4L 水平対向エンジン FA24型

今回の試乗時の条件はこんな感じ

  • 車両の状態:走行2000km程度(慣らしが終わったくらい)
  • 当日の天候:少々の雨・アスファルト舗装路(ウェット路面)
  • 試乗エリア:都市部・街乗り(信号多め、スピードレンジ低め)
  • 自身の運転経歴:免許所持9年・MT車両無し期間はトータル1年程度

BRZを試乗!街中でも楽しめるセッティングに仕上げられている

路面の状況がウェットであることや、久々のマニュアル車ということもあり、恐る恐る運転を開始。

運転し始めて感じたのは、エンジンのトルク感があって乗りやすいエンジンだなと思ったこと。

2.4Lという排気量は絶対的に大きいものではないが、低回転からしっかりトルクがあり、とても運転しやすいと感じました。

(トルクカーブを見る限りでは、3000回転を過ぎるまでは最高トルクが出ているわけではなさそう。それでも比較的軽量な車両を動かすのには十分だということか。)

NAらしいエンジン出力。7000回転手前でトルクが抜けるのが少々気になるかも。

エンジンだけではなく、トランスミッションとクラッチも非常に使いやすいと感じました。

特にシフトレバーの入りやストローク感は節度があって使いやすく、「これはシフトをしょっちゅう変えたくなるな…」と感じるほど。

クラッチも軽く且つミート位置がわかりやすく、初めてマニュアルのクルマに乗る人でも苦も無く運転できそうです。

街中を軽く流していて、最も感触がよかったのが足回り。

ちょっとした右左折やカーブでの運転が楽しく感じるセッティング。

リアドライブ特有のリアのムズムズ感などがあまりなく、しっかりとタイヤが地面に接地している印象を受けました。

今回試乗したSグレードでは、『ミシュラン パイロットスポーツ4』という高性能タイヤを採用していることもあるとは思いますが、それでも適度に車体をロールさせ、サスペンションを動かし、路面に追従させている感覚は、タイヤのおかげだけではなく、丁寧な設計の賜物だと思います。

上位グレードは18インチのタイヤにハイグリップタイヤを装着。ベースグレードは17インチにコンフォートタイヤが装備される。

今回は街乗り試乗ということもあり、丁字路や路地への侵入時に周囲を確認することが大事になりましたが、BRZでは特に見切りについては良好でした。

取り回しのしやすいボディに、見切り感の良いフェンダーや後方視界などを組み合わせたおかげで、純粋にクルマとして非常に使いやすくしてあるなと感じました。

MTのモデルにはスバルの運転支援システムのアイサイトはついていませんが、後側方警戒支援やステアリング連動のヘッドライトが装備されていたりと、必要十分な安全装備が搭載されているのが、現代のクルマとしてしっかり作ってあるなと感心します。

そして、ここまでべた褒めといっても過言ではない印象でしたが、唯一デジタルメーターだけ、少し気になりました。

試乗している最中のシフト操作時や発進時などにタコメーターを見ていると、ごく僅かにレスポンスが遅く感じ、「これはMT慣れしていない人には少々慣れが必要かもしれない」と感じました。

(MT慣れしていれば、タコメーターはあまり見ずとも運転ができるので気にならないかもしれない。ボクもあまり見ることはなかった。)

BRZのデザインを見てみよう

2社で大半の部分を共用する中、どちらの会社の車両としても違和感のない仕上がり

フロントのデザインは兄弟車両のGR86よりも薄くて精悍に見える。

まずフロント付近から。フロントはスバルのデザイン言語「BOLDER」を表現したデザインになっており、ヘキサゴングリルを低く幅広く配置することで、ワイド&ローを強調。クルマ全体の低重心感を強調しています。

キャビン付近のボディサイド部分では、フロントフェンダーのエア抜きスリットや、ロッカー付近からくる気流の制御らしきアンダーの張りが特徴です。

アンダーの張りをリアタイヤ付近でキックアップさせてリアフェンダー手前で消すことで、リアのフェンダーの張りをより強調、後輪駆動車らしい勢い感をうまく表現しています。

(フロントフェンダーのエア抜きスリットはWRXとの共通意匠になり、SUBARUのスポーツイメージをより強調するのに役立っている。)

