
こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
先日、会社で使っていたオフィスチェアが壊れてしまい、新しいものを購入することに。
何を買おうか悩んでいたんですが、以前勤めていた会社で使っていたハーマンミラー セイルチェアが優れていたことを思い出したので導入することにしました。

セイルチェアはカジュアルなデザインが特徴のオフィスチェア。その見た目ゆえに自宅の書斎やリビングなどの様々な場所でも違和感なく使えます。
デザインだけでなく性能も高く、独特な形をしているメッシュの背もたれは寄りかかった体を優しくホールド。クッションもしっかりと体圧を分散するため、長時間座っていてもほとんど疲れは感じません。
その使い心地の良さには驚きを隠せず、さすがは高級オフィスチェアの代名詞ともなるハーマンミラーの製品だと感心してしまいました。

あまりにも感触が良かったため、会社で使おうとしていたのにも関わらず自宅用にしてしまうほど気に入ってしまいました。
というわけで今回はハーマンミラー セイルチェアについて、使って感じたいいところや悪いところを包み隠さずにレビューしていきます。


ハーマンミラー セイルチェアのスペックと比較

まずはハーマンミラー セイルチェアのスペックについて確認していきます。
製品名 | ハーマンミラー セイルチェア |
---|---|
サイズ | 高さ:890 – 990 mm 幅:730 mm シート高:425 – 525 mm シート幅:500 mm シート奥行:430 – 480 mm アーム高:570 – 780 mm |
重さ | 16.8 – 18.1kg |
座面の素材 | ウレタンフォームにファブリック張り |
背もたれの素材 | エラストマー |
調整・可動部位 | 背もたれ・座面のリクライニング・前傾チルト 座面の前後 ランバーサポート(オプション) アームの上下 アームの幅・奥行き(オプション) |
キャスター | BBキャスター C7堅床キャスター |
耐荷重 | 159kg |
保証期間 | 12年間 |
セイルチェアはヘッドレストなしのローバックタイプなので、高さは1m以下のコンパクトなサイズ感。背もたれがメッシュ調のデザインになっているため、サイズ感以上に小さく感じられます。
機能面ではリクライニングや昇降といった当たり前の機能に加え、アームの上下や座面の前後動にも対応。さらには特徴的な前傾チルトにも対応しています。
オプションでランバーサポートやより細かいアームの操作にも対応するため、より細かく体に合わせたいという要望にも応えられるようになっています。
ハーマンミラーのオフィスチェアのなかでは安価な部類ですが、ツボをしっかりと抑えることで実用性・デザイン・価格を高次元で両立している製品です。
アーロンチェアとの違い
セイルチェアの検討中によく比較されている「ハーマンミラー アーロンチェア」と比較してみます。
セイルチェア | アーロンチェア | |
---|---|---|
座面 | ウレタンフォームにファブリック張り | メッシュ |
背もたれ | エラストマー | メッシュ |
調整・可動部位 | 背もたれ・座面のリクライニング・前傾 座面の前後 ランバーサポート(オプション) アームの上下 アームの幅・奥行き(オプション) | 背もたれ・座面のリクライニング・前傾 座面の前後 ランバーサポート アームの上下 アームの幅・奥行き |
カラーリング | ブラック・ホワイトフレームをベースに カラフルなカラーリングを用意 | グラファイト オニキス カーボン ミネラル |
サイズ | 1サイズ | スモール・ミディアム・ラージの3サイズ |
価格 | 約10万円 | 約30万円 |

セイルチェアとアーロンチェアは同じハーマンミラーのオフィスチェアだけあり、基本的な機能は似通っているのが特徴。
セイルチェアでは一部オプションのものもありますが、フルセットにすればアーロンチェアと同じ機能を持たせることも可能。ただし可動範囲の広さや細かさはアーロンチェアのほうが優位です。
また、アーロンチェアはスモール・ミディアム・ラージの3サイズが用意されているため、自分の体格に合わせてよりピッタリなものを選べるのも特徴。
逆にセイルチェアは1つのサイズで全ての体格をカバーするため、体が極端に小柄・大柄な場合は微妙に合わないなんてことも考えられます。

