- Samsung DeXのメリット・デメリット
- 他の作業環境と比べたDeXの立ち位置
- 実際にDeXを使って感じた作業スタイルの変化と感想
こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
Samsung Galaxyシリーズの一部スマホには、外部モニターに出力した際に使えるデスクトップモード「Samsung DeX」が搭載されています。
スマホに外部モニターを繋ぐだけでパソコンのようなインターフェースで作業できるので、「ノートパソコンよりコンパクトな環境にできるのでは?」と思い、実際にGalaxy Z Fold5を購入してDeX環境を構築してみました。

実際に運用してみると、モバイルモニターなどの必要アイテム数の多さからコンパクトさはあまりないものの、作業内容に合わせてフレキシブルに変えられる環境が構築でき、思ったより実用的でした。
「作業スタイルは自由でいい」というDeX独自のスタイルのおかげで、作業に対するハードルが下がったのも大きな収穫でした。
この記事では、Samsung DeX環境のメリット・デメリットや他の作業環境との比較、使って感じた率直な感想を紹介します。
Samsung DeXってなに?

Samsung DeXは、一部のGalaxyシリーズのスマホ・タブレットに搭載されている機能。
外部モニターに接続してDeXを起動することで、あたかもパソコンのようなインターフェースで作業することができます。
対応機種は以下の通りで、主にスマホはSシリーズ相当のハイエンド機種、タブレットはSシリーズ相当の多数モデルが対応しています。(2023年11月現在)
Galaxy Tabシリーズは画面が大きいので単体でもDeXを使えますが、スマホは大画面のZ FoldシリーズやUltraシリーズでも外部モニター接続時のみ使用可能となっています。
スマートフォン
- Galaxy S シリーズ
- Galaxy S10
- Galaxy S10+
- Galaxy S20 5G
- Galaxy S20+ 5G
- Galaxy S20 Ultra 5G
- Galaxy S21 5G
- Galaxy S21+ 5G
- Galaxy S21 Ultra 5G
- Galaxy S22
- Galaxy S22 Ultra
- Galaxy S23
- Galaxy S23 Ultra
- Galaxy Note シリーズ
- Galaxy Note10+
- Galaxy Note20 Ultra 5G
- Galaxy その他 シリーズ
- Galaxy Fold
- Galaxy Z Fold2 5G
- Galaxy Z Fold3 5G
- Galaxy Z Fold4
- Galaxy Z Fold5
タブレット
- Galaxy Tab S8 以降のSシリーズタブレット
- Galaxy Tab S4
- Galaxy Tab S5e
- Galaxy Tab A9+
※対応機種は2023年11月10日時点。記載の機種はSamsung公式サイトより引用。

最新の対応機種はSamsung公式サイトをご確認ください。
Samsung DeXでのモバイルワーク環境を作るのに必要なアイテム
Samsung DeXのモバイルワーク環境を構築するには以下のアイテムが必要です。
- 必須アイテム
- USB-C接続の(モバイル)モニター
- Bluetoothキーボード
- Bluetoothマウス
- あると便利なアイテム
- 30W出力ができるモバイルバッテリー
- 短いケーブル
Samsung DeXはタブレットでは単体で実行できますが、スマホは外部の映像出力がない限り実行できません。これは大型ディスプレイを搭載しているGalaxy Z Foldシリーズでも同様です。
なのでGalaxyのスマホでDeXを活用するためには、外部モニターが必須になります。この際、USB-Cで接続できるものを用意しておくとスマホのバッテリー残量に対する不安がなくなるのでオススメです。
また、スマホのスクリーンキーボードやDeX状態でのタッチパッドを用いることもできますが、基本的にはマウスやキーボードも用意する必要があります。
モバイルワーク環境でDeXを使おうとしている場合は接続端子が限られるので、これから用意するならBluetooth接続のものを選ぶと潰しが効きます。

PC用のマルチペアリングできるマウスなどがあれば、それを流用するのも手です。
必要なアイテムについて、ボクが実際に用意したものも含めて以下の記事で解説しています。
Samsung DeXの起動方法

