こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(𝕏:@KakutaKei)です。
MacBookを自宅で快適に使おうとすると、外部ディスプレイや充電ケーブルに接続したりと、複数のケーブルをつなぐことになります。
ただ、毎日ケーブルを抜き差しするのはめんどくさいですし、端子やケーブルの負担も気になりますよね。その上、最近のMacBook AirではUSBポートが2つしかなく、明らかに不足しがちです……。
そこで必須アイテムなのがUSB-Cハブやドッキングステーション。
複数の機器・ケーブルを束ねて1つにまとめられるので使い勝手もよくなりますし、今まで以上にMacBookを活用しやすくなります。
この記事では、MacBookにオススメのUSB-Cハブ・ドッキングステーションを紹介します。
最適なUSB-Cハブを見つけるための下準備
最適なUSB-Cハブを見つけるには、自分が求める条件を先にしっかり考えておくのが選ぶポイントです。
順番に確認していきましょう!
1.USB-Cハブ/ドッキングステーションを使おうとしている環境は?
まずは購入するべき製品を大まかに絞ります。
USB-Cハブはコンパクトで持ち運びやすい反面、熱を持ちやすい欠点があり、ドッキングステーションは大きいので安定性やポート数は圧倒的ですが、大きいので持ち運びづらい欠点があります。
どちらも一長一短ありますが、結論としては自宅で使う(自宅でしか使わない)場合はドッキングステーション、持ち出して使うこともあるならUSB-Cハブを選ぶのがオススメです。
USB-Cハブ | ドッキングステーション | |
---|---|---|
サイズ | 小さい | 大きい |
安定性 | 小型で熱を持ちやすい | 放熱性がいい |
ポート数 | 少ない | 多い |
価格 | 安価なものも多い | ちょっと高め |
両方用意して使い分けるのもアリですが、出費がかさみがちです。最初はUSB-Cハブで環境を作ってみてもいいかもしれません。
2.どんな機能が必要?
USB-Cハブかドッキングステーションかが決まったら、次はどんな機能が必要かを考えていきます。
ハブやドッキングステーションにはUSB-AポートやSDカードスロットなど様々なポートが搭載されていますが、そのポートは製品によってもまちまち。
自分にとって「必須なポート」「あるとよいポート」を事前に考えておくと、製品を選びやすくなりますよ。
補足:USB-Cハブは一体型とケーブル型の2種類ある
USB-Cハブには、一体型とケーブル型の2種類があります。
この2種類は、どちらか一方が優れているというわけではなく、どちらにも一長一短があるので、使いたい環境によって最適解が異なるものです。
一体型のUSB-Cハブの例
ケーブル型のUSB-Cハブの例
今回はケーブルタイプのUSB-Cハブを選びましたが、その理由は「直挿しタイプと異なり、使用環境に左右されないから」。
現在はBoYataのノートパソコンスタンド上に広げて置いていますが、あまりサブディスプレイとして活用できていないことから、クラムシェルモードで活用していることも多々あります。
直挿しタイプはケーブルの取り回し方向が決まってしまい、MacBookの置き方に制約ができてしまうので、今回はケーブルタイプにしました。
ケーブルタイプは汎用性、直挿しタイプは見た目を重視していると思えば大丈夫です。
一体型のメリットデメリット
直挿しタイプの何よりのメリットは、本体にカッチリと固定されるので、見た目がとてもスッキリすること。
ほとんどの製品がMacBook用にデザインされており、側面にあるUSB-Cポートを2つ占有して使うのが一般的です。
デメリットは、他の機器への汎用性がほぼないことと、ケーブルの取り回し方向が固定されること。
なので、使用環境によっては使いづらい場合もあります。
ケーブルタイプのメリットデメリット
ケーブルタイプのメリットは、どんな使用環境でも使いやすいこと。
MacBookを開いて使ってもクラムシェルモードにしても、ケーブルのおかげで自由に配置できるので、邪魔にならないようにレイアウトするのが簡単です。
デメリットは、ある程度だらんとしてしまい、見た目のスッキリ感が劣ること。
デスク上をスッキリと整えたい人にとっては、かなり大きなデメリットかもしれません。
MacBook Air/ProにおすすめなUSB-Cハブ5選
MacBookにおすすめなUSB-Cハブを5つ紹介します。
Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps データ ハブ
Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps データ ハブはほぼオールインワンのUSB-Cハブ。データ転送から映像出力、有線の高速インターネット接続まで可能なフル機能っぷりが魅力のハブです。
最大85WのUSB-C PDにも対応しているため、MacBookと接続して様々なタスクを行いながら充電までできる優れものです。
とにかく多機能なので、「どれを買うべきか悩んでしまったらとりあえずコレを買っておけばOK」といえるほどオススメの製品です。
Satechi USB4 マルチ USB-Cハブ 9in1
Satechi USB4 マルチ USBCハブ 9in1は最新規格のUSB4に対応している、超ハイスペックなUSB-Cハブ。
