こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ（@kakutakei）です。
2021年6月にOura Ring（Gen2）を購入して1年以上使い続けてきました。指につけるだけでアクティビティから睡眠まで測定してくれる優秀なトラッカーで、最近は本で取り上げられるほど有名になってきました。
ですが自分が思っていたより向いていなかったと感じてしまったので、結論としては使うのをやめることにしました。今回はその理由について、Oura Ringをこれから購入しようとしている人にも伝わるように解説していきます。
完全に私的な理由なので、Oura Ring自体に非はまったくありません。むしろとても優秀なデバイスです。
Oura Ringを使うのをやめようと思った理由
それではさっそく、Oura Ringを使うのを止めようと思った理由について解説していきます。
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指への装着感が気になる
ボクがOura Ringを止める理由の半分は、指につけているリングがどうしても気になってしまうということ。もともとアクセサリーをつける習慣が全くないため、「手に何かがついている違和感」が拭いきれませんでした。
指にわずかにある締め付け感や、汗ばんだときに内側がしっとりとしてしまう感覚。それ以外にも、ドアノブを握るときにあたったり、車のハンドルを握るときに常に主張しつづけていたりと、日常生活を行う上でも「なんとなく嫌だなぁ」と感じます。
Oura Ringはトラッカーのなかでは小型な部類ですが、センサーやバッテリーなどを内蔵している分、一般的な指輪よりは太く大きいもの。重さでの装着感はほとんどありませんが、接触での装着感はしっかりとあるため、ちょっとしたことでも気になってしまう繊細な人には不向きです。
デスクワークをしていて視界の隅にちらちらと入ってきたり、指を動かした時にとなりの指にあたったりと、やはり気になってしまいました。
データを有効活用できていなかった
もう半分の理由は、ボクがOura Ringを有効活用できなかったこと。購入してから毎日欠かさずつけていましたが、結局それを活かせないまま1年以上使い続けていました。
Oura Ringの魅力は、ほとんど常時装着することでアクティビティから睡眠までワンストップで測定できること。たまにOuraアプリを開くだけで体の状態を確認できるのは、ズボラな性格をしているボクにはとてもラクでした。
充電も週に2回くらいお風呂に入っている間だけですむので、ほぼ何も考えなくてもいいんです。
ですがこういったトラッカーは、測定データを見て自分の行動を変えないと意味がないものになってしまいます。たとえば、睡眠不足ならゆっくりお風呂に浸かって早く寝たり、運動不足なら日中に軽いジョギングなどをおこなったりという感じ。
ボクは毎日しっかりとデータをとっていましたが、睡眠不足に気づいてもその日に夜更かしをして仕事をしていたり、運動不足に気付きつつも結局運動の習慣をつけられないまま、1年を過ごし続けてしまいました。
もはや「何のために装着していたんだろう」と自分でも思ってしまうほどの活用しかできておらず、「購入時は先走ってしまったのかな……」と感じています。
健康を気遣うためにOura Ringを使い始めましたが、結局は仕事を優先して健康をないがしろにしてしまいました……。
まとめ：運用がラクなトラッカーNo1だと思うが、向き不向きはある
Oura Ringは日々の活動から睡眠までをまとめて測定してくれる優秀なトラッカーだと感じますが、それを活用できるかはあくまでも自分次第。スマートウォッチなどもそうですが、どんなに便利な物でも有効活用できなければ、それは無用の長物になってしまいます。
残念ながら毎日欠かさずOuraアプリと連携してデータを確認していましたが、それでも行動できなかったのはOura Ringの問題ではなくボクの個人的な問題。「健康を気遣わないと」と思って使い始めましたが、結果的に仕事の方が優先度が高くなってしまったのは反省すべき点です。
また、有効活用できていなかったこともありますが、指への装着感が気になってしまうのはどうしようもないところ。最初期こそ「いつか慣れるだろう」と思っていましたが、どれだけつけていても気になってしまうというのは、「そもそもアクセサリー適正がなかった」ということでもあります。
もしこれからOura Ringを購入しようと考えている方は、できれば1週間ほど指にリングなどを装着したまま過ごしてみて、それでも気にならなさそうだと感じてから購入に踏み切るのをおすすめします。
最安でも47,000円、最高99,500円と高価なので、「購入したけどダメダメでした」となってしまうのはもったいないですよ。
以上、カクタケイ（@kakutakei）でした。