DeXの使い方は簡単。対応しているスマホ・タブレットのUSB-Cポートからモニターへ接続し、DeXを起動するだけです。起動したらBluetoothキーボードやマウスを接続すれば、すぐに使えます。
終了するときはスマホ・タブレットとモニターを繋いでいるケーブルを外せばいいだけ。電話が来て急に離席することになっても、スマホをケーブルから抜くだけで良いのがGood。

初回起動時のみ「設定>接続デバイス>Samsung Dex」から手動でDeXを開始する必要がありますが、「HDMI接続時に自動的に開始」をオンにしておくことで以後はケーブルを繋いだ瞬間にDeXが起動するようにできます。

また、Miracastでのワイヤレス接続にも対応していますが、そもそもMiracastに対応したディスプレイが少なかったり、操作ラグがあって使いにくいといった欠点があるため、基本的には有線での接続を推奨します。
Samsung DeXのインターフェース
Samsung DeXの仕様を紹介します。基本的にはWindows/Macなどのパソコンと同じような感覚で使えるように作られています。

少しでもパソコンを触ったことがあれば違和感なく使える仕様です。
デスクトップ画面

DeXのデスクトップ画面。ここにはよく使うアプリなどをアイコンで置けるようになっています。ただしWindowsやMacのようにデスクトップ上にファイルを置くことはできません。
アプリはクラウドやファイルアプリから取り扱うことになるのはAndroidゆえの制限ですね。
タスクバーとショートカットパネル

画面下側にはタスクバーがレイアウト。Windowsとほとんど同じ仕様なので、お気に入りのアイコンを常時ここに置いておくこともできます。

タスクバー右側には、スクリーンショットやキーボード設定などのアイコンの他に、ショートカットパネルが用意されているので、一部項目はここからワンクリックで設定に移動できます。
メニュー

メニューを開くとスマホと同様のアプリドロワーが表示されます。操作はスマホと全く同じで、好きな順番に並べ替えたりフォルダ化したりもできます。
Windowsのスタートメニューのような機能がないので、多用するアプリは1ページ目やタスクバーにまとめておくと使い勝手が良くなります。
タッチパッド

DeXを起動している場合、スマホの画面がタッチパッドに変化。ここを指で操作することで、DeX画面上のマウスカーソルをコントロールできるようになっています。
ノートパソコンなどについているトラックパッドと同じ動作なので、操作面での使いづらさはそこまで感じないはず。
ただし2本指での戻る・進むなどの便利機能はなかったり、スマホの画面ゆえに指滑りが悪かったりするので、DeXをフル活用する場合はマウスがあった方が便利です。
ウィンドウ配置

DeXではパソコンと同じように、ウィンドウサイズを自由に変化させて配置することができます。上記の画像ではMicrosoft Edgeをフルスクリーンで表示しています。

