こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
デスク環境を整えようとすると、避けて通れないのが配線整理。
ボクも配線整理にはこだわっていて、すでにサンワサプライのメッシュケーブルトレーを使っているんですが、見えないからと雑にケーブルを放り込んでしまって悲惨なことになりつつあります。

内側が見えにくいので管理がしにくく、もっとケーブルの管理がしやすいケーブルトレーがあればと思っていたんです。
そこでちょうどBELLEMOND(ベルモンド)様から「新しく発売した配線すっきり君を試してみませんか?」とお声がかかったので、ありがたく試させていただくことにしました。

ベルモンド 配線すっきり君はワイヤータイプのケーブルトレーで、400mmと600mmの2つのラインナップが用意。クランプ式なのでほとんどの机に設置できるのもGood。
カラーリングもマットブラック・マットホワイト・マットグレーの3色を用意しており、デスクに合わせてサイズと色を選べます。
別のケーブルトレーから交換して使い始めましたが使い勝手の良さがバツグンで、「最初からこっちにしておけばよかった」と感じるほどでした。
というわけで今回はベルモンド 配線すっきり君についてレビューしていきます。
ベルモンド 配線すっきり君の特徴・仕様
【ベルモンド 配線すっきり君】の特徴
- 幅400mmと600mmをラインナップ
- 工具不要で5分以内の簡単取り付け
- ワイヤータイプでお手入れ簡単
サイズ(幅 × 奥行き × 高さ) | 400 or 600 × 145 × 195 mm |
装着方法 | クランプ式 |
取り付け可能な天板の厚み | 20 〜 60 mm |
カラーバリエーション | #1 マットブラック #2 マットホワイト #3 マットグレー |
価格(税込) | 1m:2,280円 2m:2,980円 |
ベルモンド 配線すっきり君は、通気性の良いワイヤータイプのケーブルトレー。デスクに設置することで、床に転がったACアダプターなどをすっきりとひとまとめにできる便利なアイテムです。
クランプ式でどんな机でも使えるので、ドリルでの穴あけなどは不要。たったの5分ほどで装着できるので、面倒なケーブル整理作業のとっかかりがとてもスムーズになります。
床にケーブルやACアダプターが転がっている状態が改善するため、見た目のスッキリさが大きく改善するのが何よりのメリット。デスク周辺をすっきりとさせたい人には必須のアイテムです。

昔は床置きのケーブルボックス派だったんですが、重い腰を上げてケーブルトレーにしたら便利すぎて戻れなくなりました。
ベルモンド 配線すっきり君の外観・デザイン

さっそくベルモンド 配線すっきり君を開封していきます。

内容物はケーブルトレー本体と部品、説明書です。
到着時にはバラバラなので組み立ててから使うことになりますが、組み立てはネジを4本締めるだけとカンタンです。

ちなみに部品は全てプチプチタイプの緩衝材に包まれていました。さすが日本の会社だけあります、感謝。

今回選んだのはマットグレー。
ケーブルトレーとしては珍しいカラーリングですが、アイランドタイプのデスクなどで見える場合は暗すぎず明るすぎないちょうどいい色味だと感じました。

クランプとトレーを取り付ける前に、クランプ部分に緩衝材を貼り付けていきます。予備も1セット付属しているので、長期間使ってヘタってしまっても張り替えられます。

クランプとトレーは付属のネジを締めていくだけ。片側2本、両側で4本のネジを閉めれば完成です。

完成すると上記のような感じに。

実際に机に取り付け。左右2箇所のクランプで机に固定するだけです。クランプには先ほど貼り付けた緩衝材があるので、よほど強く締めすぎない限り天板にキズはつきません。
クランプのハンドル部分もヒトデ型になっているので、回す時も手が滑らず、スムーズに取り付けられました。

柔らかいヒノキ天板でも、キズや凹みはつきませんでした。

配線すっきり君を取り付けると、クランプの反面がデスク上に出てきます。クランプ同士の幅は600mmモデルでおおむね530mmほど。
モニターアームを使っていたり物を置いていたりする場合には干渉の可能性があるので、あらかじめ取り付けられるか確認してから購入するといいでしょう。

