こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
パソコンやタブレットの操作にはマウスが必要ですが、種類が多すぎて何を選べばいいかわかりにくいんですよね。
しかも安くても1,000円以上することが多く、「せっかく買ったのになんか使いにくい……」ということも多々あります。

パソコンに詳しくない時はよく変なマウスを買って失敗していました……。
そこで今回、ロジクール M240 Silent Bluetooth マウス(以下、M240)というシンプルなマウスが発売されたので、いち早く試してみることにしました。

ロジクール M240はノートパソコンやiPadなどで使いやすいBluetooth接続のマウス。
クリック音を90%低減、70g台の軽量コンパクトさ、最長18ヶ月の電池寿命といった実用品としての使い勝手の良さを追求。
シンプルな2ボタン+スクロールホイールのマウスですが、上位モデルに勝るとも劣らない品質をもったマウスです。

ポケットにも収まるコンパクトサイズなので、持ち運び用にもピッタリです。
というわけで今回はロジクール M240について、どんなマウスなのかがわかりやすいように紹介していきます。

ロジクール M240の特徴・仕様
まずはロジクール M240の特徴と仕様について確認していきます。
【ロジクール M240 Silent Bluetooth マウス】の特徴
- クリック音を90%軽減したSilentTouchテクノロジー
- 使いたい時にすぐ繋がるBluetooth接続
- 最大18ヶ月の超長い電池寿命
- 右手でも左手でも使いやすい左右対称のラウンド形状
ロジクール M240 Silent Bluetooth マウス | |
---|---|
サイズ (長さ × 幅 × 高さ) | 99 × 60 × 39 mm |
重さ (電池含む) | 73.8g |
ボタン | 左/右クリック+ミドルクリック (スクロールホイールあり) |
センサー感度 | 400dpi 〜 4,000dpi (デフォルト:1,000dpi) |
駆動方式 | 電池式:最長18ヶ月持続 (単3乾電池 × 1) |
接続方法 | Bluetooth Low Energy (Logi Bolt USBレシーバー:別売) |
対応OS | Windows 10以降 macOS 11以降 iPadOS 14以降 Chrome OS Linux Android 9.1以降 |
保証期間 | 2年間 |
定価(税込) | 2,090円 |

ロジクール M240は、静音クリックと長期間のバッテリーライフを実現したシンプルなBluetoothマウス。定価2,090円の低価格なのも魅力的です。
ロジクール M240の外観・デザイン

続いてロジクール M240の外観・デザインを確認していきます。


内容物はマウス本体と保証書・保証規定のリーフレットのみ。エントリークラスのマウスなんですが、不織布の保護剤に包まれていたのには驚きです。

接続方法はマウスを取り出した緩衝材に記載してありました。
「絶縁体を抜けばペアリングモードになるからPCから繋いでね」とわかりやすく書いてあって好印象。

M240のデザインを確認、今回選んだのはオフホワイトです。シンプルな2ボタン+スクロールホイールということもあり、サイドボタンなどないスッキリとしたデザインです。
ちなみに本体は再生プラスチックで作られており、環境に配慮したサステナブルな製品になっています。

グラファイトでは48%、オフホワイトでは37%が再生プラなので、グラファイトを購入するほうがより環境への負荷を減らせるので参考まで。


全体がほぼ単色のシンプルなデザインながら、マットな部分とツヤのある部分に分けられており、高品質さ・清潔さを感じられます。
ツヤの部分は撮影用のLEDライトまでくっきり反射しているほどピッカピカです。


底面には電池蓋やペアリングボタン、電源スイッチなどがレイアウト。電池は単3乾電池1本、購入時にはすでにセットされているので、絶縁シートを抜くだけで使い始められます。

電池寿命は最長18ヶ月と超ロングライフ。もし切れても単3乾電池ならコンビニでも買えるので安心ですね。
ロジクール M240とロジクール M550を比較する

ロジクールM240よりワンランクいいマウス、ロジクール M550と比較してみます。
ロジクール M240 Silent Bluetooth マウス | ロジクール M550 SIGNATURE ワイヤレスマウス | |
---|---|---|
サイズ (長さ × 幅 × 高さ) | 99 × 60 × 39 mm | 108.2 × 61 × 38.8 mm |
重さ (電池含む) | 73.8g | 97.4g |
ボタン | 左/右クリック+ミドルクリック (スクロールホイールあり) | 左/右クリック+ミドルクリック (高速スクロールホイールあり) |
駆動方式 | 電池式:最長18ヶ月持続 (単3乾電池 × 1) | 電池式:最長24ヶ月持続 (単3乾電池 × 1) |
接続方法 | Bluetooth Low Energy Logi Bolt | Bluetooth Low Energy Logi Bolt |
価格(税込) | 2,090円 | 3,960円 |

M240はM550に比べて20g以上軽いこと、そして一回り小さいことが何より大きなメリット。
マウスは軽い方が腕や手首の負担が低いので、M240のほうが長時間使っても疲れは感じません。
M550は上位モデルなので、高速スクロールホイールやより長寿命なバッテリーライフを実現。
その分価格は倍近くになっており、コスパまで考えるとM240のほうが優れている印象です。

マウスの軽さは正義。今まで140gほどのマウスを使っていましたが、M240はその半分なので手が全然疲れず、快適に作業できています。

ロジクール M240のメリット・いいところ
続いて、ロジクール M240を使って感じたメリット・良いところを紹介します。
手になじむデザインで左右どちらの手でも使いやすい
ロジクール M240はコロンとした丸みのおかげで手になじみやすいデザイン。
適度な高さと幅のおかげで手を乗せるだけで支えてくれるので力を入れる必要がなく、長時間使っても疲れを感じにくいんです。たったの70g台で手への負担も少なく、とても快適に操作できます。
デフォルトのセンサー感度の1,000dpiも手首だけでササッとマウスを動かすのにはちょうどいいセッティングで、開封時から何も設定しなくても使い勝手はバツグンでした。