機能面ではエントリークラスのセイルチェアより、ハイエンドなアーロンチェアの方が優位ですね。

ここまでみればアーロンチェアの方が優位にも感じますが、カラーリング・デザインの面ではセイルチェアに分があります。
セイルチェアは赤・青・オレンジ・茶など、よりカラフルかつカジュアルなデザインのおかげでリビングなどでの共用ワークスペースにも使いやすくなっています。フレームもブラック・ホワイトの2色から選べるのもポイント。
アーロンチェアは「ザ・オフィスチェア」といったデザインで、全体的に無骨な印象。色もブラック系やホワイト系のモノトーンのものしかありません。書斎や自室などの作業場にマッチするデザインです。
「カジュアルなオフィスチェアがいい」「プロ仕様の妥協のないオフィスチェアがいい」というように、デザインと機能面のどちらをとるかで最適な選択肢は変わります……が、価格差は3倍と大きめ。
セイルチェアにもブラック単色のような無骨なデザインのものもあるため、「ほとんどの場合はセイルチェアで事足りるのでは?」と感じてしまうのも実情です。

スペック上ではアーロンチェアより劣りますが、使い心地はセイルチェアも抜群。使っていてもまったく過不足ない優秀さを感じています。
ハーマンミラー セイルチェアの外観・デザイン
それではさっそくセイルチェアの外観・デザインを確認していきます。



今回購入したのはホワイトフレーム・フォグベース・フェザーグレーの組み合わせ。全体がほぼまっしろい印象になるカラーリングです。
ほとんどの素材が樹脂でできているので、全体の重さは約18kgほどと軽めな作り。初めて動かした時にはその軽さ感にびっくりしました。

以前使っていたエルゴヒューマン プロ オットマンは約32kgもあったので、びっくりするほど軽く感じたんです。

座面はファブリック張りのウレタンフォームを採用。
生地は目が細かく、毛羽立ちの少ない耐久性の高そうなものを採用しています。長時間座っていてもズレない安定感もありました。
https://www.hermanmiller.com/content/dam/hermanmiller/documents/product_literature/leaflet/apac/sayl_chairs_leaflet_ja-jp.pdf
座面高は425mm〜525mmと、調整の幅は広め。身長167cmの筆者はちょうど中間くらいの高さで使っています。

左手側 | 右手側 | |
---|---|---|
割り当てられている機能 | リクライニング角度の制限 前傾チルトオンオフ 座面の前後スライド | リクライニング強度の調整 座面の昇降 |


座面下の左右にはチェアの調整ダイヤルなどがバランスよく配置されていました。着座したままでも手が操作しやすい位置にあるのがGood。


特徴的な背もたれは柔らかいエラストマー製。
手で簡単に曲げられるほど柔らかく作られており、メッシュ状に仕上げた背もたれをYタワーサスペンションと呼ばれる軸で支えることで、寄りかかった時に自然と体にフィットさせる設計になっています。

体に合わせて自在に変形してくれるので、極上のフィット感が味わえます。

ちなみに過去にはアプホルスターというカバー付きのモデルもありましたが、2023年現在はこのメッシュ状の背もたれしかありません。


オフィスチェアに欠かせない腰部分のサポートも抜かりなし。側面からみるとぐいっと湾曲しているので自然と背骨がS字を描くようになっています。
一応オプションでランバーサポートの装着もできますが、なくても十分しっかりと支えてくれるので問題なさそうです。

もしランバーサポートの調整機能が欲しい場合は、購入時にオプションを選択しましょう。購入後からの装着は不可能なので注意。

アームレストは上下昇降のみのものが標準仕様。オプションでフルアジャスタブルアーム(上下・左右幅・奥行き)を調整できるタイプのものも用意されています。


上面は反発力の高いウレタン製で、華奢に見える形ながらも軽く体重をかけてもびくともしない強さも持ち合わせています。
アームレストの高さ調整は、アームレスト側面にあるラバーで覆われた小さなノブで状態で行えます。


高さ調整の幅は広く、よほど座高が高い人でもバッチリ合わせられるほどの余裕があります。もちろん、机と同じ高さに合わせるのもお手のものです。

足はフォグベースなので樹脂製のもの。他にも金属製のポリッシュベースがありますが、重くなるので個人的にはNG。キャスターはBBキャスターというフローリング用のものを選択しました。
ほかにもC7堅床キャスターというコンクリート用のものも用意されています。BBよりC7のほうが柔らかいので、動いた時のゴロゴロ音を抑えたいという場合にもアリ。

