「かなでもの」のデスクを使い始めて、約2年経ちました。
ボクは2年前、購入する際にデスクの評判を調べましたが、長期間使ったレビューが見当たらず「ファーストインプレッションは良くても、その先はどうなの?」と疑問を感じました。

「かなでもの」のデスクは安くても5万円前後するので、
その価格に値するのか気になりますよね。

実際に2年も使っていると、届いてすぐ感じた印象も少しずつ変わっており、「この点は変わらずいいな」「この点はちょっと気になるな」と感じることが増えてきました。
なのでこの記事では、「かなでもの」のデスクを2年ほど使い続けた感想を、忖度せずにありのままの言葉でお伝えします。

「かなでもの」のデスクの魅力をしっかり知ってもらいたいからこそ、
気になる点も含めてお伝えします。
この記事でわかること
- 「かなでもの」のデスクを2年間使った総評
- 使っていて感じた良かった点
- 使っていて感じた気になる点
ボクが使っている「かなでもの」のデスクを少しだけ振り返る

「かなでもの」のデスクは天板の種類やサイズ、脚のデザインなどをオーダーして作られます。
なので先にどの素材を選んで、どれくらいの金額なのか、このあとの総評がイメージしやすいように振り返っておきます。
天板 | 岐阜桧 |
脚 | Xライン |
オプション | 配線用スリット |
寸法 | 162cm × 80cm |
総額 | 67,500円 |
ボクが買ったのは「岐阜桧+Xライン脚」で、オプションの配線用スリットをお願いして、総額67,500円でした。
用途として、ブログを書いたりゲームをしたりと、メインのデスクとしてガシガシ使っています。
使用環境はデスクツアーの記事が参考になるので、ご自身の環境と照らし合わせて考えたい時は読んでください。
「かなでもの」のデスクの使っていて良かった点
かなでもののデスクを使っていて良かったと感じる点を、感じた通りの言葉でお話ししていきます。
その①:大きめサイズにしたので、何をするにもやりやすい
かなでもののデスクを使っていて、とにかく気に入っているのが、そのサイズ。
幅162cm・奥行き80cmでオーダーしたので、パソコンのモニターやキーボードを置いても、まだワークスペースに余裕があります。

多くのデスクは奥行きが60cmほどで、ボクが前に使っていたIKEAのリンモンも同様でした。
デスクの上でノートパソコンを使ったりするだけなら60cmでも十分な奥行きですが、モニターを置くと話は別。
モニター前にキーボードを置いたり、マウスを動かすスペースをとってしまうと、どうしても60cmだと手元に圧迫感が生まれてしまいます。
試しに今の手元の写真から、手前の20cmを赤く塗りつぶしてみました。

こうしてみると、キーボードの手前にはあまりワークスペースが残されていないことに気づきます。
使っているモニターアームの関係で少し前に出ていることを加味しても、あまり手元に余裕はできなさそうです。

モニターアームではなく付属のスタンドを使っても、あと5cm奥に行くかどうか怪しいです。

昨今はテレワークやオンライン授業などで、「ノートパソコン+手帳・ノート・iPad」などの手元になりやすく、今まで以上にワークスペースの広さが重要になっています。
もちろん部屋のスペースとの相談になりますが、できるなら奥行き80cmのデスクにしておくと、どんな作業でも使いやすいと感じますよ。

Amazonで奥行き80cmのデスクを調べてみましたが、ほぼ見つかりませんでした。
やはり奥行き60cmくらいが一般的なようです。
その②:全体の質感が良いので、使っていて気持ちいい

かなでもののデスクは、デスク全体での質感が高く、使っていて気持ちいいと感じます。
天板表面のマットクリア塗装がとても気に入っていて、サラッとした触り心地ながらも吸い付くような感覚が好みです。
また、少し手汗をかきやすい体質なんですが、かなでもののデスクにしてからはベトッとした嫌な感じは一切なくなりました。

木材だからか、少しだけ手の水分を吸ってくれている気がします。
手は直接天板に触れる時間が長いので、触っていて心地いいのが理想ですね。

デスクにとって大事な安定感も抜群です。
天板の木材が分厚いので、重い物をおいてもビクともしませんし、脚にも強固な鉄材を使っているので、グラグラすることもありません。
ボクは万年筆を使って手書きするのが好きなので、文字を書いた時に机が揺れないのは絶対条件。
買う前にクチコミを探して「揺れる」という方がいたので不安になりましたが、実際に使ってみると何も問題なく、ほとんど揺れることもなかったので嬉しい誤算でした。

