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Google Pixel Fold レビュー:ポケットから取り出せるミニタブレット

4.0
スマホ・タブレット関連

  • Google Pixel Foldをリアルに使って感じたこと
  • Google Pixel Foldのメリット・デメリット

こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。

以前から欲しいと思っていたGoogle Pixel Foldがついに発売、無事に入手できました。

購入したのは国内Google Storeで発売されているSIMフリーの正規品、カラーリングはポーセリン(Porcelain)です。

フォルダブルスマホは興味こそあったものの、故障や保証の不安などからハードルが高かったのですが、Googleなら大丈夫だろうという思いも込めて購入しました。

カクタケイ
カクタケイ

フォルダブルスマホといえばGalaxy Z Foldシリーズもありますが、外側ディスプレイの縦長さが好みではなくスルーし続けていました。

発売されてから2週間、メインスマホとして使い続けて感じたことをレビューしていきます。

製品評価
BAD
1
2
3
4
5
GOOD
メリット
デメリット
  • ポケットから取り出せるミニタブレット
  • 外側ディスプレイが使いやすい
  • スタンドがなくても角度を付けられる便利さ
  • 全部入りだからメイン機として使える
  • シンプルに重い
  • 予想以上に開かずに使ってしまう
  • アプリ対応はこれから
  • ディスプレイの修理価格が高い
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Google Pixel Foldの特徴・仕様

Google Pixel Foldは外側に5.8インチ、内側に7.6インチのディスプレイを持つ折りたたみスマートフォンです。

外側・内側ともに幅の広い画面比率になっており、フォルダブルスマホの先駆者「Galaxy Z Fold」シリーズとは異なる設計をしているのが特徴で、開いた状態だけでなく閉じた状態でも快適に使えます。

製品名Google Pixel Fold
ディスプレイ(外部カバー)5.8インチ(146.7mm)
アスペクト比 17.4:9
FHD+ 2,092 x 1,080 OLED(408 PPI)
最大 120 Hz 対応
ディスプレイ(内折り)7.6インチ(192. mm)
アスペクト比 6:5
2,208 x 1,840 OLED(380 PPI)
最大 120 Hz 対応
重量283g
サイズ(折りたたみ時)139.7 × 79.5 × 12.1 mm
サイズ(広げた時)139.7 × 158.7 × 5.8 mm
バッテリーと充電バッテリー駆動時間 24時間以上
(最長72時間のバッテリー駆動時間)
 急速充電対応
Qi ワイヤレス充電対応
メモリとストレージ12GB LPDDR5 RAM
256GB ストレージ
プロセッサGoogle Tensor G2
Titan M2™︎ セキュリティコプロセッサ
背面カメラメイン:48MP f/1.7 1/2センサー
超広角:10.8MP f/2.2 1/3センサー
望遠:10.8MP f/3.05 1/3.1センサー(光学5倍ズーム)

レーザー検出オートフォーカス
光学式および電子式手ぶれ補正機能
前面カメラ9.5MP f/2.2
インナーカメラ8MP f/2.0
認証電源ボタンの指紋認証センサーによる指紋認証
顔認証
パターン、PIN、パスワード
ポートUSB Type-C 3.2 Gen 2
(充電・データ転送用)
SIMデュアルSIM
(nanoSIM ×1・eSIM ×1)
防水・防塵IPX8の防水性能
(防塵対応なし)
材質Corning Gorilla Glass Victusのカバーガラス・背面ガラス
ポリッシュ仕上げのアルミニウム製フレーム
鏡面仕上げのステンレススチール製ヒンジ
カラーリングPorcelain
Obsidian
出典:Google Store【Pixel Fold】

