こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(𝕏:@KakutaKei)です。
FIFINE様からFIFINE AmpliGame A8(ファイファイン アンプリゲーム エーエイト)をご提供いただいたので、実際に使って感じたことをレビューしていきます。
USBケーブルのプラグ&プレイで使えるコンデンサーマイクで音質も良好、RGBライティング対応、ショックマウントとポップガードが付属といたれりつくせり。
それでいて価格は8,000円ほどと低価格。これから初めてマイクを買う人にとってはベストな選択肢です。
- クリアな高音質を手軽に実現
- ミュートやゲイン調整がマイクだけでできる
- ショックマウント+ポップガードが付属
- RGBライティングに対応
- 音声のリアルタイムモニタリングに対応
FIFINE AmpliGame A8の特徴・仕様
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-logo.jpg)
FIFINE AmpliGame A8の特徴・仕様について紹介します。
商品名 | FIFINE AmpliGame A8 |
---|---|
サイズ | 約 100 × 125 × 210 mm(実測) |
重量 | 427g(実測) |
マイク方式 | コンデンサー |
マイク指向性 | カーディオイド |
接続方式 | USB-C |
電源 | USB 5V |
周波数帯域 | 50Hz – 20kHz |
入力感度 | -40db±3db |
カラーリング | ブラック ホワイト ピンク |
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-contents.jpg)
FIFINE AmpliGame A8は開封直後からほとんど組み上げられた状態なので、開封したらすぐにケーブルを繋いでポップガードを装着するだけで使い始められます。
- FIFINE AmpliGame A8 本体(スタンド込み)
- ポップガード
- USB-A to C ケーブル(約2m)
- マイクアーム取付用マウント
- 取扱説明書
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-guide.jpg)
今回、メーカーから直接サンプルを送っていただいたので英語マニュアルが付属していましたが、Amazon.co.jpなどで購入する場合は日本語のマニュアルが入っているとのことです。
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-front.jpg)
今回紹介しているのはブラックのモデル。黒単色で構成されているデザインで、ポップガードを除いてほとんどがプラスチック素材です。
ゲーミングPCなどと合わせても雰囲気を崩さない、カッコイイ印象です。
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-back.jpg)
背面は装飾のないシンプルさが際立ちます。
安定感のあるスリムなスタンドで、首の部分がネジ式になっており段階的にマイクの角度を調節できるようになっています。
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-stand-front-800x1200.jpg)
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-stand-back-800x1200.jpg)
スタンドの角度調整は前にはそこまで傾かないものの、後ろにはかなり余裕があります。
高さ調節機能はないため、口元において45°ほどの角度で上に向けてつかうことになるはずなので、この角度調整代の広さはかなり優秀です。
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-stand-rubber.jpg)
スタンドの底面にはラバーが一面貼り付けられているため、どんな角度にしても安定した状態で立たせられます。
クリアな高音質を手軽に実現
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-cool-design.jpg)
FIFINE AmpliGame A8はUSB接続のコンデンサーマイク。複雑な機器や設定は必要なく、手軽に高音質なマイク環境を実現できます。
指向性パターンはカーディオイド(単一指向性)なので、背面からのキーボードノイズなどが入りにくくなっているのも優秀です。
![カクタケイ](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2022/02/icon-default.png)
音質については後述しますが、クリアでノイズのない優秀なマイクだと感じました。
ミュートやゲイン調整がマイクだけでできる
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-gain.jpg)
FIFINE AmpliGame A8はマイク本体にミュートスイッチとゲイン調整ノブがついているので、使用中にすぐミュートや音量の調整が行えます。
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-mute.jpg)
特にミュートスイッチはタッチ式になっているので、操作した瞬間のタッチノイズやボタンの操作音などが入らずに使えて優秀です。
TeamsやDiscordのミュートボタンをわざわざ押す必要もなくなるだけでなく、OSやソフトの設定からマイク音量を変更する手間もなくなります。
