- Tranya T6の特徴や使用感について
- 実際に使って感じたTranya T6の魅力や気になるところ
こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
日頃から完全ワイヤレスイヤホンを持ち歩いているんですが、たまに「家で充電しっぱなしにしたままだ……」ということがあり、気にせず常時バッグに入れておけるイヤホンを探すことに。
とはいえ、音質をはじめとする使い勝手に妥協するつもりはなく、できれば会社用とプライベート用の複数機器での接続に対応しているものを探すことに。

とはいえ、そこまで高いものは雑に使えないし……。
そこで、コンパクトながらも最長9時間のバッテリー寿命やマルチポイント接続に対応しているTranya T6を導入しました。

Tranya T6は一般的なワイヤレスイヤホンの2/3ほどしかないサイズながらも、ケース込みで最長34時間のバッテリー寿命でバッグに常に入れておくのに最適。
それでいて音質も決して悪くなく、6mmのウールコンポジットドライバーから出る音はカジュアルに音楽を楽しむのにちょうどいいんです。
最大2台の機器と接続しておけるマルチポイント接続にも対応していたり、めずらしい物理ボタン式の操作でミスなく使えるのも魅力的だと感じました。
この記事ではTranya T6の特徴や使用感について、詳しくレビューしていきます。
- 音質:音楽を楽しむのにちょうどいい音
- バッテリー寿命:最長9時間の超ロングライフ
- マルチポイント接続:最大2台の機器で同時に待ち受けできる
- 通話の品質:外でも騒音のないクリアな会話が可能
- ゲームモード:超低遅延だからゲームや動画視聴時にピッタリ

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Tranya T6の特徴・仕様

Tranyaは2015年に中国の深圳で設立されたオーディオ機器メーカー。
「誰でもいい音を楽しめるように」をコンセプトに製品開発をしており、歴史はまだ浅いもののAmazon.com(米国)におけるレビューを見る限りではどの製品も評判が良く、実力のあるメーカーであるのがわかります。
今回紹介するTranya T6はコンパクトさとデザインが魅力の1台。それでいて音も悪くなく、シンプルな完全ワイヤレスイヤホンながらも完成度が高いのが特徴です。
商品名 | Tranya T6 |
---|---|
サイズ (幅 × 高さ × 奥行き) | 62 × 33 × 26 mm |
重量 | イヤホン片側:約4.6g ケース込み:約44g |
ドライバー | 6mm ウールコンポジットドライバー |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.2 |
Bluetoothコーデック | aptX Adaptive SBC AAC |
バッテリー持続時間 (ANCオフ) | イヤホンのみ:9時間 ケース込み:34時間 |
充電方法 | USB-C (10分で最大2時間の急速充電に対応) |
防水性能 | IPX5 |
価格 | 7,480円 |
Tranya T6の外観

さっそくTranya T6を開封していきます。本体のパッケージは白字に箔押しのロゴ入りとシンプルながらも高品質さを感じさせてくれるものです。

内容物は本体やイヤーピース、充電用ケーブルなどと標準的です。
説明書には製品登録すると保証期間が伸びる旨が記載されており、リンク先のQRコードが印刷されていました。わかりやすくて好印象です。
- Tranya T6本体
- 交換用イヤーピース(S・L)……Mは本体に装着済み
- 充電用USB A to Cケーブル(20cm)
- 取り扱い説明書

本体を見ていきます。今回紹介するのはブラックのもので、他にローズゴールドがラインナップされています。
ケース本体はアルミでできており触るとひんやりします。表面はサラッとした梨地加工が施されており、傷にも強そうなかんじ。天面にはうっすらとロゴが入れられていました。

ケースは指2本くらいのサイズで、一般的なイヤホンの2/3くらいのサイズ感。

本体背面にはUSB-Cポートがレイアウト。充電はここから行います。
これ以外のインジケーター類などはありませんでした。

フタを開けてみると、Tranya T6イヤホン本体が入っていました。
バッテリーなどのインジケーターはケース内のイヤホンの隙間にありました。蓋を開けないとバッテリー残量が確認できないのはちょっとだけめんどくさいんですが、使う時に必ず目に入るのでむしろこっちのほうがラクでした。

