こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
先日、ポルシェ ボクスター スパイダー(981)を納車したのですが、めずらしく鍵がシンプルなことに気づきました。

どうやら純正オプションの「カラー塗装イグニッションキー」が選ばれておらず、これではせっかくのポルシェなのにすこし味気ないと感じてしまいました。
そこで、近くのポルシェセンターにて「カラー塗装イグニッションキー」を注文しようとしましたが、調べてみると価格が2万円以上と、とにかく高価なことに驚き。
なので今回は代案として、社外品のキーカバーを使ってみることにしました。


「塗装されただけのプラスチックに2万円か……」と、気が引けてしまったんです。
正直なところ、購入時は「社外品かつコピー品」ということもあり品質には期待していませんでした。
ですが実際にキーカバーを装着してみるとスキマはなく、塗装の品質も問題なかったため、社外品でも十分満足できるクオリティです。
ただ、純正オプションの「カラー塗装イグニッションキー」は数多のボディカラーから好きな色を選べますが、社外品はありきたりな色などしかないのが唯一の残念なポイント。
今回は実際に購入した社外品キーカバーを紹介しつつ、キーカバーの交換方法などもあわせて紹介していきます。

ポルシェの社外品キーカバーの外観
今回用意したのは、NextBlueというメーカーの社外品キーカバー。
選んだのは白で、ボクスター スパイダーのボディカラーと合わせるためです。

シンプルな中が見えるパッケージを開けてみると、交換用のキーカバーが入っていました。
表面はつややかで、第一印象はわりと上々です。


取り出して、純正品と見比べてみました。
この部品だけ見せられると、どちらが社外品だかさっぱり検討がつきません。


気になる裏側を確認してみると、やはり見えないところは純正品の方が優れている様子。
社外品はエッジが甘かったり、カバーの成形跡などが多少残っています。
実際に装着するまでわかりませんが、精度良く装着できるかがすこし気になりますね。


ポルシェの社外品キーカバーの取り付け方
それでは純正キーカバーをはずし、社外品キーカバーを装着していきます。
実際に脱着している様子と合わせながら、紹介します。
キーカバーの外し方
- 手順①後端側のキーカバーとキー本体のあいだに硬いものを差し込む
エマージェンシーキーを抜き出しておくと差し込みやすくなります。
爪などでも問題ありませんが、爪が割れる可能性があるので注意してください。 - 手順②差し込んだ硬いものを軽くひねり、こじ開ける
- 手順③キーカバーの後端側が外れるので、そこを起点に先端側も外す
キーカバーの取り付け方
- 手順①先端側をひっかける
先端付近は穴になっており強度が劣るため、先に装着するのが安心です。
- 手順②先端側からパチリとはめ込む
- 手順③後端側をパチリとはめ込む
ポルシェの社外品キーカバーを使ってみて感じたこと
実際にポルシェの社外品キーカバーを使ってみて感じたことを紹介します。
意外とクオリティが高く、コスパが良い
社外品キーカバーを購入する前は半信半疑でしたが、装着してみると十分なクオリティでコスパが良いなと感じました。
鍵との間にスキマはなくピッタリと装着できますし、表面の塗装にはムラや気泡などはありません。



単に今回選んだ社外品のクオリティが良かっただけかもしれませんが、純正品との価格差を考えれば十分です。
安価なので気軽に交換しやすい
社外品のキーカバーは純正品よりはるかに安いので、傷がついたり気分を変えたい際には気軽に交換できます。
車の鍵を持ち運べばどうしても傷はついてしまいますし、色付きの鍵となるとすこし個性的なので飽きてしまう可能性もあります。
なので、気軽に交換できるのは嬉しいんですよね。

外した純正キーカバーを保管しておけば飽きた時はすぐに戻せますし、新しい別のキーカバーに交換するのもアリですね。
純正品とは異なり、色などはあまり選べない
唯一社外品で気になるのは、純正品とは違い、色はあまり選べないこと。
今回はAmazonから購入しましたが、色々と探してみても「白・赤・黄色・青・緑」などのシンプルな色ばかりでした。
ポルシェ ボクスター スパイダーに合わせて選んだ白も、ボディカラーの「ホワイト」とは色味が異なります。


ポルシェ好きなら気になる、GTシルバーメタリックやクレヨンなどの象徴的な色は見つけられませんでした。
ただ、純正には用意されていない「カーボン素材・メッキ・柄モノ」もあるので、鍵のイメージを変えて楽しむのには十分だと感じました。
社外品キーカバーの種類を紹介
今回購入する際、色々とAmazonを探しながら選んだので、その際に見つけた面白い社外品キーカバーを紹介します。

どれも981世代の鍵でリストアップしていますが、それより新しい世代の方は鍵形状が異なるので注意が必要です。
白・赤・黄などの塗装色
ボディカラーに合わせたい人には、シンプルなペイントキーカバーがおすすめ。
ボクがこの記事で紹介しているのもこのNextBlueの製品で、品質の高さは折り紙付きです。

カーボン素材
スポーツカーといえば、やはりカーボン素材は外せません。
T-carbonはよくあるカーボン模様ではなく本物のカーボン素材を使っているので、高級感が段違いです。

マルティーニレーシング風
「ポルシェといえばこの柄」とも言える、マルティーニレーシング風の柄です。
商品画像ではロゴが省略されていますが、レビューによるとしっかり「MARTINI」と書いてあるようです。

718ケイマンGT4 クラブスポーツ風
黒から黄色に変化していくのがオシャレな、718ケイマンGT4クラブスポーツ風の柄です。
ボディ途中からグラデーションがかかったように変化しており、他とは違う疾走感が魅力です。

917/20クーペ ピンクピッグ風
昔からのポルシェ好きなら知っている、かの有名な917/20クーペ ピンクピッグ風の柄です。
ピンクピッグ同様に鍵が肉の部位で表されており、遊び心満載キーケースです。

まとめ:車への愛着が増し、カーライフが楽しくなります



今回はポルシェのキーカバーを社外品に交換したことについて紹介しました。
ボクスター スパイダーのボディカラーと鍵の色が揃ったことで、より車に愛着を感じられるようになったのが嬉しいですね。
ちょっとしたことですが、カーライフがより気持ち良く楽しめるのにたった3,000円程度と、とてもオトクな買い物でした。

ポルシェに乗っていて鍵が純正品のままの方は、騙されたと思って一度交換してみてください。
愛着が増し、より大切に乗れるようになりますよ。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。