ハーマンミラー セイルチェアのレビュー
続いて、ハーマンミラー セイルチェアを使って感じたことについて紹介します。
タップできる見出し
自分の体にしっかりとフィットさせられる
セイルチェアはハーマンミラーのパフォーマンスシーティングという製品群に位置しており、長時間の着座でも快適に居られるように作られている製品。
シンプルなデザインながらも調整の自由度が高く、自分の体にしっかりとフィットさせることで快適に使えるように設計されているんです。
私たちの人気のオフィスチェアは、9時から5時、またはそれ以上、快適に座れるようにデザインされています。
出典:ハーマンミラー パフォーマンスシーティング

また、その自由度を最大限活かせるように、付属の説明書には最適なセッティング方法も書かれているのもポイント。買ってすぐに最良の状態にできるんです。
オフィスチェアの正しい調整方法は意外と知らないもので、調べてみても何が正しいのかすらわからないことが多く、高さやロッキングの強度などはなんとなくで使ってしまうんですよね。
なのでセイルチェアに変えてすぐ理想的な状態に合わせられるようになったのは最高でした。
使い始めてみると、確かにその疲労度の低さは宣伝の通りで、朝から晩まで長時間座り続けていても首や肩、腰などの疲労度はまだまだ問題なしといったところ。
特にヘッドレストがないので首は痛くなると思っていましたが、いい方向に裏切られたなとも感じています。

この座り心地の良さはズルいです、冗談抜きで。
前傾チルトでデスクワーク時の姿勢がラクに


セイルチェアには座面と背もたれを前に5度傾けられる「前傾チルト」が搭載。5度はちょっとした変化にも感じますが、実際に座ってみると浅く腰掛けたようになるため、自然と背筋が伸びるようになるんです。
通常ならオフィスチェアに座ったまま前傾姿勢になると、背もたれと背が離れて腰や背に負担がかかりますが、前傾チルトをオンにすれば背骨をしっかりと支えられるようになり、体にかかる負荷を最小限にしてくれるんです。
ボク自身、前傾チルトの効果には半信半疑でしたが、使ってみるとその評価は一変。今では集中してブログ作業をしている際には必ず前傾チルトを使うようにしています。
今後もしオフィスチェアを買い替えることになった時、この機能がないものは選べないと感じているほどです。

座面だけでなく背もたれも前傾するので、自然と体を支えてくれてとても快適です。

使う際には左手側のスイッチを奥側に傾けるだけ。ワンタッチでオンオフできるので、「前傾姿勢が増えたらオン、少し休みたくなったらオフ」と、気分に合わせて気軽に切り替えられるのが便利です。
ただ、少しだけ座面の高さを上げるように推奨されているので、人によってはフットレストを併用して微調整した方がいい可能性もあり。IKEAのダーゴットが手頃でおすすめです。
ウレタン座面は長時間座っても疲れない

セイルチェアの座面にはウレタンフォームをファブリック張りにしたものが使われており、座り心地はとても快適。
体圧が均等に分散されるため局所的に圧がかかることもなく、長時間座っていても疲れを感じることはありません。
休日は朝から晩までがっつり作業やゲームをして過ごすことが多いんですが、それでも体の疲れが最小限ですんでいたのには驚きました。
ウレタンフォームの強度は高めで、手で押してみてもしっかりと反発感があるもの。長期間使い続けても最小限の劣化ですみそうです。

今まで使っていたメッシュ座面のエルゴヒューマンと比べても、甲乙つけ難いほど優秀な座り心地です。

この座面に気になるところがあるとすれば、夏場のムレ具合と汚れがついてしまったときの2点。
ウレタンフォームの座面は通気性が低く、気温や湿度が高くなるとムレやすい傾向アリ。すでに4月ごろの陽気でも少し暑く感じることがあるので、夏になるとより気になりそうです。
また、汗や汚れが染み込んでしまうので素肌が触れる短パンなどで座らないようにしつつ、コーヒーなどを飲む時もこぼさないように気を付けておくべきだと感じています。
もし汚れてしまった場合には、ハーマンミラー公式で用意されている「クリーニングサービス」を使えばいいので、万が一に頼れるところがあるのだけは助かりますね。