Google Pixel Foldの外観

Pixel Foldのパッケージは、昨今のスマホのパッケージにしては大柄なものです。

いかにもスクエアなパッケージだったので、てっきり中には開いた状態で入っているのかと思いましたが、閉じた状態で入っていました。

付属品などは上記の通り。本体やケーブル、リーフレット類とシンプルです。

スマホが収納されていた右上の紙には、フレキシブルスクリーンの注意点が記載されているので、使い始める前にしっかりと読み込んでおいた方がいいですね。

ちなみに本体はぱっと見コンパクトなので油断しがちですが、重量は300g弱あってズッシリきます。

カクタケイ
カクタケイ

持ち上げた時の第一声は「うわっ…重いな…」でした。

Pixel Fold本体を確認。選んだのはポーセリン。フレームはゴールド系の色味で上品さアリ。

ポリッシュ加工がされているアルミフレームは高級感バツグンですが、キズが付きやすそうにも見えるのがちょっと心配です。

背面はベージュのような淡いゴールドのような不思議な色味をしているガラスパネルを採用。ポリッシュ加工されたフレームの色味も相まって高級感の塊ともいえるほど。

内側のディスプレイにはティアドロップ型の折りたたみ方式が採用されており、閉じた時にはほぼ隙間がなくなるので、ビルドクオリティが一段と高く感じられます。

前面・背面ガラスともにCorning Gorilla Glass Victus(コーニング ゴリラガラス ヴィクタス)を採用しており、気をつけて使っていればキズにはならなさそうです。

カクタケイ
カクタケイ

できればケースなしで使いたいほど美しい外観なんですが、落とした時やフレームのことを考えるとケースをつけるのはほぼ必須なのがちょっと残念。

バックパネルはフロスト加工、カメラはヘアライン加工となっており、背面では繊細さと上品さを演出。

フロスト加工のバックパネルは皮脂などが残りにくく、ケースなしで使っていても清潔感があるので個人的にはかなり好みです。

カクタケイ
カクタケイ

できればフレームもマット調にしてくれれば、キズがつかなさそうで安心だったんですが。

ちなみに手で持った時のサイズ感はこんな感じ。ちょっと重さはありますが、フィット感は上々です。

底面にはUSB-CポートとSIMトレー、右側面には電源ボタンと音量ボタン、上面には同色のアンテナ部分があります。

スピーカーは上下にレイアウトされ、閉じた状態でも開いた状態でもステレオになるように配置されています。

側面の電源ボタンは指紋認証センサーを兼ねており、従来のPixel 7/7 Proでもまだ言われていた指紋認証精度の低さとは無縁に。

ヒンジ部分はフレーム同様ポリッシュ加工がされており、範囲の広さも相まってゴージャスな印象。

ただしキズがつきやすく、ボクは既に2箇所ほどうっすらとキズがついてしまったのでお気をつけて。

Pixelシリーズらしいカメラバー。Pixel 7/7 Proなどとは違い、独立した島状のデザインに、メイン・超広角・ズームの3カメラがレイアウト。

そのうちズームカメラには「ペリスコープ方式」が採用されており、最大5倍までの光学ズーム機能も実装しています。

ケースなしで置くとカメラバーが触れてしまうので気を付けるべき。おいた時の安定感はあるんですが。

カクタケイ
カクタケイ

カメラについては後述します。

Pixel Foldの内側はほぼ全てがディスプレイ。開いた際の厚みはたったの5.8mmしかありません。

内側のディスプレイには出荷時から専用フィルムが貼られていて剥がすのは厳禁。また、上からフィルムやコーティングを施工するのもNGです。

指滑りがあまりよくないので、愛用しているガラスコーティングを施工したかったのですが諦めます。

ちなみに内側の専用フィルムは正規サービスプロパイダのiCrackedでの郵送修理に対応、価格は約15,000円です。0の数は間違ってません……。

カクタケイ
カクタケイ

外側のディスプレイにはガラスフィルムなどを貼ってもOKです。

左手の親指付け根をフレームにひっかけて

ちなみにディスプレイを点灯させるとベゼルの広さが目立ちます。ちなみにインナーカメラもベゼル右上付近にあります。

とはいえタブレットタイプとして考えると標準的かそれ以下と言った感じ。タブレットは幅が広く、スマホと同じように安定して掴めないので、ベゼルがあると持ちやすいんですよね。

