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ポルシェ ボクスター スパイダー(981)納車インプレッション!ドライビングプレジャーを追求したFun to Driveな一台

コラム

こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。

先日、所有しているメルセデスAMG GTの車検を通したのですが、引取りの際にお店に伺ったところ、バックヤードにさりげなくボクスター スパイダー(981)が置かれていました。

ナンバープレートが付いていたのでてっきり他のお客さんの整備予定車両だと思い込んで話をしていたら、まさかこれから販売する予定の車両とのこと。

ボクスター スパイダーがまさか在庫としてあるとは思っていませんでしたが、ちょうどMTのポルシェに乗り換えたい欲もあり、車検を通したばかりですが乗り換えることにしました。

カクタケイ
カクタケイ

中古市場に1ヶ月に1台出て来ればラッキーレベルの希少車なので、逃したら次はないなと思ったんです。

今回購入したボクスター スパイダーは、ポルシェ ボクスター(981)の集大成として2015年に登場。

ベースのボクスターから快適装備を取り外して軽量化し、兄貴分の911からパワフルなエンジンを移植した高性能モデルで、ドライビングプレジャーを徹底的に追求した車です。

実際に運転してみるととにかく運転が気持ち良く、自分の手と足がそのまま4輪につながり、思い通りに運転できると感じました。

決して限定モデルではないものの世界総生産は2,400台前後、日本への正規輸入は100台未満と噂されており、とても数が限られた車なのが少しだけネック。

ですがその希少性も合わさることで、確実に名車になるだろうと思えるほど素敵な車でした。

今回はそんなボクスター スパイダーについて、納車して300kmほど走ってみて感じたことを紹介します。

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ボクスター スパイダーのスペック・仕様について

ボクスター スパイダーは、3.8Lの水平対向エンジンを搭載したミッドシップエンジン・リアドライブのオープンカー。

991型911カレラSから借り受けたそのエンジンの最高出力は375馬力で、発表当時のボクスターとしては過去最高の出力を誇っていました。(現在は後継の718スパイダーが発売され、420馬力となっている。)

快適装備を外して軽量化されているのもポイント。

初代ボクスター スパイダー(987)はベースより100kgほど軽量化されていましたが、今回のボクスター スパイダーは約10kgほどの軽量化と、かなり控えめ。

これは元の981型ボクスターがアルミなどの軽量金属を多用していたため、初代と比べると軽量化できる幅があまりなかったからです。

カクタケイ
カクタケイ

軽量化が控えめだった分、よりパワフルなエンジンを乗せたということなんですね。

また、最近のスポーツカーは大型化して1800mmの横幅に収まらなくなってきていますが、ボクスター スパイダーは1801mmと非常にコンパクトなのもポイント。

1996年に発売された初代ボクスターからたったの20mmほどしか幅が広くなっておらず、頑なにコンパクトさを守り続けているのも魅力ですね。

カクタケイ
カクタケイ

スポーツカーと車のサイズは切っても切り離せない重要なポイント。身軽に乗れるコンパクトサイズを守り続けるのは、装備が拡充し続けている現代では大変なことなんです。

寸法
(全長×全幅×全高)
4414×1801×1262mm
ホイールベース2475mm
車体重量1315kg
駆動方式ミッドシップエンジン・リアドライブ
エンジン3.8L 水平対向6気筒 自然吸気
トランスミッション6速マニュアル
エンジンスペック
(出力・トルク)
375PS/6,700rpm
42.8kgm/4,750-6,000rpm
パワーウェイトレシオ3.5kg/PS
タイヤサイズ
銘柄
(F)235/35ZR20
(R)265/35ZR20
ピレリ P-ZERO(ポルシェ承認タイヤ)
新車本体価格1,012万円

また、仕様については以下の通りです。

ボクが購入したボクスター スパイダーの仕様

  • 20インチスパイダーデザインホイール(サテンブラック)
  • カラークレストセンターキャップ
  • スポーツクロノパッケージ
  • アルカンターラスポーツデザインステアリングホイール
  • アルカンターラシフトノブ
  • スポーツバケットシート
  • ドアプルストラップ
  • レザー&アルカンターラインテリア(レッドステッチ)
  • レッドシートベルト
  • ペイントインテリア(ホワイト)→社外カーボンパネル貼り付け済み
  • ボディ同色ロールオーバー・バー(ホワイト)
  • ウィンドディフレクター
  • エアロミラー(手動可倒式)
  • ブラックキセノンヘッドライト(PDLS付き)
  • スモークテールランプ