以前勤めていた会社でセイルチェアを使っていたんですが、長期間使われていたこともあり少し薄汚れていたのを覚えています。
背もたれがコンパクトでどんな場所にも馴染む
セイルチェアの背もたれは比較的コンパクトなので圧迫感がないため、家のどんな場所においても自然と馴染むのがメリット。書斎だけでなくリビングダイニングの一角でも合わせられます。
以前使っていたエルゴヒューマン プロ オットマンはヘッドレスト付きの大きなオフィスチェアだったため、6畳の部屋で使っていても大きく感じていましたが、セイルチェアに変えた途端のスッキリ感にはびっくり。

背もたれのコンパクトさもありますが、メッシュ調のデザインもかなり効果的に感じています。

背もたれは上部に行くにつれ狭くなっており、身長167cmの筆者が座ると肩の部分は上にはみ出るようになっていますが違和感はなし。
むしろ座ったままでも肩を自由に動かすことができるため、動きの激しいFPSゲームや、液タブでのイラスト制作などの用途にも対応できる懐の広さがあります。
作業で疲れた際に伸びをしたり腕を回したりするリフレッシュもしやすいので、買う前にイメージしている以上に使いやすく感じますよ。

前傾チルトと組み合わせれば敵なしの快適さです!
カラーリングが豊富

セイルチェアはカラーリングがとても豊富。
今回購入したのはホワイトフレーム・フォグベース・フェザーグレーの組み合わせですが、他にも様々な種類があり、部屋のインテリアや趣味嗜好にピッタリなデザインを選べるのが魅力です。
オフィスチェアといえばモノトーンなものや落ち着いた色のものが多い中、セイルチェアではオレンジやレッド、グリーンなどといった明るめのカラーもラインナップ。
とはいえ奇抜すぎることはなく、自然と馴染むような色味なのが嬉しいところです。

通常のセイルチェアのほかに「ハーマンミラーゲーミング」という別ブランドでも販売されており、そちらはブラックベースにビビッドなネオンカラーの背もたれが組み合わせられています。
通常のセイルチェアと機能面では変わらないものの、NZXTやRazer、ロジクールGなどのゲーミングPC製品とマッチするカラーで用意されているので、ゲーミングチェアとして使うのもおすすめ。
デザインがいいので、デスクセットアップの中でも一際光る存在になりますよ。
安心の12年保証

セイルチェアはオフィスチェアの中ではお手頃な部類ですが、それでも価格は約10万円とかなり高価。IKEAやニトリで1万円も出せば買えることを考えると、使っているうちに壊れてしまったら青ざめてしまいますよね。
ですがセイルチェアは、正規ディーラー(AmazonやIDC大塚家具など)で新品を購入すれば12年の保証期間があるため、もし使っていて壊れてしまっても安心です。

オフィスチェアは長期間使っていると、きしみ音や劣化などの不調が必ずでてきます。ですが保証や修理サービスがあれば、安心して使い続けられますよね。
保証期間 | |
---|---|
ガス圧シリンダー | 2年 |
それ以外のすべての部品 | 12年 |
経年劣化 通常の損耗摩耗に起因する故障 など | 対象外 |
保証部位はほぼ全てにあたり、唯一ガス圧シリンダーだけが2年の保証となっていますが、それ以外の部品はすべて12年。それだけの長期間保証し続けられるという品質への自信の高さが垣間見えます。
ただし経年劣化などは保証対象外になるので、ウレタンのヘタリなどやガスダンパーの劣化に関しては有償での対応になるはず。それでもサポート対応がないよりは断然嬉しいですよね。

サポート対応がなければ壊れたらそのままゴミになってしまいます。丁重な対応があるからこそ、高価格でも納得して購入・使用できる体制になっていますね。
また、先ほど座面のところでも少しだけ触れましたが、ハーマンミラーには公式のクリーニングサービスも用意されているので、ファブリック座面などが汚れてきたらクリーニングにだすのもアリ。
合わせて座面の交換もお願いすれば新品のような気持ちで使えることを考えると、セイルチェアはかなりの長期間使い続けられるコスパの良さがあるなと感じました。

