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クアデルノ(Gen.2)の保護にはカバーよりフィルムがいい理由。おすすめのフィルムも紹介。

スマホ・タブレット関連

こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。

普段使いのノートとして富士通 クアデルノ(Gen.2)を愛用していますが、その保護には純正のケース・カバーではなく、社外品のフィルム使っています。

今回の記事では、なぜクアデルノの純正ケース・カバーを選ばずにフィルムで保護するに至ったのかを分かりやすく解説します。また合わせて、選んだ保護フィルムについても紹介していきます。

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クアデルノ(Gen.2)の保護にはケース・カバーが不向きな理由

まさかの実測値が公称値より10gほど軽いという不思議な状態。クアデルノの軽さを活かして持ち運びたい。

クアデルノはA4サイズで368gの軽さが魅力の電子ノート。この軽さを活かすにはできる限り軽くて持ち運びやすい保護方法が理想です。

しかしクアデルノに用意されている純正ケースの重量は約195gと重めなので、クアデルノ本体と合わせると500gを超えるヘビー級になってしまいます。「他に軽そうなケースを探してみるか……」と思ってAmazonなどで探してみても、残念ながら国産のニッチ製品ゆえにほぼ見つからないのが現状です。

カクタケイ
カクタケイ

わずかに見つかるものも、合皮の装丁でフレームまで保護するフルカバータイプのものばかりなので、純正品同等もしくはさらに重い可能性が高そうです。

また、アウトプットに使っていると「どうしてもすぐに書きたい」と思うタイミングがありますが、純正ケースのように画面まで保護しているケースを使っていると書き始めるのがワンテンポ遅くなり、その瞬間に何を書こうとしていたか忘れてしまうことも。

こういった使い勝手の悪化の面から、クアデルノの保護にケース・カバーを使うのはあまり得策ではないのが分かります。

なので、ケース以外の「もっと軽くて利便性の高い保護方法」を考える必要があるんです。

カクタケイ
カクタケイ

以前、MatePad Paperを使っていた際に書き出し前のド忘れが2度おきてしまい、「いい案が思いついたのに」と落胆したことがあります。

クアデルノ(Gen.2)をフィルムで保護すればいい

「クアデルノの保護方法にケースは不向き」と考えたものの、さすがに華奢なクアデルノを保護なしで持ち運ぶのはなんとなく不安。そこで色々と考えた末、前面にも背面にも保護フィルムを貼って持ち運べばいいことに気づきました。

幸い、iPhoneやiPad mini 6をスキンシールで保護して持ち歩いていた経験があるため、シールゆえの手軽さなどは身をもって体感済み。保護フィルムならケースのように重くならず、使っていて少しずつできてしまう細かい傷から守れるので、「クアデルノの軽さを存分に活かすには?」と考えるとフィルムでの保護が最適だと感じます。

ネックなのは落下などの衝撃には耐えられないことや、ディスプレイ側が強く押されてしまうと故障する恐れがあることですが、これは普段から乱雑に扱わない様に心がけていればある程度カバーできます。

もしフィルムにキズが付いてしまってもフィルムを貼り替えるだけですむので、本体の修理などで予想外のコストがかかることもありません。

なのでまずはクアデルノの良さを活かせる様に活用してみた上で、どうしても故障が怖いなど思ってしまったら、フィルムからケース・カバーに移行することにします。

カクタケイ
カクタケイ

ここは個々のリスク許容度とのせめぎ合いなので、「フィルムじゃさすがに怖い」と感じたらケースを使うのも手だと思います。

クアデルノ(Gen.2)の保護におすすめのフィルム

クアデルノ用の前面・背面フィルムを探したところ、以下の2製品が良さそうだと感じたので購入。実際に使ってみて感じたことを含めて紹介します。

カクタケイ
カクタケイ

ケースがあまりない時点で想像していましたが、やはりフィルムの種類もかなり限られていました。その中でも、安心できる国内メーカーの品を選んでいます。

ミヤビックス OverLay Paper 紙のような書き心地

まずはディスプレイ用の保護フィルムから。選んだのは、ミヤビックスのOverLay Paperです。

「紙のような書き心地」と謳っているだけあり、表面は強めのアンチグレアのようなサラサラしたタッチ。クアデルノのペンはフェルト芯を採用しているのでフィルムを貼らなくても十分な抵抗感がありますが、これを貼り付けると抵抗感は一段と強めに。

フィルムは爪で押してみてもほぼ跡がつかないため、しっかりと硬度の高いものを使っている様子。これならバッグのなかにクアデルノをそのまま入れていても、ディスプレイ面が傷だらけになることはなさそうです。

ミヤビックスのOverLay Paperを貼り付けたクアデルノ。写真下側には天井のライトが反射しているが、ぼやけて形がわからなくなっている。

フィルムを貼って1週間ほど使ってみましたが、書き味はそのままの状態とは異なるザラつきの強さがあり、少し使いにくくも感じます。クアデルノのもつ「紙と鉛筆のような秀逸な書き味」に惚れ込んでいる場合は気になるかもしれません。