確かに外にLEDがあってもフタを開けないと見えないし、内側にLEDがあるのは合理的。

Tranya T6本体を取り出しました。コロンと丸みを帯びたボディが可愛い印象です。
基本的には艶消しのプラスチックですが表面付近はメタリック調になっており、耳に装着した際にはキラリと光るワンポイントに。

ちなみに、ブラックでは落ち着いたカラーリングですが、ローズゴールドではさらにオシャレなアクセサリーのような印象です。

完全ワイヤレスイヤホンは目立ちにくいデザインが多い中、T6は良いアクセントになりそうですい。

イヤホンにはステム(うどん)がないためスッキリとしたですが、手のひらにのせてみると少し大きめな印象です。

装着時のイメージはこんな感じ。
本体部分がすこしだけ耳から飛び出してしまいますが、5gほどと軽いので装着感は悪くないですね。

イヤーピースはS・M・Lの3種類が付属。フィット感は良好ですが、すこし滑りやすいのでもし可能なら社外品に変えた方がいいかも。
取り付け部分は一般的なT字の円形なので、汎用品でも問題なく取り付けられそうです。

イヤホンの操作はロゴ部分の物理ボタンで行います。
ボタンはカチッとクリック感があるもので、サイズも小指の爪よりすこし小さいくらいのサイズで押しやすいものになっています。

Tranya T6は専用のアプリ「Tranya Audio」を使うことでボタン操作やイコライザーの調整が行えます。(iOS・Androidともに対応)
後述しますが、Tranya T6の音を最大限楽しむにはアプリが必須な印象でした。
- 音質調整(イコライザー設定)
- モード切り替え(ノイズキャンセリング・外部音取り込みなど)
- ゲームモードの切り替え
- 最低40msの超低遅延モードに変更できる
- ファームウェア更新
- デバイスを探す

昨今のアプリにしては珍しく、アカウント登録なしでも使えるのでぜひ。
インナーイヤー型のイヤホンとサイズを比較
同社のインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン「Tranya Nova」とサイズを比較してみました。

ケースのサイズはT6のほうがひとまわりコンパクト。幅・高さ・奥行き全てにおいて優れており、持ち運び時のラクさは僅差ながらもT6のほうが優秀です。
反面、手に馴染む感では丸目のNovaのほうが良いですね。

イヤホンを比べてみると全体のサイズはT6のほうがコンパクトながらも、ドライバーの入っている部分だけでくらべてみると、Novaのほうが耳にフィットする形になっている印象です。

装着感としてはT6も悪くないですが、Novaのほうが軽い感じでフィットする感覚あり。五分五分という感じですね。

Tranya T6の使用感をチェック
Tranya T6の使用感をチェックしていきます。
音質:音楽を楽しむのにちょうどいいサウンド

Tranya T6には6mmのウールコンポジットドライバーを搭載。小さめながらも演出がうまく、カジュアルに音楽を楽しむのにちょうどいい音だと感じました。
Pretender(Official髭男dism)の後奏部分のピアノの繊細さや、RPG(SEKAI NO OWARI)のアコーディオンやドラムのらしさが可能な限り表現されていて、なかなかやるなと感じてしまいました。
ただし低音そのものが若干不足しているような印象も否めず、「6mmのダイナミックドライバー1機で頑張っている」という感じも。



ただしTranya Audioアプリのイコライザーを用いて低音を持ち上げてあげたり、全体の音量を上げていけばそのバランスも十分調整できるので全体の印象がさらに良くなります。
Tranya T6を万全の状態で使いたいなら、ぜひアプリを併用するのがオススメです。

イコライザー設定でさらに良くなります!難しくてわからなくても、プリセットの「低音ブースト」を選ぶだけでも十分良くなりますよ!
バッテリー寿命:最長9時間の超ロングライフ