使い方がわからない場合は、ベルモンド公式の解説動画をチェック!
配線すっきり君をデスクに取り付けてみた
今まで使っていたサンワサプライのメッシュケーブルトレーを外し、ベルモンドの配線すっきり君を取り付けてみました。
まずはビフォーから。


メッシュケーブルトレーは、横900mmのキャパの大きさと内側の見えにくさが魅力なんですが、その分適当に放り込んでしまって魔窟のような状態になっていました。
続いてアフター。

ぱっと見だけは「全然変わらないじゃん?」と思いがちですが、設置した身としてはやはり配線すっきり君のほうがキレイになったなという印象アリ。
ケーブルトレーの幅も900mmから600mmと2/3サイズまで小さくなっていますが、その容量の少なさを感じさせることもなく、すっきりまとめられました。

ワイヤータイプなので、タップや余ったケーブルを結束バンドで固定できたことで、ケーブルの絡まりは皆無に。

目隠しがなくケーブルが確認できるのでどう配線されているかがすぐにわかり、抜き差しする時も一目で迷わずに探せるように。
結束バンドを用いた固定やケーブルの取り回しの調節のしやすさは、以前のメッシュケーブルトレーでは実現不可能。配線すっきり君の使い勝手の良さを如実に感じました。
配線トレーにしては珍しいマットグレーも暗いデスク下ではワイヤーが見えやすいため、スピーディに作業できたのも大助かりでした。

配線整理はデスク下で体勢がキツいため、できればパパッと終わらせたいところ。配線すっきり君なら管理しやすいので、作業時間を短くできてGood。
ベルモンド 配線すっきり君のメリット・良いところ
続いて、ベルモンド 配線すっきり君を使って感じたメリット・良いところを紹介します。
ホコリが溜まりにくく安全

ベルモンド 配線すっきり君の何よりのメリットは、ホコリが溜まりにくく安全なこと。
今まで使っていたメッシュタイプのトレーでは、内側にじわじわとホコリが溜まってしまいましたが、配線すっきり君はワイヤータイプなのでホコリがほとんど溜まらずキレイなまま。
ACアダプタの上などには溜まってしまいますが、トレーと机のクリアランスが広めに作られていてハンディモップもかけやすいため、キレイな状態の維持もラクだなと感じました。

コンセント周りのホコリはトラッキング火災にもつながる恐れがあるので、掃除がしやすいメッシュタイプのほうが良いですね!
通気性が良く、熱がこもりにくくなる

パソコンや外部ディスプレイのACアダプターは出力が高いため発熱も大きめ。
ケーブルボックスや金属板などのしっかりとした構造のトレーのように熱がこもってしまいますが、配線すっきり君ならワイヤータイプで通気性が良いのでその心配も無用なんです。

最近はUSB Power Delivery対応の外部ディスプレイも増えていますが、出力が高くなる分アダプターも大きくなり、発熱も増えているんですよね……。

余談ですが、配線すっきり君の上にNintendo Switchを設置するのもおすすめ。
トレーとデスクのクリアランスが広めに取られているおかげで無理なく設置できますし、意外と排熱の多いSwitchでも通気性の良さのおかげで動作の安定性は全く問題なし。
取り出す際も前側に傾ければスッと抜けるので、ゲームカードの交換も問題なく行えます。外部ディスプレイに繋ぐケーブルも短くてOKだったりとメリットばかりなのでぜひ。

Switchをケーブルボックスなど熱のこもる場所に収納してしまうと、ヘビーなゲームをプレイした時に熱くなりすぎて強制スリープすることもあるんですよ。
コンセントの抜き差しがしやすい

今まで使っていたメッシュトレーは「どうせ見えないから」とぐちゃぐちゃに押し込んでいたんですが、結果的に絡まって管理がしにくくなっていました。
ですが、ベルモンド 配線すっきり君はワイヤータイプで設置したコンセントやケーブルが丸見え。おかげでケーブルの抜き差しや管理が圧倒的に楽なんです。
高さの余裕もあるので手も入れやすく、設置時の面倒なケーブル整理の作業も他のケーブルトレーより格段に行いやすかったのがかなり印象的でした。
デスク周辺だと思っているよりケーブルの抜き差し頻度が高かったりするので、地味に嬉しいポイントです。