もちろんマルチウィンドウも可能で、左右での分割や自由なサイズでのフロート表示もできるので、YouTubeで作業動画を流しながら作業したり、資料を表示しながらのパワポ作成なども可能。
ファイル管理ソフトと並べることでパソコンと同じようにドラッグ&ドロップでのファイル操作もできるので、ビジネス用途としての活用も問題なく行えます。
Samsung DeXのよくある質問と回答
Samsung DeXのよくある質問について回答します。
- Qモニターの対応解像度はどうなっていますか?
- A
画面比率によりますが、WQHD(2,540×1,440)が最大です。
現時点で4Kには非対応です。(以下の画像は4Kディスプレイに接続した際の解像度一覧です。)
LG 32UQ750Wに接続した際の表示解像度。最大でもWQHD解像度しか選べない。画像ではFHDが選択されている。
- Q外部モニターとの接続は1本ですみますか?
- A
据え置きも大型モニターなら可能、モバイルモニターは製品次第です。
- 据え置きモニターの場合
- モニターがUSB PD対応の場合、ケーブル1本での充電と映像出力が可能です。
- モニターがUSB PD非対応で「USB-C to HDMIケーブル」などで接続している場合、スマホのバッテリーがなくなったらDeXが終了されてしまいますが、ケーブル1本での接続が可能です。
- モバイルモニターの場合
- スマホ・タブレットからの電力が足りている場合、ケーブル1本での接続が可能です。
- スマホ・タブレットからの電力が足りていない場合、モバイルモニターにバッテリーやACアダプターで電力供給を行う必要があります。
- 据え置きモニターの場合
- QDeX作業中にスマホはつかえますか?
- A
ケーブルを外さない限りは問題なくスマホ単体でも使えます。
タッチパッドが表示されている場合、画面端の長方形アイコンをタップするか、タッチパッドにある×をダブルタップすることで、スマホの画面に戻ることができます。
うっすらと「×」が表示されている(赤丸部分)。写真でも見づらいが、これは実機でもちゃんと見づらい。
- Q全てのアプリに対応していますか?
- A
全てには対応できていません。対応状況はアプリ次第ですが、NotionやChrome、Officeなどのアプリでは動作を確認しています。(2023年11月10日現在)
基本的にはAndroidアプリの動作に準拠しているため、DeXとはいえデスクトップアプリと同等のフル機能になったりといったことはありません。
また、Microsoft OfficeではOffice 365のサブスクリプションが必要になったりと、ソフトウェアメーカー次第ではアプリ対応状況が異なります。(Officeの画面インチサイズによる無料・有料の差別化など)
- Q発熱はありますか?
- A
マルチウィンドウやUSB PDなどでの充電など、負荷がかかる動作をおこなった場合にはそれなりにあたたかくなります。
スマホ単体でもあたたかくなるような、原神などの重量級アプリケーションを起動した場合ももちろんあたたかくなります。
- QJISキーボードは使えますか?
- A
Gboardをインストールし、「日本語109A配列」を適用すればJISキーボードが使えます。
ただし半角/全角キーが動作しなかったりとクセも少なからずあるので、慣れるまでは気になるかもしれません。
詳しくはMOBO Keyboard 2の記事内で解説しているのでご確認ください。
Samsung DeX以外のモバイルワーク環境と比較
Samsung DeXを他のモバイルワーク環境と比較してみます。
比較したのは以下の4パターンです。
- モバイルモニターを用いたDeX環境
- スマホ単体(非DeX)
- タブレット
- ノートパソコン

Samsung DeXのポジションは、ライトよりの作業が得意かつタブレット以上ノートパソコン未満のスペースが必要だといったところ。
具体的には文書作成やメールなどの一般的なライトな作業ではDeXでOKですが、ショートカットコマンドを多用するようなクリエイティブ系のヘビーな作業には不向きです。
また、分布だけみればよりコンパクトかつ作業の幅が広いタブレットのほうが最適解にも感じますが、データ同期などの手間やタブレットを買う出費が気になるところ。
タブレットより少しかさばりますが、時と場合に合わせて最適なスタイルを選べるのがDeXの大きな魅力。DeXは、「常に大画面を使う必要はないけどたまにあると便利」といったわがままな想いがある人には刺さるスタイルです。

ボクは主にDeX環境をブログ執筆やNotionでの思考整理などに活用しており、比較的ライトな作業寄りといった感じです。
モバイルモニターを用いたDeX環境

DeXは、あたかもパソコンのような使い勝手になってくれるのが特徴。スマホ単体では厳しいマルチウィンドウでのタスク処理や、マウスを用いたより精密な作業ができるようになります。
スマホをモバイルモニターで拡張するだけなので、データ同期やデータ通信などは全く気にする必要がないのもメリット。DeX終了後の作業もそのままスマホで継続できるのも他の作業環境にはない特徴です。
ただしモバイルモニターを使う関係で、ノートパソコンを持ち運ぶのと同じサイズのバッグが必要になってしまったり、ケーブルで接続するのでデスク上が煩雑になるデメリットもあります。
荷物が嵩張ってしまうデメリットもありますが、作業内容・環境によっては下記のスマホ単体での作業に切り替えられるという他にない魅力もあり、時と場合に合わせて最適な作業スタイルを選べるのもDeX独自の魅力です。
スマホ単体(非DeX)