カクタケイ
カクタケイ

ベゼルのおかげで誤タッチもなく、安定して保持できます。

ディスプレイ中央には折り目が感じられますが、2週間ほど使っていても気になったことはほとんどありません。

カクタケイ
カクタケイ

折り目にフォーカスすれば気になりますが、動画やサイトを見ているときは内容にフォーカスしているので気になりません。

Pixel Foldのヒンジは無段階調整が可能なので上記のような角度で固定することも可能。

後述するテントモードやテーブルトップモードなどで便利に活用できるので、このヒンジは優秀です。

左がPixel Fold、右がPixel 7

最後にサイズを比較。閉じた状態ではPixel 7より「広く短い」といった感じ。

Pixel Foldは「持ちづらさは感じないものの、ガッツリ掴んで操作はできない」サイズです。

上がiPad mini 6、下がPixel Fold

広げた状態ではiPad mini 6より一回り小さいサイズ感。

Pixel Foldは7.6インチの283g、iPad mini 6は8.3インチの293gなので、OSが違うとはいえどちらも同じ感覚で使えます。

カクタケイ
カクタケイ

太く見えたベゼルも、iPad mini 6と比べるとかなりスッキリした感じですね。

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Google Pixel Foldを使ってみる

Google Pixel Foldをいろいろな用途で使ってみます。

ベンチマークと雑感

使用感の紹介に入る前に、Geekbench 6のスコアを紹介。

Pixel Foldのスペックは昨年発売されたPixel 7/7 Proとほとんど同じなだけあって、2023年現在ではミドルハイほどの性能になっています。

製品名Pixel Fold参考:Pixel 7 Pro参考:Galaxy Z Fold4
プロセッサTensor G2
12GB RAM
Tensor G2
12GB RAM
Snapdragon 8+ Gen 1
12GB RAM
CPU(シングル)1469約1400約1700
CPU(マルチ)3696約3500約4200
GPU(Valcan)4778約4600約7000
Pixel Foldのスコアは実機で確認、Pixel 7 ProとGalaxy Z FoldのスコアはGeekbench 6の公式サイトからの引用(おおむねの平均値で表示)

2022年発売のGalaxy Z Fold4と比べてみると、数字上ではPixel Foldは2/3ほどの性能しかなく、2023年に発売されたことと25万円という価格を考えると、処理性能の低さを感じてしまいます。

特に2023年に発売されたGalaxy Z Fold5はZ Fold4よりさらに強化されており、スペックベースで考えるとPixel Foldでは太刀打ちできない状態になってしまっています。

とはいえ、Tensor G2はスペックモンスターではなくAI技術を活用したプロセッサであることは周知で、数字以上に快適に動作するのも事実。

LINEやX(Twitter)、銀行・決済アプリやブラウザなどの普段使いではストレスを感じることは全くなく、終始快適につかえます。

カクタケイ
カクタケイ

ただしこの後にレビューしますが、ヘビー級のゲームには不向きだと感じました。

Pixel Foldのディスプレイの使用感

外側ディスプレイは通常のスマホよりちょっと縦に短いが、使いにくさは感じない

Pixel Foldのディスプレイは外側が17.4:9、内側が6:5と、どちらも横に広い比率を採用。

外側ディスプレイは、閉じた状態でも一般的なスマホと同じ感覚で使えるのが魅力的です。

カクタケイ
カクタケイ

外側はちょっと縦が短いだけで普通のスマホと変わらない操作感に仕上げられています。

内側ディスプレイはそのまま開くと横向きになっており、アプリによってはPC表示や専用表示でコンテンツを楽しめるようになっています。

例えばブラウザではPC表示が使えるので、ページ全体が閲覧しやすくなりスマホとは思えないほどの閲覧性の高さを実現。