こんにちは、ガジェットブロガーのカクタケイ(@kakutakei)です。
コロナで外出する機会がなくなり、家でブログを書くようになったりゲームをする時間が増えたりと、自然とデスクに向かっている時間が増えるようになりました。
しかしデスクワークが増えるにつれて、それまでは気にならなかった体の疲れが顕著になり、肩が凝ったり腰が痛くなったりするように。
エルゴノミクスに配慮したイスを使っていますが体と机の高さの折り合いがつかず、微妙に足が浮くか腕が上がるような姿勢を続けてしまっていたのが原因かなと感じています。

体の疲労は集中力を下げるので大問題です……。
そんな作業姿勢の悩みを改善するには、フットレストを導入して適切な姿勢で作業できるようにするのが最適です。

そこでIKEA DAGOTTO(イケア ダーゴット)というフットレストを導入したところ、体の疲れはほとんどなくなり、気持ちよく作業できるようになりました。
シンプルな金属とプラスチックのフットレストで微調整がしやすいつくりになっており、その日その時の姿勢に合わせて最適な状態で使えるんです。
しかもIKEAらしい手頃な価格なので、「初めてフットレストを使うんだけど……」という人でも気兼ねなく購入できるのも良いですね。
というわけで今回は、IKEA DAGOTTOについて紹介していきます。
IKEA DAGOTTOを使ってみて感じたこと
- デスクワーク時の疲労度が激減した
- プラスチック製なので汚れても洗えてキレイ
- 結構大きいので邪魔になってしまう可能性も
- デザインはちょっと無骨

IKEA DAGOTTOの外観と組み立て
今回購入したのは、IKEA DAGOTTO(ダーゴット)。
鉄とプラスチックでできた、シンプルなフットレストです。

IKEAらしい飾らないパッケージを開封し、部品をとりだしてみると入っていたのは、足を乗せる板と4本のパイプ、それを止めるネジと簡素な説明書だけでした。
組み立てるにはプラスドライバーが必要なので、事前に用意しておくとすぐ組み立てられます。


説明書はIKEAらしい絵だけでかかれたシンプルなもの。
複雑になりがちな家具の組み立ても絵だけなのには少し驚きますが、この製品はパイプを組んでねじ止めするだけなので、この説明書でも十分です。


実際にパイプを組んでねじ止めしていきます。
説明書にはナットを押さえておくレンチが必要と絵で描いてありましたが、手で押さえながらドライバーで締めていけば問題ありません。



フレームが完成したら、上から足を置く板をはめれば完成です。
とにかく簡単な組み立てなので、大人なら全く問題なく組み立てられます。



パイプを組み合わせるところで指をはさむかもしれないので、それだけ注意してください。
フレームには滑り止めがついているので、足をのせてもほとんど動きません。
最初は不安でしたが、足を乗せたまま押そうとしても動くことはなく、安定したまま足をのせられます。

ちなみに、天板は少しだけロッキングするようになっており、前後に約15度ほど傾きます。
特にロックなどはなく、足を乗せたままスライドして調整できますよ。


天板の高さは、地面と水平にしたときは約10cmほどです。

ロッキングするので、高さはなんとなくでしか参考にならないかも。

IKEA DAGOTTOを使ってみて感じたこと
DAGOTTOを使い始めて、デスクワーク時の疲労がなくなるメリットがある反面、意外と広いスペースが必要だったりと気になることもありました。
実際に使って感じたことについて、わかりやすく紹介します。
デスクワーク時の疲労度が激減した
DAGOTTOを購入してから毎日使っていますが、デスクワークでの体の疲労度がかなり軽減されるようになったなぁと感じています。
今まではデスクの高さとイスが微妙に合わずに妥協していたんですが、DAGOTTOのおかげで正しい姿勢が取りやすくなったからです。


少しイスが高くて太もも付近を圧迫したり、イスが低くて腕が上がり気味になったりすることがなくなり、体が楽になりました。
特にDAGOTTOが優れているのは、足を置くプレートが自由に動くところ。
その日の体調や気分で作業時の姿勢が少し変わってもすぐ微調整できるので、いつでも気持ち良いピッタリな姿勢でいられるんです。


最初は「なぜ動くんだろう?」疑問に思っていましたが、実際に使ってみるとその理由がよくわかりました。
今まではデスクワークをしているだけなのに足が疲れてしまっていましたが、DAGOTTOの導入後は足の疲れはほぼ皆無に。
フットレストの効果を疑問視していましたが、「もっと早く買っておけばなぁ」としみじみ感じてしまいました。
プラスチック製なので汚れても洗えてキレイ
フットレストは足を直接のせるので、足の裏の汗やほこりなどのさまざまな汚れが付着します。
DAGOTTOは汚れても気兼ねなく洗えるプラスチック製なので、いつまでも衛生的な状態で使えるんです。

多くの製品は低反発ウレタンなどのファブリック素材でできているため、足の負担だけを考えるならそれがベスト。
ですが、使っているうちに汗やほこりが染み込んでしまうので、なんとなく衛生的じゃないなと感じてしまったんです。

基本的には自宅では素足なので「直接フットレストに汗が」と考えると、衛生面ではちょっと疑問でした。
プラスチック製のデメリットは、足を置くと硬くてクッション性がないので、多少なりとも疲れる場合があること。
また、表面がでこぼこしているので、素足や靴下では少し気になる人がいるかもしれません。

個人的にはフットレストに足を置いて疲れた感覚はありませんが、もし気になるようになったらスリッパを履いて使えば気にならなさそうです。

結構大きいので邪魔になってしまう可能性も
DAGOTTOは幅49cm×奥行き38cmと、足元スペースにしては少し大きめ。
デスク周辺の足元はケーブルやデスクの足などでスペースが取りづらいので、壁やイスのキャスターと当たって使いづらく感じる可能性もあります。


デスクの奥行きが60cmくらいだと、DAGOTTOを壁際まで寄せないとイスのキャスターに当たってしまうかも……。
DAGOTTOのパイプは丈夫な鉄でできており、無理やり曲げたりはできません。
なのでもし購入する場合は、足元スペースを測ってからのほうが安心です。
デザインはちょっと無骨
IKEAと言ったらやはりオシャレなデザインが魅力……ですが、DAGOTTOのデザインは少しばかり無骨です。
足元に置いて使っている分には視界にはいりませんが、アイランドタイプの配置にしていたり、リビングなどで使う場合は気になる場合も。


となりに金属製の家具があったりパソコンがあったりしていても、それなりに主張を感じます。
IKEAにはもうひとつ「ÖVNING(オーヴニング)」という布製フットレストがラインナップされているので、素材にこだわりがなければそちらがおすすめです。
カバーも外して洗えて、お値段はDAGOTTOと同じ1,990円です。

もし購入するならIKEAで買うのがベスト
DAGOTTOに限らずですが、IKEAの製品は基本的にIKEAオンラインストアか実店舗での購入がオススメです。
以下のようにAmazonなどに出品されていることがありますが、全て非公式での販売となり、定価より大きく上乗せされている金額で販売されています。
製品の保証なども効かなくなってしまうので、もし購入する際は注意してください。


DAGOTTOの定価は税込1,999円です。
まとめ:デスクワークが快適になる超コスパのフットレスト

IKEA DAGOTTOはデスクワークが快適になる、超コスパのフットレスト。
常に自分の姿勢に合わせて調整できて体の疲れを減らせるものが、わずか2,000円程度で購入できるのは驚きです。
デスクワーク時の作業疲れを感じている人は、作業環境の見直しのとっかかりとして、フットレストを使ってみるのがおすすめです。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。