Tranya T6のバッテリー寿命は、異例といってもいい最長9時間を実現。一般的な映画なら3本、アニメなら1クールを丸々みても問題ないほどのロングライフなんです。
これはアクティブノイズキャンセリングや外部音取り込みに非対応だからといっても過言ではなく、機能を削ることでバッテリー持続時間を長期化できたんですね。
ケースまで含めれば34時間にもなるので、通勤に使っていたとしても2〜3日に1度だけの充電でOK。USB-Cで充電できるので、お風呂に入っている時だけスマホの充電器を借りるだけでサクッと充電できます。

1日1時間前後の使用時間なんですが、導入してから2回しか充電してません……。バッテリーの持ちが良すぎですね……。
マルチポイント接続:最大2台の機器で同時に待ち受けできる

Tranya T6はマルチポイント接続に対応しており、複数台のスマホ・PCなどと同時に接続できます。
「複数の機器に同時に接続できる機能」の事。Tranya T6の場合、最大2台の機器に同時に接続できる。
似たような機能に「マルチペアリング」がありますが、そちらは同時接続ではなく、接続機器を記憶しておくことで「複数の機器のペアリング情報を記憶しておく機能」です。
ボクはプライベート用のPixel Foldと仕事用のPixel 8に接続しており、プライベートと仕事の両方で反応できるようにしています。
常に2台の機器と接続したままでいられるので、マルチペアリングとは違って切り替えラグがなく、スピーディに使えるのが魅力的です。

複数の端末で待受をする必要がある人には最適な機能です。
通話の品質:外でも騒音のないクリアな会話が可能

Tranya T6は通話時に人の声をより強くし、周囲の騒音をカットする事で快適に通話できる機能(Qualcomm cVc 8.0 ENC技術)が搭載されています。
風が強い日に屋外で通話してみましたが、「相手によれば風切り音などもほぼなく、問題なく聞こえる」とのことでした。
ゲームモード:超低遅延だからゲームや動画視聴時にピッタリ

Bluetoothタイプのイヤホンは遅延があるのでゲームや動画では使いにくいことがあるんですが、Tranya T6には40ms未満の超低遅延になるゲームモードが搭載されているため、ゲームも動画も全力で楽しめます。
ゲームは音ズレがなくなるのでもちろん快適になるんですが、ドラマや映画などをみる際にも効果バツグン。人の口と声のズレないので違和感がなくなり、気持ちよく楽しめました。
ゲームモードを使うにはTranya Audioアプリからオンにするだけなので、ゲームや映像コンテンツを楽しむ際には活用するのがオススメです。

常時ONでもいいかなと思うほど、ゲームモードは快適です。

Tranya T6を使って感じたこと
Tranya T6を使って感じたことを3つ紹介します。
ボタン式で誤操作がない

Tranya T6を使っていて1番快適だったのが、操作がボタン式なこと。
完全ワイヤレスイヤホンの操作はタッチセンサーが主流なので一見コストカットのようにも感じられますが、むしろ操作性はボタン式のほうが良いくらいです。
本体を軽くつまみながらボタンを押すだけでミスなく操作できるので、これでも曲を止めようとしてスキップしてしまったり、電話に出ようとしてキャンセルしてしまうようなちょっとしたストレスもなく使えます。


しかもTranya Audioアプリを使えばボタン操作を自由に変更できますが、ボタン操作でミスなく操作できるからこそ5回タップ(クリック)までフル活用できるのも嬉しいポイントです。
ボクは片耳だけで使うこともあるので、L・Rともに曲送り・戻しをそれぞれで行えるようにしました。ゲームモードのオンオフも基本的にはアプリ経由ですが、長押しで対応できるようにしてすぐに使えるように変更しました。

低遅延で使えるゲームモードをボタンから変更できるようになるので、アプリを開かずに切り替えられるようになって便利でした。
コンパクトで持ち運びやすい

Tranya T6は一般的な完全ワイヤレスイヤホンの2/3ほどのサイズなので、ポケットやバッグに入れての持ち運びがラク。
ズボンのポケットに入れてもほぼ目立たないので、「使うかわからないけどとりあえず持っていくか」くらいの気持ちでも持ち出せます。できる限り荷物を減らしたい派の人にもピッタリ。