DeXは使わず、スマホ単体で作業する方法。Bluetoothキーボードとマウスだけ用意すれば良いので、作業環境のコンパクトさはピカイチ。
デスクスペースが最小限で済むので、都市部や駅にある小さなカフェや新幹線のデスクなどの狭小スペースでも使えるのがメリットです。
その反面、画面サイズが6〜7インチ前後と小さいので、文章作成やメールの返信などの軽めの作業に割り切って使うことになりがちなのがネック。画面分割によるマルチタスクも苦手です。
出先では軽作業しかせず、自宅や会社に戻って腰を据えて作業するまでの「繋ぎとしての環境」を求めているならアリ。

Z Foldシリーズなら多少複雑な作業もできるようになりますが、端末価格が高いので導入のハードルは高めです。
タブレット

「DeXのためにモバイルモニターを持ち運ぶくらいならタブレットを持ち運べば?」という理屈。
サイズ感はモバイルモニターより一回り小さくなりますが、モバイルバッテリーやケーブルが必要なく、DeXよりスッキリとした作業環境を構築できるのがメリットです。
また、使うタブレットによってはスマホ以上にクリエイティブな作業ができるようになるのも魅力的です。
スマホ以上に複雑な作業ができるようになりますが、代わりにスマホとタブレット間のデータ同期の手間や、モバイルモニター以上に高額な出費が生まれるのが欠点です。

Galaxy Tab S9 FEでも7万円、Galaxy Tab S9だと13万円と、+αの出費としては大きめです。
ノートパソコン

「DeXで環境を構築するくらいなら、ノートパソコンを使えばいいんじゃない?」という理屈。4種類のモバイルワーク環境の中ではなにより無難な選択肢です。
DeXの「パソコンのような環境」とは違って「パソコンそのもの」なので、文書作成などのライトな作業から動画編集といったヘビーな作業まで行えるのがメリット。
それなりにスペックが高いノートパソコンであれば、自宅と外出先の環境を兼ねることも可能です。
ただし最低でも10万円近い出費が必要になるため、他より高額なコストがかかりがちです。特にヘビーな作業をする場合は20〜30万円ほど必要な場合も。
スマホとパソコンを併用することでデータやアカウントの同期が手間になったり、データ通信環境を必ず用意しておく必要があったりと、ちょっとした管理コストが増えるのがデメリットです。

外で作業する場合には必ず1kg以上の荷物を持ち運ぶ必要があるのも気になるところです。
Samsung DeXをモバイルワーク環境にして感じたこと
Samsung DeXを実際にモバイルワーク環境に据えて感じたことを率直にお話しします。
結論だけ言えば、「DeX環境にこだわらず、時と場合によって作業スタイルを変えると快適」ということです。
無理してDeX環境を使う必要はない

いきなりで本末転倒なんですが、DeXのモバイルワーク環境を構築したからといって、必ずDeXを使う必要はありません。
「モバイルモニターを立てて、スマホを接続して、キーボードとマウスを取り出して、DeXを起動して……」と手間が多いので、それを頻繁に行うのであればはっきり言ってノートパソコンを使った方が確実に良いです。バッグから取り出して開くだけなので。
使うアイテムの多さやそれを展開する手間の多さはDeX特有のデメリットなので、「DeXをモバイルワークのメインにして、ガッツリ外で作業するぞ!」と考えている場合はその考えを改めた方がいいかなと思うほどです。
また、「DeX」という形になってはいますが、あくまでもこれは「画面が大きいAndroid」でしかなく、できること自体は「画面が小さいAndroid」とそこまで変わりはありません。
つまりDeXは「パソコン風だからといえパソコンではなく、スマホの延長でしかない」ということです。いかにもパソコンのような使い勝手なので勘違いしてしまいがちです。

ちなみに、選ぶアイテムによっても変わりますが、ボクの場合、DeXを構築するアイテムの総重量は1.7kgになりました。
実際はモバイルディスプレイやキーボードのカバーを外してバッグに入れるため、あと300gほど軽くなりますが、それでも1.4kgもあります。
コンパクトな作業環境を構築しようと考えていた結果、重量が増えたとはこれいかに。