![カクタケイ](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2022/02/icon-default.png)
Web会議が多い人なら喉から手が出るほど欲しい機能ではないでしょうか。
ショックマウント+ポップガードが付属
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-shockmount.jpg)
FIFINE AmpliGame A8にはショックマウント付きのスタンドとポップガードが付属。買った直後から「快適に」マイクが使えます。
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-popguard.jpg)
オールインワンなので買った時点ですぐにアイテムが揃って使い始められるのは、初めてマイクを買おうとしている人にとってはめちゃくちゃ助かりますよね。
- ショックマウント:机や床が揺れた振動がマイクに音として入ってしまうのを防ぐための構造のこと
- ポップガード:マイクに息が原因のノイズが入ってしまうのを防ぐためのアイテム
- 息が吹きかかってしまったり、破裂音(パピプペポなど)の不快な音を防ぐ
![カクタケイ](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2022/02/icon-agree.png)
ショックマウントやポップガードをないまま使っていると、タイプ音が入り込んでしまったり吐息で「ザーッ」とノイズが入ったりしてしまう場合があります。
RGBライティングに対応
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-lighting-gif.gif)
FIFINE AmpliGame A8はRGBライティングが搭載。デスクのアイテムに合わせて光らせられるのがカッコイイんです。
独自のライティング設定を作ることはできないんですが、プリセットは14パターンと豊富なのできっと好きな設定が見つかります。
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-lighting-button.jpg)
RGBライティングはオフにもできるので、もしWeb会議用途などで使おうとしている場合は切ってしまうのもアリですね。
![カクタケイ](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2022/02/icon-default.png)
ボクはゲーム時はダイナミックマルチカラーグラデーション、それ以外のときはオフにしています。
- ダイナミックマルチカラーグラデーション
- シングルカラーブリージング
- 2色固定モード
- ピンク/パープル
- シアン/ピンク
- オレンジ/ブルー
- ピンク/オレンジ
- イエロー/グリーン
- ピンク/グリーン
- 単色固定モード
- イエロー
- グリーン
- ブルー
- レッド
- シアン
- ホワイト
- オフ(発光なし)
音声のリアルタイムモニタリングに対応
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-audio-jack.jpg)
FIFINE AmpliGame A8はマイクの底面に3.5mmオーディオジャックがあり、マイク音声のリアルタイムモニタリングに対応しています。
ゲーム配信前やWeb会議前など、自分の声がしっかり入っているかを確認するのに便利です。
マイクをミュートにしておけばただのイヤホンジャックとして使えるので、有線イヤホンで音楽を聴きたくなった時などにも重宝します。
FIFINE AmpliGame A8のレビュー
FIFINE AmpliGame A8を実際に使った感想を紹介していきます。
ヘッドセットなどとは比較にならないクリアな音質
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-usage-image.jpg)
FIFINE AmpliGame A8を使い始めてすぐ、そのクリアな音質に驚きました。
ボクは普段からPCやNintendo Switchで友達とゲームをするのが好きなんですが、その際には必ずDiscordを使ってボイスチャットしています。
今まではLogicool G733ヘッドセットやAirPods Proなどを使って通話していたんですが、FIFINE AmpliGame A8を使い始めると通話相手から「声が聞き取りやすくなったんだけど、マイク変えた?」と必ず言われます。
「そんなバカな」と思ったので実際に録音して聴き比べてみると、あまりの違いにドン引きでした。
サンプルをどちらも聞いてみるとすぐにわかると思うんですが、FIFINE AmpliGame A8で録音した音声はノイズもなく、声がハッキリ聞こえます。
ただしAirPods Proで録音した方は声自体が荒くノイズもあり、正直よくこれでOKだと思って通話していたなと思ってしまうほどでした。
Web会議や配信、ボイチャなどでは自分の声がクッキリ・ハッキリと相手に届けられるほうがいいに決まっているので、妥協せずにちゃんとしたマイクを用意した方がいいですよね。
![カクタケイ](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2022/02/icon-default.png)
このサンプルを録音した際には、部屋ではファンが回っていたり外では飛行機が飛んでいたりしました。そう考えるとAmpliGame A8のノイズの無さは強いですね!