最大8K(30Hz)の映像出力や10Gbpsの超スピードでのデータ転送が可能。3.5mmオーディオジャックや有線インターネット接続にも対応しており、死角はまったくありません。
お値段が高め(約2万円)なのがネックですが、セール時には15,000円くらいになること、他のUSB-Cハブより圧倒的に性能がいいことから、予算に余裕があればオススメしたい製品です。
これだけのスペックならむしろドッキングステーションもなくていいかも?というほどのハブです。
Anker PowerExpand 6-in-1 USB-C PD イーサネット ハブ
Anker PowerExpand 6-in-1 USB-C PD イーサネット ハブは、USB-Cハブとしては非常にコンパクトなデザインをしている製品。
この細さながらも53WのUSB PDに対応しており、合計3つのデータ転送用のUSB端子や有線LANポートが詰め込まれている実力派です。
コンパクトに持ち運びつつ、USBポートでのデータ転送・機器接続がメインの人にオススメです。
iDsonix 8-in-1 USB-C ハブ
iDsonix 8-in-1 USB-C ハブはよく使う端子はしっかりと押さえつつ、価格も抑えてあるコスパのいいUSB-Cハブです。
USB PDや3つのUSB端子など、多くのAppleユーザーが満足できそうなスペックに手堅くまとめているのも魅力です。
iDsonixは知名度は低いですが、USB-CハブのOEM供給をしてきた会社です。出先専用としてつかっていますが、ポート類も多く安定して動作しているので重宝しています。
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2
Satechi USB-C Proハブ Max 8in2は一体型のUSB-Cハブで、MacBookにピッタリなスペースグレイとシルバーのカラーリングが特徴です。
一体型なのでMacBookに接続した際に安定しているため、多くの機器の抜き差しをする人にとってはこれ以上ない製品。
スペックも高く、コンパクトながらもUSBCやSDカード、有線インターネット接続も可能です。
MacBook Air/Proにおすすめなドッキングステーション3選
MacBookにおすすめなドッキングステーションを3つ紹介します。
BenQ beCreatus DP1310(13-in-1)ドッキングステーション
BenQ beCreatus DP1310はDisplayLinkを搭載することで、MacBook Airのようなディスプレイの出力制限がある機種でも、最大3画面での映像出力が行えるようになるドッキングステーションです。
M1/M2/M3チップでは本体+1画面までと制限されているので、マルチモニター環境が作れないのがネック。今まではMacBook Proなどを購入する必要があり、手痛い出費か制限を強いられていました。
ですがDP1310を活用すれば豊富なポート類と映像出力のおかげでMacBook Proが最強のPCに進化。これ以上ないドッキングステーションです。
他にはない機能として、このドッキングステーションは2つの映像入力を待機、ボタン1つで切り替えられる機能がついています。
メインPCとサブPCを切り替えたり、息抜きにNintendo Switchでゲームをしたりと、使い勝手の幅がとにかく広いのも魅力です。
CalDigit TS3 Plus
CalDigit TS3 PlusはThunderbolt 3接続のドッキングステーション。
現在は後述のCalDigit TS4が発売しているので型落ちモデルではありますが、ほとんどの人にとってこれで十分ともいえるスペックを持っているのが特徴です。
USB-Aポートが5つ、Cポートが2つ、DisplayPortや光デジタル出力、3.5mmオーディオジャックなど、ありとあらゆるポートが搭載されており、「フル活用するほうが難しいのでは?」と思ってしまうほどです。
3万円前後と、高性能なドッキングステーションにしては安価な部類なのもGood。
おおむね5万円クラスのドッキングステーションが多い中、型落ちとはいえ使いきれないほどの高性能さで3万円前後は魅力的です。
CalDigit TS4
2024年現在で最強のThunderboltドック、それがCalDigit TS4です。
Thunderbolt 4の広い帯域(40Gbps)を活かすことで、複数台の映像出力や高速なデータ転送が可能。圧倒的なポート数・種類を誇り、性能面ではほかに比べるものはないほどの高スペックなドッキングステーションです。
唯一の欠点は価格。おおむね6万円の高価格っぷりです。予算に余裕があればぜひともオススメしたい製品ですが、前述のTS3 Plusでも十分なのでよく比べて考えてみてください。
まとめ:USB-Cハブ/ドッキングステーションを活用しよう!
MacBookに最適なUSB-Cハブ/ドッキングステーションを紹介しました。
学校の進学や社会人になったのを機にMacBookデビューしたものの、ポート類のなさに衝撃を受けた人も少なくないはず。
USB-Cハブやドッキングステーションを活用すれば今まで以上にMacBookが便利かつ使いやすくなるので、ぜひ活用してみてください。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。