こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
ゲーミングPCをはじめとするデスクトップパソコンを床に置くと困るのが、周辺の掃除問題。重く移動しづらいこともあり、ついつい周辺の掃除をおろそかにしてしまいがちです。
ですがそのまま床掃除をしないままでいると、そこで発生したホコリをパソコンが吸ってしまい、「気づいたら吸気口やファンが大惨事」なんてことにも繋がります。

どかして掃除すればいいんですが、重いし姿勢が悪いしで億劫なんですよね……。
ボクもその問題を抱えている1人で、今回はそれを解決するためにIKEA UPPSPEL(ウップスペル)CPUスタンドを導入しました。

IKEA UPPSPEL(ウップスペル)は組み立て式のCPUスタンドで、強固な金属製・移動が楽なキャスター式ながらもたったの1,700円というリーズナブルな価格が魅力の製品。
幅を24cm〜34cmまで自由に調整できるので、一般的なミドルタワーケースなら問題なく設置可能。奥行き次第ではフルタワーケースにも使えそうです。
「CPUスタンドはなくてもいいかなぁ」と思っていたんですが、使ってみるとある方が圧倒的にラクに。「もっと早く買っておけば」と素直に思ったほどでした。
というわけで今回はIKEA UPPSPEL(ウップスペル)についてレビューしていきます。
IKEA UPPSPEL(ウップスペル)の特徴・仕様
【IKEA UPPSPEL(ウップスペル)】の特徴
- 幅24〜34cmのデスクトップパソコンを設置できる
- ブラックの粉体塗装でカッコイイ雰囲気
- キャスター付きでラクに動かせる
製品名 | IKEA UPPSPEL(ウップスペル) |
---|---|
設置できるPCケースの幅 | 約24cm〜34cm |
設置できるPCケースの奥行き | 約50cm |
材質 | 本体:スチール+エポキシ粉体塗装 キャスター:プラスチック |

金属のパーツが組み合わせられただけのシンプルなCPUスタンドです。
IKEA UPPSPEL(ウップスペル)を使う前の状態
ボクが使っているのは数年前にFRONTIER(フロンティア)で購入したミドルタワーケースのPC。これをIKEA UPPSPEL(ウップスペル)の上に設置します。

横幅は約20cmほどとコンパクトなケースですが、RTX3080のファンの音がうるさいため床置きで使用中。
机の脚に寄せて設置しているので床の掃除がしづらく、手の届くところしか掃除ができていないのが現状です。

なるべく邪魔にならない端に寄せると掃除しづらくなるジレンマ……。
IKEA UPPSPEL(ウップスペル)の組み立てと外観

さっそくIKEA UPPSPEL(ウップスペル)を組み立てていきます。

IKEAなので安定の組み立て式。別途用意が必要なのはマイナスドライバー1本くらい。組み立て時間は10分弱です。
完成イメージはパッケージの通り。めちゃくちゃシンプルです。


部品は少なめ。パソコンを置くメインの部品と橋渡しの部品、固定用のネジ、キャスター4個のみです。

スタンド本体はスチールに黒の粉体塗装を施してあり、無骨でカッコイイ雰囲気。Cooler MasterやANTECの黒系ケースと相性が良さそう。
ただしカラーラインナップは黒のみなので、NZXTなどの白系ケースとはちょっと合わなさそうです。

IKEA UPPSPEL(ウップスペル)シリーズは軒並み黒いアイテムしかないのが気になりますね。

説明書は誰でもわかるシンプルなイラストタイプ。ここもIKEAらしいポイントです。

左右がバラバラなのでネジでくっつけていきます。
ここは左右幅を調節するスライドレールになっているので、仮締めに留めておくと次がスムーズです。


設置できるケースの幅は最小24cm〜最大34cmくらいまで。
ここで幅を決めたら、ネジを本締めして次の段階へ。

本締めが終わったら底面にキャスターを取り付けていきます。
特に力などは必要なく、決められた場所に横方向からスライドして入れるだけです。
ここで用意しておいたマイナスドライバーを使ってツメを立ててキャスターを外れないようにロックします。


ただ、ここが組み立て時に唯一ネックなところ。
説明書には「キャスターのない側からツメをマイナスドライバーで押し込んで」と描かれていますが、これが想像以上に硬く、かなりの力を入れないと曲がりません。
ムリに力を入れてドライバーが滑って床に傷をつけてしまってもいけないので、ここは表裏をひっくり返し、キャスターのある側からてこの原理で起こすのがオススメです。


この最終工程が終われば組み立て完成です。ツメ立て以外はかなりスムーズだと思います。
IKEA UPPSPEL(ウップスペル)を使い始めて感じたこと
IKEA UPPSPEL(ウップスペル)を使い始めて感じたことを紹介します。
パソコン周辺の掃除のハードルが下がった

IKEA UPPSPEL(ウップスペル)に乗せたことでデスクトップパソコンが移動させやすくなり、当初の目的だったパソコン周辺の掃除がしやすくなりました。
嬉しい誤算だったのは、キャスターの分だけ高くなったので下にハンディモップが入るようになったこと。日常的な掃除ならこれで十分ですね。

これで最低限の掃除は、パソコンを動かさなくても行えます。

もちろんしっかり掃除する時には移動させれば良いだけ。ケーブルに余裕を持たせておけばそのまま移動することもできるので、掃除するハードルがグッと下がりました。
体にもパソコンにも負担をかけずに動かせるようになった

今までパソコンを移動させる時には、しゃがんだり中腰といった負担のかかる姿勢で移動させていました。
ですがIKEA UPPSPEL(ウップスペル)に乗せたことで、移動したい時はそのまま軽く手で押し引きできるようになり、動かすのがとてもラクになったと感じています。
移動中に落としたり振動が加わったりといったリスクもなくなり、体にもパソコンにも負担をかけずに動かせるようになったのは予想外に嬉しいメリットでした。
キャスターロックがない

IKEA UPPSPEL(ウップスペル)で唯一気になったのが、キャスターにロック機構がないこと。
デスクトップパソコンの重量があるのでそう簡単には動きませんが、地震などの際に動かないように、念の為ロックがあればよかったのにと感じました。
現状は気になりませんが、もし動いてしまうことがあれば下駄タイプのキャスターロックを併用することにする予定です。

ここが唯一価格相応に感じたところかもしれません。
IKEA UPPSPEL(ウップスペル)は、床置きゲーミングPCの問題を解決してくれる神アイテム
IKEA UPPSPEL(ウップスペル)をレビューしました。
実はIKEA UPPSPEL(ウップスペル)を購入するまで1ヶ月ほど考えていたんですが、その期間がムダだったなぁと思うほど便利なアイテムでした。
掃除がしやすくなるだけでなく、体に負担をかけずにデスクトップパソコンを移動できるようになったのは大きなメリット。気軽に動かせるようになったので、今後の模様替えがはかどるのも嬉しいポイントです。
パソコンを床置きしている人には必須級のアイテム。たった1,700円でパソコン周辺の問題を解決できるので、検討しているなら間違いなく「買い」の一品です。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。

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