気持ちよく使うためのコツとしては、フィルムなしの時より少しだけ筆圧を下げるのがおすすめ。それでも十分な抵抗感があるので思い通りの線が引けますし、摩擦によるペン先の減りをおさえるのにも役立ちます。

カクタケイ
カクタケイ

書き味の違いは使っていれば慣れるもので、今ではほぼ気にせず使えています。

書き味や保護性能は必要十分だと感じているので全体的には気に入っていますが、少し気になるのはクアデルノそのものが原因で気泡ができてしまうこと。

クアデルノはフレキシブルE Inkを使っているのでディスプレイが波打っており、ガラスなどで平らな面になっているスマホやタブレットより気泡が入りやすくなっています。

気泡ができやすいのは筆記には直接影響のない場所ばかりなので、今でも気泡は残っていますがほとんど気にならなく使えています。

カクタケイ
カクタケイ

貼り付けて1週間ほどたったことで当初より気泡は減りましたが、それでもまだフレーム付近には残り気味です。

PDA工房 スキンシール 透明・すりガラス調

続いては背面用の保護フィルム。選んだのは、PDA工房のすりガラス調スキンシールです。

これは名前の通りすりガラスの様な触り心地になっており、そのザラザラ感はかなり強めで、表に貼ったOverLay Paperとは比べ物にならないほど。フィルムの厚み自体は申し分なく、しっかりと本体を守ってくれる保護性能の高さが魅力です。

PDA工房のフィルムを貼ったクアデルノ。表面がザラザラになっており、富士通ロゴが若干ぼやけたように見える。
カクタケイ
カクタケイ

すりガラス調の加工のおかげで傷も目立ちにくいので、背面保護フィルムとしての性能は最高です。

難点があるとすれば、「このフィルムのキレイな貼り付けはとにかく難しい」ことです。

フィルム自体の粘着力が高い上に伸びやすい素材を使っており、さらには最近当たり前になりつつある気泡レスフィルムではないため、貼り付けミスをしてしまった際のリカバリーはかなり厳しめ。「実質貼り直し不可」くらいで考えて作業するのがいいかも。

ちなみにボクは位置がズレないように慎重に貼りましたが気泡まで意識できず、結果的に位置ズレこそないものの気泡だらけに。フィルムが伸びてしまうのが怖いのでやり直しもできず、貼り終えた時は少し悶々としてしまいました。

ただ、あくまでも背面の保護ができれば良く、基本的に使用時は見えないため、こちらも前面同様にあまり気にしないようにしています。

貼り終えた後に気づきましたが、PDA工房ではこのフィルムの水貼りを推奨しており、専用のWET貼り付けキットも販売されています。妥協せずしっかり貼りたい場合は、フィルムに合わせてWET貼りキットも合わせて用意するのがよさそうです。

カクタケイ
カクタケイ

気泡ができてしまうことさえ除けば、質感や保護性能などはとても気に入っています。もう少し貼りやすくなれば最高なんですが……。

水貼りとは、薄めた中性洗剤入りの水を吹き付けてからフィルムを貼る手法です。ズレても調整するのが楽だったり気泡が入りにくくなるメリットがありますが、機器に生活防水がないと行えません。

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補足:背面のシリアルナンバー入りのシールについて

クアデルノの背面にはシリアルナンバーが記載されているシールが貼り付けられているため、背面にフィルムを貼る場合は邪魔になってしまいますが、基本的には剥がさないのが吉

こういったシールは製品サポートなどの際に必要な場合も多く、サポート可否にも影響する可能性があるので注意が必要です。富士通公式サイトで調べてみても言及はありませんが、もし「剥がしていいか気になる」場合は、剥がさないでおくのが安全です。

カクタケイ
カクタケイ

のりが残ることもなくキレイに剥がせますが、自己責任となるので気をつけましょう。ちなみにボクは邪魔だったので気にせず剥がしてしまいました。

まとめ:クアデルノの軽さや機動性を活かすにはフィルムでの保護が最適

今回は、「クアデルノの保護にはケースではなくフィルムを使うのが最適」という話でした。

貼ってから毎日バッグに入れて持ち運んでいても目で見えるようなキズはついておらず、使いたいときはサッとバッグから取り出すだけですむので、おおよそ狙い通りの使い方ができているなと感じます。

個人的にはクアデルノの書き味が気に入っているのでディスプレイにフィルムは貼りたくありませんし、大切に使うには純正品のようなブックケースのほうがいいのも理解しています。

ですが、フタをめくらないと書き始められなかったり500gを超えて取り回しづらくなるのは、ツールとしてのの”クアデルノの良さ”がスポイルされてしまうので、ここは折り合いをつけるところだと思います。

この保護方法のメリットは「軽さを活かして、どんなシーンでも気軽にクアデルノを使えること」なので、日頃からクアデルノを持ち歩いて愛用している人には特におすすめです。手軽さを何より大事に考えている人なら、この方法でも十分満足できると断言します。

もし「ケースは嫌でフィルムがいいけど傷がついたら怖い……」なんて場合は、ANAheim Laptop Sleeveのような薄型軽量なスリップインケースを併用するのもアリかもしれません。

以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。

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