DeX環境を構築したものの、毎回セットアップするのはちょっとめんどくさいなというのが本音です。
その時々に合わせて最適な方法を選べば良い

だからといって「DeXには価値がない」「使うのが間違っている」ということではなく、「自分がしたい作業や場所に合わせて最適な方法を選べば良い」というのがボクの結論です。
たとえば、ちょっと長めのメールの返信や思考整理、スケジュール調整といった軽い作業の場合、わざわざDeX環境をセットアップせずともスマホ+キーボードでも十分作業できます。
それならバッグからキーボードとスタンドを取り出すだけで良いので、ものの数秒でセットアップが終わります。片付けるのも同じく数秒です。
逆に「待ち合わせまで1時間くらいヒマ」といった状況や、出張先のホテルなどではDeX環境を構築したほうが効率よく作業できます。

ボクも当初は「DeX環境のためにモバイルモニターを持ち出しているから使わなきゃ!」と考えていたので荷物の多さやセットアップの手間、デスク上のごちゃっとした状態を見て、コンパクトな作業環境を作りたかった希望に対する矛盾を感じていました。
ですがいざ冷静に考えてみると無理してDeXを使う必要はなく、もとがスマホであるがゆえに「自分がする作業や環境などに合わせて柔軟に調整するのがDeXの何よりの魅力なんだ」と言うことに気づきます。
以降はDeX環境を持ち出していても使わずにスマホだけで作業したり、作業途中で資料を並べたくなってモバイルモニターを広げたりといったフレキシブルな使い方ができるようになり、DeXの便利さを実感できるようになりました。

一時は「DeX環境に頼ろうとしたのが間違いだったな」と感じたほどですが、今ではDeXの自由なスタイルのラクさを実感しています。
番外編:これから自宅での作業環境を用意するならDeXはアリ

もしこれから自宅での作業環境を用意する必要がある場合、DeXを活用するのは良い選択肢です。
その理由は導入コストの低さ。「Bluetoothキーボード・Bluetoothマウス・USB-C接続の外部モニター」の3つを導入するだけで良いので、DeX対応のスマホをすでに持っていれば、総額5万円以下で作業環境を構築できます。
学校や仕事の資料を作るといった真面目な用途だけでなく、大画面でYouTubeを見たい・ゲームをしたいといったカジュアルな用途でも使えるので、パソコンを買う前に一度DeXを試してみるのがオススメです。

ライトな作業ならDeX環境で十分なので、ちょっとした作業くらいしか使わないなら試してみる価値はありますよ。
たとえば以下のモニターとキーボード、マウスを用意すれば、総額2万5千円でDeXに必要なものが揃います。
ノートパソコンを購入する1/4程の価格で用意できるので、お試しで揃えてみるのもアリ。
もしDeXがダメだったとしても、以下のアイテムはノートパソコンやタブレットでも活用できるアイテムなので無駄になりません。

以下の3つのアイテムは全てボク自身も愛用しており、低価格ながらも使い勝手の良いものをチョイスしています。



Samsung DeXについてのまとめ
Samsung DeXを用いてモバイルワーク環境を構築することについて紹介しました。
Samsung DeXを活用してモバイルワーク環境を構築しましたが、ボクの行う作業が比較的ライトな作業だったこともあり、紆余曲折はあったものの馴染んで作業することができました。
使っているスマホが大画面のGalaxy Z Fold5なのでスマホ単体での作業もしやすく、「今はちょこっとだけ作業したいからスマホだけで」「時間もあるしDeXで作業しようかな」と気軽に作業スタイルを変えられるのが気に入っています。

ノートパソコンと全体の重量はかわらないものの、その時々で作業スタイルを変えられるのはとても便利。
常に持ち運んでいるスマホをベースとしているので、何にもとらわれることなくいつでもどこでも自由に作業ができるようになり、作業に対するハードルも下がりました。

DeXを使いはじめたことで、作業に対する意識が変わったのが何より大きな変化でした。
Samsung DeXはスマホをデスクトップモードで拡張する「飛び道具」のような機能ですが、使ってみると思っている以上に実用的。対応しているスマホを持っている人はまず1度試してみるとその良さに気づきますよ。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。