大きめの地震が来てもビクともせず、
置いていたペットボトルが倒れたりすることもありませんでした。
「かなでもの」のデスクを使っていて気になった点
本当に気に入っているデスクなので、細かいところまでしっかり見ています。
購入当初は気づかなかった、使っていて気になる点を2点ほど紹介します。
その①:ヒノキが柔らかいので、ちょっとだけ気を遣う
ボクは天板の木材に、ヒノキを選びました。これは用途などは考えず、純粋にヒノキが好きだったからです。
ですがヒノキの問題点は、木材の硬さが柔らかめなこと。
ちょっとした物を落としたりするだけで、すぐに傷や凹みができてしまいます。

他にも、バッグハンガーを引っ掛けていたところが、動いて微妙に凹んでしまったり。

こういった傷や凹みが嫌だという人は、ラバーウッドやオークなどの硬めの木を選ぶのが安心ですね。
かなでもののよくあるご質問によると、強度を求める人にはラバーウッドがオススメされています。
硬めの樹種である「ラバーウッド」が比較的傷が付きにくい天板となり、「天然木スタンダートシリーズ」の突板天板は軽量で反りにくい天板となります。
かなでもの よくあるご質問「傷や反りに強い木材を教えてください」より

また、大事に使うためにテーブルマットなどを使うのも選択肢の一つですね。
以前、ダイニングテーブルを購入して使用していたとき、傷防止のために「家具のホンダ」さんのテーブルマット匠を使用していました。
天板と張り付いてうねうねしたりすることもなく、寸法もオーダーしたのとピッタリと満足度が高かったので、もし傷などが気になるあなたにオススメです。

デスクの寸法から縦横マイナス1mmで注文すると、
角が引っかかりにくくなってズレにくくなります。
面取りもかけると、さらに安定しますよ。

※Amazonだと切り売りですが、楽天だと寸法オーダーが可能です。特寸で作った場合は寸法オーダーが無難です。
その②:天板のみシンプルさと引き換えに、収納力がない
かなでもののデスクは、天板のみのシンプルさが魅力。ボクもそれに惹かれて購入しました。
しかしシンプルゆえに、天板のみで収納が全くありません。
物が収納できないのは意外と不便で、最低限の筆記具やリモコンなど、手元にあったほうが便利な物の収納先に困りました。

物が多い人は、丁寧に考えたほうがいいかも。

今はIKEAのロースコグワゴンを近くに置いて、そこによく使う物をまとめています。
大きめのキャスターが付いていて動かしやすく、収納力も見た目以上にあるので重宝しています。




余談ですが、上段には万年筆、中段には紙類や筆箱などの雑貨、下段にはインクや超音波洗浄機を置いており、趣味全開の使い道になっています。
あまり使わない時は端っこに寄せておき、使う時はデスクのすぐ近くまで持ってきて使えるので、机上の棚などより気軽に使えるのがロースコグワゴンの魅力ですね。
どこに置いても映えるような、無骨ながらも可愛らしいデザインも素敵です。

ワゴン1つ=ジャンル1つでまとめておくと便利です。
例えばキッチンに置いて、調味料類を一式まとめるなんてのもアリですね!
まとめ:ずっと使い続けたいと感じさせてくれる素敵なデスク
「かなでもの」のデスクを2年間使った感想でした。
実際に2年間使い続けると、購入当初は気づかなかったところに色々気づきます。

特に収納に関しては完全に盲点でして、使ってから「あっ…」と感じたところです。
購入前は、木材天板のオシャレさばかり気にしていて、収納が全くないことなんて意識してなかったんですよね。

よくあるデスクの写真は机上に物がほとんどないので、
収納がなくてもなんとかなると思いがち。
「かなでもの」のデスクを2年間使った感想まとめ
- 寸法は徹底的にこだわったほうがいい。
- 木材は自分の使い方に合わせて選ぶと良い。
- でも、好きな木材に愛着を持って大事に使うのもアリ。
- 収納が全くないので、別の収納を用意するか、物を減らすといい。
「かなでもの」のデスクを使うと、仕事もゲームも楽しくなりますよ。
それくらい素敵なデスクなので、気になる方は体験型ショールーム「KANADEMONO BASE」に予約して行って触ってみるのがオススメです。
良いデスクを使いたい、木材の良さを感じたい、そんなあなたにピッタリのデスクです。

この満足感を他の人に知ってほしい一心で記事を書きました。
悩んでいる人は買っちゃって問題なし!の素敵なデスクです。
ボクがあわせて使っているデスク周辺機器などについては、こちらの記事でまとめているので、興味があれば読んでみてください。
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