アルミケースの頑丈さやバッテリー寿命の長さもあわさり、バッグの奥底やデスクの引き出しに常備しておくのにもちょうど良いですよ。
ノイズキャンセリングや外部音取り込みはないけど気にならない
Tranya T6はアクティブノイズキャンセリングや外部音取り込みが搭載されていないので、ウォーキングやランニングなどのアクティビティ中に周囲の音が聞こえなくて使いづらい欠点があります。
ただし、個人的にはノイズキャンセリングも外部音取り込みもなくていいのかなと思っています。


T6は片側5gほどのコンパクトボディで最長9時間のバッテリー寿命を実現していますが、もしこれにノイズキャンセル用マイクなどが搭載されると、大型化&バッテリー寿命減につながります。
どちらの機能も完成度が低いと使いづらさが目立つこともあるので、むしろ割り切ってコンパクト+低価格化に成功したのは割り切りが良いと感じました。

特に外部音取り込みは不自然すぎて使いたくない製品もあったりします。
最後に使った場所がわかるから無くしにくい

完全ワイヤレスイヤホンは手のひらサイズのコンパクトさゆえに無くしてしまう事がありますが、Tranya Audioアプリには「デバイスを探す」機能があるので安心して使えます。
あくまでも「最後に接続した場所が表示される機能」なのでAirTagのようなリアルタイムでの探知機能ではないんですが、最後に使った場所を頼りに探すだけで見つかる可能性がグンと上がるので、手がかりになって助かるんですよね。
完全ワイヤレスイヤホンはコンパクトで紛失防止タグとあわせて持ち運ぶのが難しいので、簡易的な紛失防止機能があるだけでも優秀です。

Tranya T6はこんな人にオススメ
Tranya T6はどんな人にオススメなのかをまとめます。
- シンプルで高品質な完全ワイヤレスイヤホンが欲しい
- アクセサリーのような高級感のあるイヤホンを探している
- ノイズキャンセリングや外部音取り込みはあまり好きじゃない
Tranya T6はコンパクトさと最長9時間のバッテリー寿命を実現しており、シンプルで高品質なワイヤレスイヤホンを探している人にピッタリ。
カジュアルに聴くのにちょうど良い音で、長時間使っていても耳が疲れにくい。ボタン操作でミスなくつかえるので、完全ワイヤレスイヤホン特有の誤動作は無縁なのもGood。
ケースにはアルミ、本体にはメタリックのパーツを使っていて価格以上の高級感があり、ブラック・ピンクともに耳元をさりげなく彩ってくれます。
アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みが搭載されていないので、日頃からあまりそれらの機能を使わない人にピッタリ。もしその機能が欲しい場合は、同社のTranya Novaがオススメです。
Tranya T6のレビューまとめ
Tranya T6をレビューしました。

- 音質:音楽を楽しむのにちょうどいい音
- バッテリー寿命:最長9時間の超ロングライフ
- マルチポイント接続:最大2台の機器で同時に待ち受けできる
- 通話の品質:外でも騒音のないクリアな会話が可能
- ゲームモード:超低遅延だからゲームや動画視聴時にピッタリ
Tranya T6をバッグに入れっぱなしで使っていますが、少し使うだけならほとんどバッテリーが減らないのでサブ用途としては十二分に活躍中。
むしろメインのイヤホンを持ち歩く必要すら感じなくなってきており、音質のちょうど良さや低価格さゆえに気軽に使えるのが生活にフィットしていると感じます。
完全ワイヤレスイヤホンはどちらかといえば音質やノイズキャンセリング性能などに凝ったものが多い中、Tranya T6は長時間駆動のバッテリーや小型化など、ワイヤレスイヤホンとしての使い勝手を突き詰めています。
Amazon.co.jpでは定期的にタイムセールやクーポン配布でよりお安くなっていることもあるので、シンプルで高品質な完全ワイヤレスイヤホンを探している人はぜひ検討してみてください。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。

- Amazon割引クーポンコード:T6215off
- Amazon独自のクーポンと併用可能!さらに15%オフに!
- 使用方法:レジに進む際に上記クーポンコードを入力するだけ
- 締切:2023年10月31日 23:59まで
