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【iPodClassic5.5世代】2022年でもまだまだ使える青春の音

スマホ・タブレット関連

2022年5月11日、Appleから「iPod Touch 8世代の販売を在庫限りで終了する」と発表されました。

これにより、ポータブルオーディオの雄といっても過言ではない、iPodシリーズが20年以上の幕を閉じることになりました。

カクタケイ
カクタケイ

Apple好きからしたら、ちょっと寂しい出来事でしたね

ボクは今でも時折、iPod Classic 5.5世代を使って音楽を聴いています。

Airpods ProとiPhoneで手軽に音楽を聴くのも良いですが、あえてiPod Classicを使って音楽を聴くのもまた、楽しいひとときなんですよね。

今回は、幕を閉じてしまったiPodシリーズに懐かしさを感じたので、振り返りつつiPod Classicを紹介していきます。

Apple
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iPod Classic 5.5世代とは

iPod Classic 5.5世代は、2006年9月12日に発売されました。

執筆時の2022年5月の時点で、なんと16年近く経つ製品です。

iPod Classic 5世代の改訂版として発売され、ディスプレイが明るくなったり、バッテリー持続時間が伸びるなど、実用的な改良を加えられたモデルです。

この世代の名称はiPodですが、6世代でiPod Classicに名称変更されたので、便宜上iPod Classicとして表記します。

iPod Classic フォトレビュー

では実際に、iPod Classic 5.5世代を見ていきましょう。

ボクが所有しているのは、80GBモデルのホワイトです。

コンパクトな画面と丸いボタンは、「iPodといえば」というデザインですよね。

上面にはイヤホンジャックとホールドボタンがついています。

ホールドボタンを画面左にスライドすると、他のボタン操作を受け付けなくなります。

カクタケイ
カクタケイ

ポケットの中などでボタンが……なんてことがなくなります。

下面には、充電や楽曲の転送を行うための30pinドックコネクタがあります。

ずっと使っている30pinケーブルを持ってきました。

Lightningケーブルと比べると、端子部分のサイズは一目瞭然。

まさか、端子のサイズ感で時代を感じるとは思ってもいませんでした。

左や右側面には何もボタンなどはありません。

iPhoneだと電源ボタンや音量ボタンがあるので、何もないのはなんとなく新鮮です。

表裏をひっくり返してみました。

裏面は昔のApple製品らしく、鏡面仕上げのステンレスボディになっています。

ケースやフィルムなしで使用しているので、全体的に擦り傷がたくさんついている状態です。

カクタケイ
カクタケイ

数年に1回、金属磨きで磨いたりしています。

傷がついていても、流石は鏡面仕上げ。

背面を撮影しようとした時にも、iPhoneが映りこむので少し大変でした。

背面下部にはモデル名やシリアルナンバーが記載されています。

今のiPhoneでは、背面にはAppleロゴだけになってしまったので、なんとなく懐かしさがありますね。

カクタケイ
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いかにも特別な物のようなコストのかかるデザインですが、あくまで市販品なんですよね。

iPod Classicの音について

iPod Classicはたくさんの人に、音楽の楽しさを届けるために作られた製品です。

なので、多くの人が聴いて「心地よい」と感じる音作りになっていると考えられます。

実際ボクもずっと使っていますが、iPod Classicの音は「長時間使っていても聞き疲れしない、普遍的な音作りがされている」と感じています。

カクタケイ
カクタケイ

普通に音楽を楽しむなら、今でもこれで十分です。

これは音の印象とは異なる話ですが、昔聞いた音は、時が経っても意外と覚えていることも。

音の良し悪しでなく、「あの時こんなことあったな……」なんて青春の音を思い出すために、iPod Classicを使ってみるのも一興かもしれません。

iPod Classicの良い点・メリット

まずは、iPod Classicの良い点・メリットを紹介します。

その①:人になじむデザイン

iPod Classicは、人になじむデザインになっています。

その理由は、サイズ感・操作性・高級感の3点が絶妙だからです。

カクタケイ
カクタケイ

2005年の製品なので、今の時代の製品よりは大きく野暮ったい部分もあるはずですが、今でも十分通用するデザインだと感じます。

サイズ感について

iPod Classicは、コンパクトで手になじみやすいサイズです。

iPhone 12 miniより幅が狭く、高さは4/5程。

厚みは倍近くありますが、そのおかげで、軽く持った時にしっくりくるサイズ感なんです。

カクタケイ
カクタケイ

30GBのモデルなら、もう少しだけ薄くなります。

また、親指が届きやすい範囲にクリックホイールがあるので、操作も楽ちんです。

カクタケイ
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薄すぎず厚すぎずの、ちょうどよいサイズ感なんです。

操作性について

iPod Classicの特長といえば、このクリックホイール。

このシンプルなキーだけで、以下の操作が行えます。

  • メニュー(戻る)
  • 決定
  • 再生・停止
  • 曲送り・曲戻し
  • 選択・音量調整

特にクリックホイールを指でなでて選択・音量調整するのは、直感的で使いやすいんです。

一気に操作したい時も、少しずつ操作したい時もしっかりと検知してくれるので、曲やアルバムが多くなりがちなiPod Classicでは、必須の機能ですね。

カクタケイ
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もしボタン式だったら、場合によってはすごい回数押さないといけないので、大変ですよね。