手の力を抜いて、自然な形でかるくつまむと持ちやすかったです。


サイズ感は女性にはちょうどいいくらいのサイズ感な印象。男性の手にはすこし小さく感じられるかもしれませんが、持ちにくいとは感じませんでした。
また、左右対称デザインなので左手でも右手でも使いやすく、利き手を選ばないのもGood。左利きの知人は諦めて右手でマウスを操作していましたが、そういった無理を強いることがないのは嬉しいポイントです。
クリック音90%カットでストレスフリー
マウスを使っていると地味に気になるクリック音。集中力も地味に下がりますし、作業場所によっては周りに迷惑なんじゃないかなとか気になってしまったりもしますよね。
ロジクール M240はSilentTouchテクノロジーを採用したことでクリック音を90%カット。

クリックしても「スコッスコッ」と小さい音しかしないため、これに慣れると「カチカチ」と音のする普通のマウスに戻れなくなるほど快適です。
大学の講義中や自宅リビングなどでの作業時、深夜のビジネスホテルなど、周囲の目を気にする必要なくストレスフリーで作業できるようになります。
スクロールホイールの使い勝手が秀逸

ロジクール M240のスクロールホイールはとても軽い操作感が秀逸。
「スコスコッ」と小刻みかつ軽いので、ゆっくりスクロールしたい時も一気にスクロールしたい時にも、どちらも直感的かつ正確に動かせます。
後述するLogi Options+という公式アプリケーションを入れればスクロールスピードの調整もできるので、自分の感覚に合わせた調整ができるのもGood。

先ほど紹介した上位モデルのM550のような高速スクロールはありませんが、軽い力で快適にスクロールさせられてかなり優秀です。
実はLogi Bolt USBレシーバーでの接続にも対応

ロジクール M240の接続方式はBluetoothのみと公式サイトにてアナウンスされていますが、実はLogi Bolt USBレシーバーでの接続にも対応。
レシーバー自体は別売(約1,000円ほど)となりますが、Bluetoothが使えないパソコンでもロジクールM240を使えるのは大きなメリット。

接続の安定性はBluetoothと比にならないほど優秀なので、あえてLogi Boltで接続するのもアリなほど。
もしBluetooth接続ができない・安定しないといったことがあれば、Logi Boltでの接続を検討してみてください。

ただM240とBoltレシーバーを合わせて買うと総額が3,000円ほどになり、より上位のM550などが視野に入ってくるので比較検討がおすすめです!

Logi Options+で段違いに便利に
ロジクール M240はシンプルな2ボタン+スクロールホイールのマウスなんですが、公式ソフトウェアのLogi Options+をインストールすれば、多機能なマウスに早変わり。
もはやエントリークラスの製品とは思えないほど便利に使えるようになります。
中でもおすすめなのがジェスチャー機能。ホイールを押した状態でマウスを上下左右に動かすことで、指定した機能を呼び出せるんです。


設定できる機能も豊富で、戻る・進むや音量の上げ下げだけでなく、スクリーンショットをとったり特定のアプリを開いたりと自由自在。
ボクも以下のように設定することで、ブラウジングの快適さをUPしています。

他にも、マウスポインタのスピードやスクロールスピードの調整、左利きの人のために左・右クリックのスワップもできるようになってたりと、細かいところまで調整できます。
なので、Logi Options+はなくても使えますが、段違いで便利になるので導入はほぼ必須。ダウンロードはこちらからどうぞ。

Logi Options+はWindows・macOSに対応。iPadやLinuxでは使えません。

ロジクール M240はこんな人におすすめ
- ノートパソコンやタブレットで使いたい
- コンパクトで持ち運びやすいサイズがいい
- 長時間使っても疲れないマウスがいい
- 周りの人に迷惑をかけたくない
ロジクール M240は「使い勝手のいいコンパクトなマウスが欲しい」と思っている人にピッタリの製品。
たったの70gほどの小さなマウスながらも手のフィット感は抜群で、長時間使っても疲労度は低め。コンパクトなのでバッグに入れて持ち運ぶのにもちょうどいいサイズ感です。
集中を妨げない静音クリックも搭載されているので、ガッツリ作業するのにもピッタリ。クリック音がほとんどしないので、リビングなどの共有スペースでパソコン作業をするのにも向いています。
もし高速スクロールホイールやサイドボタンなど、「マウスは便利なほうがいい」と思っている人は、ロジクール M550やロジクールM650といった上位のマウスを検討するといいでしょう。

ロジクール M240は、コスパ抜群!静音コンパクトな低価格マウス
ロジクール M240をレビューしました。

2ボタン+スクロールホイールのシンプルなマウスですが、純粋に品質が高く、大きな欠点といえるものはまったくなし。実用品としては最高レベルで仕上げられていると感じました。
特にLogi Options+を活用したジェスチャー機能のおかげでボタン数の少なさを補えており、より高価格なマウスに劣るところはほぼなくなります。
数多のマウスを使ってきましたが「これに勝る同価格帯のマウスはない」と感じるほど。定価は2,090円ですが、実売価格はすでに1,900円前後になっており、かなりのコスパとなっています。
低価格帯の中では随一のクオリティを持っているので、「コスパの良いマウスを探しているならコレ一択!」と断言できるほどの製品。
テレワーク用などのメインとしても持ち運び用のサブとしても、間違いのない選択肢だと感じました。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。