ハーマンミラー セイルチェアはこんな人におすすめ
- 洗練されたデザインのオフィスチェアを探している
- 初めてオフィスチェアを買うから王道のものがいい
- リビングなどのカジュアルな場所で使いたい
- 家族やパートナーと共用にしたい
ハーマンミラー セイルチェアは「デザインも座り心地も最高のオフィスチェアが欲しい」という欲求をストレートに叶えてくれる製品。
パッと見ると「本当に座り心地とか大丈夫なの?」と感じるデザインかもしれませんが、座り心地はさすがと言わざるを得ないほど優秀で、長時間ガッツリ作業していても疲労感はほとんどありません。
1サイズで全ての体格に対応できるように設計されているので、共用スペースにおいて複数人で使い回したりするのにも最適です。
ヘッドレストがないので「リラックスするために使いたい」と考えている場合には不向き。エルゴヒューマン プロなどのヘッドレスト付きのオフィスチェアを選ぶ方がいいでしょう。
ハーマンミラー セイルチェアはレンタルや中古より新品を買うのが1番コスパがいい

セイルチェアは標準的なモデルの価格が約12万円と高価。その価格だけみると新品ではなく、中古品やレンタルを使うのがオトクに感じますが、実は新品が1番コスパがいいんです。
新品の購入 (Kagg.jpなど) | 中古品の購入 (オフィスバスターズなど) | 家具レンタル (CLASなど) | |
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メリット | 12年の長期保証が適応 自分好みの仕様を選べる 汚れのないキレイな製品を使える | 平均6万円前後で購入可能 | 毎月8,000円の低コストで導入できる 短期間での返却なら低コストに 新品ではないがリペア・クリーニング済み |
デメリット | 約12万円を拠出しないといけない | 人が座った汚れなどが残っている可能性がある 保証がないので壊れたらすべて実費 アームやランバーサポートの仕様が選べない | 1年半くらい借りると新品を買える金額に アームやランバーサポートの仕様が選べない |
中古オフィス家具で有名なオフィスバスターズで調べてみると、セイルチェアは品質によりますが平均6万円前後。新品に比べると半分くらいの価格で購入できます。
ですが中古で購入する場合は12年保証がないため、故障した際の修理は必ず実費に。保証継承もできないので、1年落ちの中古品を買っても壊れてしまったら、多額の修理代がかかってしまうんです。

現在の修理代はすべて問い合わせてからの見積もりですが、調べてみると「もう1個オフィスチェアが買えるかも…」といった噂も。保証なしは怖いですね……。
レンタルの場合、家具レンタルの大手「CLAS(クラス)」での価格は毎月7,920円(2023年4月現在)。12ヶ月利用すると、ざっくり96,000円ほどかかります。
これでは1年借りるだけでセイルチェアの新品価格の3/4ほどとなるため割高な印象に。ボク自身も購入前に調べてみて愕然としたくらいです。
レンタルは短期間で返せるというメリットもありますが、単身赴任などのよほどの理由がない限りあまりおすすめできません。

もしセイルチェアを新品で購入して12年間使い続けた場合、価格が12万円と仮定すると年間1万円、月833円、1日にすると27円。レンタルと比べると激安なんです。

なので、セイルチェアを購入するならAmazonやIDC 大塚家具、Kagg.jpなどの正規ディーラーから新品で購入するのがおすすめ。12年保証も適応されるので、万が一壊れてしまっても大丈夫です。
オフィスチェアは高価な買い物にはなりますが、疲労度や満足感では大きな差が生まれます。
体がダメになってからマッサージ屋や整骨院などにかかると、毎回5,000円くらいかかったりも。
そういう意味でも、月833円の投資で体のコンディションを維持できると考えると、これ以上のコスパはないなと思いますよ。

正規ディーラーの中でもおすすめなのがKagg.jp。送料無料・最安値保証・豊富な品揃えが魅力な大手オフィス家具通販サイトです。

ハーマンミラー セイルチェアはデザインも座り心地も優秀なオフィスチェア

セイルチェアを購入してから長時間の作業・ゲームがとてもラクに。どれだけ座っていてもほとんど疲れないので、今まで以上にデスクにいるのが楽しくなりました。
実はここしばらくの間、首や背の痛みに悩まされるシーンがあったんですが、セイルチェアに変えてからは全くなし。湿布薬を常備しておく必要もなくなり、身も心も軽くなりました。

さすがはアーロンチェアを作っているハーマンミラーの製品だけあると素直に感心しています。
デザインに目が奪われがちなセイルチェアですが、オフィスチェアとしての性能も上々。見た目が気に入って購入したとしても全く後悔することはなく、使えば快適に座れて幸せな優秀な製品なので、ぜひ前向きに検討してみてください。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。