よりノイズをなくすならマイクアームがベスト
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-at-hand.jpg)
FIFINE AmpliGame A8はスタンドにショックマウントがついているのでノイズは最小限に抑えられているんですが、よりノイズを減らしたいならマイクアームを使うのがベスト。
コンデンサーマイクは口から10cmほどの位置において使うのがベストなのでデスクの手前側に設置して使うことになるんですが、その位置に置いてしまうとキーボードのノイズなどが入りやすくなってしまうんですよね。
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-micarm.jpg)
マイクアームを使えばすこし高い位置になるのでキーボードノイズも入りにくくなりますし、振動の影響も抑えてくれます。
安価なモノだと2,000円くらいから買えるので、実際にFIFINE AmpliGame A8を使ってノイズが気になった場合は導入するのがオススメです。
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-stand-close.jpg)
![カクタケイ](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2022/02/icon-default.png)
スタンドとは違って置き場にも困らなくなるので、Web会議やボイチャが多い人は必須ですね。
![](https://kakutakei.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
パッケージを開けたらすぐにベストな状態で使える
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-package.jpg)
FIFINE AmpliGame A8はプラグ&プレイで使えるシンプルさがとにかく優秀。
パッケージを開けて、取り出して、USBケーブルを刺すだけでOK。難しい組み立てもなく、ショックマウントやポップガードまで付属しているので、買ったらすぐにベストな状態で使い始められるんです。
特に助かるのがこれから初めてマイクを買う場合。ボイチャ用にしろWeb会議用にしろ、どんなマイクやアイテムを用意すればいいかがイマイチわかりませんよね。
でもFIFINE AmpliGame A8なら買うだけでOKなので、マイクを初めて買う場合のハードルがほぼなくなるんですよね。めっちゃラク。
![カクタケイ](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2022/02/icon-good.png)
できるのはゲイン調整とRGBライトの調整くらいなので、本当に悩むことなくすぐに使い始められるんです。
反面、専用のソフトウェアは用意されていないため、マイクの音質調整やRGBライティングの光り方調整などはできません。あくまでも「プラグ&プレイで悩まずに使える」のがポイント。
購入時から音質は十分ですし、ライティングも豊富に用意。特にカスタマイズせずとも使いやすいので、初めの一台としてはとても優秀です。
低価格帯ながらも見た目は悪くない
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-cool-design.jpg)
FIFINE AmpliGame A8は低価格帯のマイクながらも見た目も悪くないんですよね。
スタンドの支柱部分だけがプラスチッキーな印象ですが、それ以外の部分はまったく安っぽさを感じません。
マイクの音質だけで考えても十分なコスパなんですが、RGBライティングのスムーズさや本体の仕上げなど、価格を考えると大満足のクオリティです。
![カクタケイ](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2022/02/icon-default.png)
ポップガードの緻密な印象やショックマウントの艶消し加工など、低価格帯ながらも頑張っているなと感じます。
FIFINE AmpliGame A8がオススメな人
FIFINE AmpliGame A8は以下のような人にオススメです。
- ゲームやWeb会議のために初めてマイクを買う人
- 実家暮らしや在宅ワークで急なミュート機能が必要な人
- 音もよく価格も抑えたコスパのいいマイクが欲しい人
- 買ったらすぐにつかえる手軽さを重視する人
![カクタケイ](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2022/02/icon-default.png)
初めてマイクを買う人にはぜひオススメしたい、高コスパなマイクです!
FIFINE AmpliGame A8のレビューまとめ
FIFINE AmpliGame A8をレビューしました。
![](https://kakutakei.com/wp-content/uploads/2024/04/fifine-ampligame-a8-007369.jpg)
- クリアな高音質を手軽に実現
- ミュートやゲイン調整がマイクだけでできる
- ショックマウント+ポップガードが付属
- RGBライティングに対応
- 音声のリアルタイムモニタリングに対応
今まではヘッドセットやイヤホンのマイクなどを使っていましたが、FIFINE AmpliGame A8を使ってみると「ヘッドセットとかイヤホンのマイクってこんなにひどかったの?」と思うほどの高音質さにビックリしました。
ノイズもなくハッキリと声が聞こえるだけでなく、USBケーブルを1本つなぐだけで複雑な設定も不要。しかもこれが8,000円台で買えるんですよね。
以前、マイクを買おうとした際にマイクだけでなくポップガードやスタンドを別に用意する必要があると知って、「もうめんどくさいからヘッドセットでいいや……」と妥協した経緯があったので、FIFINE AmpliGame A8のありがたみが身に沁みるんですよね。
買うだけでフルセットが揃うので、始めるまでのいらないハードルを下げてくれるのもポイント。Web会議やゲーム配信、ボイスチャットなどで初めてマイクを買う人に特にオススメの1台です。
以上、カクタケイ(𝕏:@KakutaKei)でした。