仕様を読み解いていくと、装備されているのはポルシェでは定番となっているものばかり。

この車の特別さを強調しているのは、ドアプルストラップとスポーツバケットシートくらいなのかもしれません。

ボクスター スパイダーの外観

それでは実際にボクスター スパイダーについて、エクステリアとインテリアを分けてみていきます。

ボクスター スパイダーのエクステリア

まずはエクステリアから。

ボクスター スパイダーのエクステリアはいかにもスポーツカーに見える、抑揚あるデザイン。

ベースとなったボクスターからフロント・リアバンパー、幌、リアデッキの形状が大きく変更されているため、同じ車ながらも似て異なる姿になっています。

カクタケイ
カクタケイ

コンパクトなボディ寸法ながらも、その数字以上に大きく豊かに見えるように作り込まれていますね。

フロントバンパーは裾広がり形状になっており、地面にどっしりと構える安定感のある表情に。

ボンネット手前にはスリットが設けられており、フロントバンパーから入った空気を上に流してダウンフォースを獲得するようになっています。

このバンパーの形状自体は同時期に発売されたケイマンGT4と同じですが、フロントリップが異なっているのがポイント。

ケイマンGT4にあった巨大なGTウイングが外された分、ダウンフォースを前後で調整するために変更されています。

リアバンパー下部はさりげなくディフューザーのような形状に変更されていますが、言われなければ気づかない程度の変更です。

リアスポイラーもケイマンGT4と同様の、すこしダウンフォースが強めのタイプに。

速度によって上下するものですが、残念ながら日本の常用速度域ではほとんど動きません。下の写真のようにボタンのON・OFFで操作できますが、見えない上に実感もわかないので基本的には触らなくて良さそうです。

ここまで前後のバンパーを中心に見てきましたが、スパイダーになって変更された幌も見ていきます。

幌は電動式から手動式に変更されて軽量化されたため、うっすらと骨組みが見えるようになりました。

ベースのボクスターは遮音材を含む3層構造となっていますが、ボクスター スパイダーはペラペラの1枚布になっているんですね。

1枚布といえど、しっかりと撥水コートのかけられた分厚い布を使用している。
カクタケイ
カクタケイ

雨が降るとバタバタと、傘のような音がします。

後ろまで勢いよく伸びた幌は、フライング・バットレス(飛梁)のような独特な形状に。

この後ろに伸びた部分はリアデッキにフックで引っ掛けられており、幌を開く時はまずこれを外して折り畳む必要があります。

後ろから見てみると幌の独特さはさらに際立ちます。

まるでテントを張ったかのようにも見える幌形状になっており、幌とリアデッキがつながって一体感があるデザインになっているんです。

つづいて、幌を収納してみました。

幌を収納したことで、フロント側からは幌のおかげであまり見えていなかったリアデッキが見えるようになりました。

リアデッキのおかげで、オープンカー特有の抜け感とは異なる、カタマリ感のあるデザインに見えますね。

リアから見てみると、幌が収納されたことで、隠れていたボディ同色ロールオーバー・バーが顔を出しました。

盛り上がった特徴的なリアデッキと合わさり、まるで往年のレーシングカーのような印象になっています。

ボクスター スパイダーのインテリア

エクステリアに続いて、インテリアも見ていきます。

レザー&アルカンターラインテリアなどでスパルタンなイメージを演出してますが、その多くはベースのボクスターでもオプション選択ができるので、そこまで大きな違いはありません。

特別な装備といえば、軽量化されたドアハンドルとカーボンシェルを用いたシートの2点くらいです。

インテリアの中でも特に異色なのが、このドアプルストラップ

この特徴的なドアハンドルは、軽量ポルシェの代名詞と言っても過言ではありません。

ボクスター スパイダーでは、リクライニング不可能なスポーツバケットシートが標準装備に。

背面はカーボンでできている贅沢仕様で、ヘッドレストには車名の「Spyder」の文字が刺繍で入れられています。

また、メーターにもヘッドレスト同様、さりげなく「Spyder」の文字が入れられています。

運転している時にメーターを見るだけで気分がアガります。

インテリアパネルは本来、ボディ同色のペイントインテリアとなっていますが、前のオーナーさんが社外品のカーボンパネルを貼りつけているのでその仕様に。

個人的にはペイントインテリアの方が、車の外と中がつながったような印象になり、一体感が増すのではと感じていますが、これはこれでカッコイイんですよね。

ちなみに、ポルシェの鍵は車のような形をしており、鍵だけでも所有感のある素敵なものです。

社外品のキーカバーを装着し、車との一体感をより高めています。