ボックスだと蓋を開けてケーブルをひっくり返す必要がありますし、目隠しタイプのトレーだと隙間から手探りで探したりと、大変なんですよね。
ACアダプターを乗せても歪まない強靭さ

ベルモンド 配線すっきり君は華奢に見えがちなワイヤータイプですが、太さ4mmの鋼材を使っていたり、裏面で3箇所の補強が施されていたりするので、重いACアダプターを乗せても全く問題なし。
自重で歪んでしまうこともないため、長期間安心して使えそうです。
ベルモンド 配線すっきり君のデメリット・気になるところ
最後に、ベルモンド 配線すっきり君を使って「もったいない」と感じた点が1つあったので紹介します。
より大きい800mmもラインナップして欲しかった

ベルモンド 配線すっきり君のラインナップは幅400mmと600mmの2つ。使い勝手が良く万人におすすめできる配線トレーなんですが、せっかくならあと少し広い幅の用意があればいいのにと感じました。
今回ボクがタップに接続した機器は合わせて7つ。そのうち2つは大きなACアダプターですが、この時点でも結構ギリギリ。ボク自身の環境では現時点で足りていますがこれ以上機器を増やすのは難しそうです。
自分のデスクをガッツリ組み上げている場合は足りないかもしれませんが、逆に言えば、7個くらいの機器までなら十分レイアウトできるので、テレワーク用途など簡易的なデスクならおそらく問題なし。
使い勝手の良い製品なのでより多くの機器を使えるサイズのものがあると、より魅力的な製品になるのではと思います。
ベルモンド 配線すっきり君はこんな人におすすめ
- ケーブルトレー上もキレイに管理したい
- ACアダプターなどの排熱が不安
- デスクに穴は開けたくない
ベルモンド 配線すっきり君は、「デスクの配線をすっきりまとめたい」「配線をキレイに管理したい」と考えている人に最適なアイテム。
ワイヤータイプなので結束バンドなどを用いてケーブルをまとめやすいので、デスクレイアウトの調整などでケーブルの繋ぎ直しがあっても大丈夫。
通気性が良いので排熱効率の良さやホコリのたまりにくさも良好で、見えない部分とはいえできるだけキリに管理したい人には最適なアイテムです。
ただ、400mmと600mmのラインナップしかないので、デスクで多くの機器を使っている場合は要注意。400mmを2つ組み合わせて使ったり、使う機器を減らす必要があるかもしれません。
配線すっきり君のサイズの選び方

ベルモンド 配線すっきり君を購入するときに「400mmと600mmのどちらがいいのかな?」と悩んでしまった場合、迷わず600mmを購入しておくことをオススメします。
配線トレーは大きい方が余裕があり、ケーブルの取り回しが圧倒的にラクになります。
特にノートパソコンや外部ディスプレイなどのケーブルは太く硬いため、小さいトレー上だと無理やり曲げて設置したりすることにも繋がってしまいます。
もし「今は足りるから」と400mmを購入すると繋ぐ機器が変わった時に収まりきらなくなる可能性もあるので、「ノートパソコンとスマホの充電器をデスク下に隠したいだけ」といった用途を除いて、600mmにしておく方が良いでしょう。

400mmと600mmの価格差は700円ほどなので、そこまでコスト的な差もありませんよ。
ベルモンド 配線すっきり君は、デスク周りをお手軽カンタンに整理できるクランプ式ケーブルトレー
ベルモンド 配線すっきり君をレビューしました。

今まで使っていたサンワサプライのメッシュトレーをリプレイスしましたが、最初は「300mmも小さくなって、容量は足りるかな」とすこし不安になりました。
ですが実際に使ってみると、ワイヤータイプなのを活かして不要なケーブルをコンパクトにまとめられるようになり、むしろ「最初から配線すっきり君にしておけばよかった」と思ったほどでした。
価格も600mmでも3,000円以下と、今までは配線整理をしていなかった人でもこの価格なら試しやすいのが嬉しいところ。
配線整理のコツはこちらの記事で紹介しているので、参考にしながらぜひチャレンジしてみてください。見栄えや掃除のしやすさが改善されて気持ちよくデスクを使えるようになりますよ!
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。

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