デフォルトでスポイラーのようになっているトランクリッドが目立つ。これなら後付けのスポイラーはなくてもよいのかも。

そしてリアは、蹴りあがるトランクリッドと、ワイド感を強調するテールライトが特徴。

バンパー下側をワイドに、上側を絞ることで、後輪駆動のクルマらしい安定感を強調しています。

また、リアバンパーの両サイドを折る形状にすることで、サイドからリアへ流れる気流をうまくボディから剥離させるように、空力をデザインに溶け込ませています。

フロント側。ボディ下側が絞られているのがわかる。

また、タイヤ回りは日本車としては珍しく、下側を強く絞った形にしてあり、真正面から見たときに下側のタイヤが露出しています。

こうすることで空力は多少悪化しやすくなりますが、スポーツカーらしいタイヤの踏ん張り感を優先するデザインになっているのは見事だと感じます。

リア側。あと10mmほどタイヤを外に出したら、よりかっこよくなりそう。

新型BRZのインテリアはスッキリしていて使いやすい

スイッチ類は大きく、表示も見やすい。

今回試乗させていただいたBRZは、クルマ好きとしては外せない、マニュアルトランスミッションの車両です。

まず運転席に乗り込んで感じたのは、キャビン内部は比較的タイトな印象があった事です。

センターコンソールのスイッチやナビゲーションなど、手を伸ばせばすべてが届くような印象です。

そしてエアコンなどは物理スイッチを採用しており、シンプルで分かりやすいのに加え、節度感の高い仕立ては非常に好印象。

(ボクは、最近は流行っているタッチパネルのインテリアスイッチは気に入っていない。これは、ブラインドタッチができないことによる、走行中の安全性への問題がある事が大きい。)

プッシュスタートを押し、エンジンを始動。始動時のエンジン振動は少なく、振動が少ないという水平対向エンジンの良さを感じさせてくれました。

コックピット感のあふれるインテリア。全体的に水平基調なので、車両姿勢がわかりやすい。

ダッシュボードは水平基調で見やすく、インパネに9インチのナビがインストールできるのは現代的に感じます。

メーターもデジタル化され、表示できる情報量が格段に上がりました。

ただし、内容としてはアナログの置き換えとしてデジタルを採用した印象を受けました。

(欧州メーカーなどのデジタルメーターは、メーターの表示形式の変更やナビ、運転支援システムへの活用、車両設定などの様々な機能が付与されているが、BRZでは一般的なメーター+補助ディスプレイのような挙動をしていた為。)

メーターパネルの表示事態は、大きくて見やすいように配慮されている。

そして、いろいろインテリアを確認しているときに気づいたのは、『手で触れる可能性が高い部位のマテリアルには 高触感な素材を利用している』ので、ちょっといいクルマに乗っている気持ちになれました。

ステアリングやシフトノブ、ドアの肘起き部分などの部位に重点的に高触感素材を利用し、それ以外の部分ではソフトパッドや一般的な樹脂などでコストを抑える等、台数の出づらいスポーツカーで上手く採算を取るために苦労したメーカーの努力が垣間見えます。

先代と比較してドアパネルが薄くなっているので、ポケット類が減少している。

また、先代でも特徴だった広いトランクも健在。トランクスルーもしっかり装備しており、実用性もしっかりと担保されていました。

トランクは広め。先代より、開口部が少し狭くなったような印象を受けました。

総評

新型BRZは毎日気軽に乗れるスポーツカーとして、老若男女問わずにオススメだ

デザインは秀逸か? → 古典的スポーツカースタイルを実現。非日常感を感じたい人にも最適。

装備は充実しているか? → MTではアイサイトはないが、ブラインドスポットアシストなどは装着。液晶メーターや大型ナビも装備でき、現代的スポーツカーとしては十分。

価格は適正か? → 初代より価格アップ。しかし、クルマの素性をアップデートしたことで、実質的なコスパは高くなった。

新型BRZは街乗りをしていて非常に楽しく、ここまで普段使いから楽しいクルマをボクはあまり知りません。

スポーツカーとなると、どうしてもサーキットなどの限界性能にフォーカスを当てて開発することが多く、一般的な環境だと苦痛を強いる場合が多いです。(それもまた楽しいのだが。)

ですが、BRZでは普段使いが犠牲になっておらず、「できるのであれば毎日乗りたい」と思わせてくれる仕上がりになっていました。

今回の試乗では街乗りに限定されていましたが、できるのであれば高速道路などの負荷が上がるところで運転してみたいと思いました。(機会があるのであれば、是非サーキットでも走ってみたい。)

また、金額も乗り出し400万以下という、昨今のクルマとしては比較的リーズナブルな価格に抑えてあるので、興味のある方は是非一度試乗してみることをオススメします。

BRZは中古車の相場が比較的高値で安定しており、10年弱の保有でもそこまで車両価格の負担が大きくならないことが想像できるのもポイント。(中古相場は車両の状態や市場の状況に左右される為、あくまで予想でしかない。)
カクタケイ
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BRZは本当に完成度の高い車両でした。

スーパーカーオーナーでも納得の仕上がりです。

是非試乗してみてください。

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今回ご協力頂いたディーラーはスバルショップ千葉南

今回貴重な試乗機会を設けてくれたのは、スバルショップ千葉南(スバル千葉南株式会社)さん。いつもありがとうございます。

スバルショップ千葉南

住所:千葉県千葉市中央区南町2-3-21
電話番号:043-263-1811

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