高級感について

iPod Classic 5.5世代は、表面は樹脂、裏面には鏡面仕上げのステンレスが用いられています。

表裏ともに手の込んだ仕様になっており、ただの音楽プレイヤーにしてはかなりコストがかけられているなと感じます。

まず表の樹脂は、よく見ると上がクリア層・下がカラー層の2層構造になっています。

この処理のおかげで、単色でものっぺりとした印象にはならず、透明感の高い印象に仕上げられているんです。

カクタケイ
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内側には白か黒が塗られ、上からクリア層が重なっている仕様です。

続いて、裏面の鏡面仕上げのステンレスです。

ツヤツヤと光を反射するこの仕上げは、誰が見ても一目で、手がかかっていることが分かる処理。

本体の重厚さも含めて、ステンレスの塊を持っているような感覚があります。

すぐに傷がついてしまうのが欠点ですが、キラキラと光を乱反射するのもまた美しいんです。

「僕は、擦り傷のついたステンレスを美しいと思うけどね。僕たちだって似たようなもんだろう?僕は来年には五十歳だ。傷だらけの iPod と同じだよ」- スティーブ・ジョブズ

スティーブン・レヴィ『iPod は何を変えたのか』より
カクタケイ
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この鏡面仕上げは、当初、新潟県の燕三条エリアにて手作業で作られていたんですよ。

その②:壊れてもまだ直せる

iPod Classicは、今でもサードパーティの互換部品が多数あるため、壊れてもまだまだ問題ありません。

Amazonで「iPod Classic」と調べてみると、バッテリーやHDD、クリックホイールなどの部品が見つかります。

また、Googleで「iPod Classic 修理」と調べてみると、たくさんの修理業者や分解方法が見つかります。

長期間使っていれば、HDDやバッテリーは必ず劣化して壊れてしまうので、修理できると安心できますよね。

カクタケイ
カクタケイ

ボクのiPodもバッテリーが弱ってきているので、バッテリー交換を検討中です。

iPod Classicと一緒にあると便利な物

iPod Classicを現役で使うために、一緒にあると便利な物を紹介します。

本体用ケース・フィルム

壊れてしまっても修理できるとはいえ、できる限り大事に使いたいですよね。

そんなあなたには、本体用のケースやフィルムがオススメです。

とはいえ、30GB用の薄いケースは見つかりますが、80GB用の分厚いケースは見つかりません。

本体だけでなく、有線のイヤホンなどもまとめて持ち歩きたい場合は、汎用のスマホポーチのほうが便利です。

iPod Classicは防水性は全くないので、有名アウトドアブランドのコールマンのスマホポーチなら安心して使えますよ。

カクタケイ
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サンド以外にも、グレーやグリーンがラインナップされているのも嬉しいですね

15,000円前後の有線イヤホン

ワイヤレスイヤホンの波に飲まれて、あまり見ることのなくなった有線イヤホン。

実は同じ価格帯なら、ワイヤレスより有線イヤホンのほうが音が良い場合が多いです。

iPod Classicは有線イヤホンでしか楽しめないので、せっかくなら15,000円前後のちょっと高めの有線イヤホンを使ってみるのがオススメです。

カクタケイ
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この価格帯になると、安価なイヤホンとはガラッと変わり、音楽をさらに楽しめます。

もし興味のあるブランドなどがなければ、シュアやSONYの製品を選んでおけば大丈夫。

どちらも音響には定評があるメーカーなので、「せっかく奮発して買ったけど大失敗…」なんてことはありません。

その中でも以下の2つなら、初めて高価なイヤホンを使う方でも満足できますよ。

カクタケイ
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ボクは少し古いですが、SONY XBA-A3を愛用しています。

Bluetoothトランスミッター

もしiPod Classicで手持ちのワイヤレスイヤホンを使いたい場合、Bluetoothトランスミッターが必要です。

オススメは、イヤホンジャックに刺して使うタイプのBluetoothトランスミッターです。

カクタケイ
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iPodの端子に刺すタイプもありますが、バッテリーを消費するのでオススメしません。

BluetoothトランスミッターをAmazonで調べてみると、多数の製品が確認できます。

「どれを買えばいいかわからない…」という人は、以下のAnker Soundsync Bluetoothトランスミッターがオススメ。

少し大きめですが、その分安定した接続と長時間のバッテリー寿命が魅力です。

カクタケイ
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粗悪品だと接続が安定しなかったりするので、ちゃんとしたメーカーの物がオススメです。

購入方法:フリマサイトやECサイトを探そう

もし今からiPod Classicを購入しようと考えた場合、基本的には中古品を探す形になります。

フリマサイト

ヤフオク!メルカリで「iPod Classic」を調べてみると、かなり多くの中古品が見つかりますね。

中には「外装交換済み」なども見つかるので、コスパ良くiPod Classicを購入するにはフリマサイトの利用がオススメです。

カクタケイ
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ただ、使っていたらすぐ壊れたなんてことも想像できるので、十分に気をつけてください。

ECサイト

Amazonで見てみると、2009年発売のiPoc Classic 7世代が新品未開封で売られていました。

価格は2022年5月時点で50,000円。

当時の定価は23,619円だったので、少しお高いですが、意外と許容範囲なのかもしれません。

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まとめ:まだまだ使える青春の音

iPod Classicについて、2022年のiPodシリーズ販売終了に合わせて振り返ってみました。

バッテリーやHDDなどが弱っているのは事実ですが、まだまだポータブルオーディオプレイヤーとしては輝きを失っていない印象です。

20年以上の歴史に幕を閉じてしまったiPodですが、懐かしさを感じながら、まだまだ使っていきたいと思います。

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