今回は、豊かな人生を送るために読書が必要な理由を、誰にでもわかりやすく理解できるように解説していきます。
ボクも今はマイペースに読書を楽しんでいますが、昔は読書が苦手で本を読むことはありませんでした。
そんな経験があるからこそ、どうしたら上手に読書できるかを、わかりやすく解説します。
これから読書を始めたい方や、読書に苦手意識がある方は、この記事を読むと『読書のメリットと効率良く読む読書方法』がわかります。
それでは、早速みていきましょう。

年間12冊ペースなので、膨大に読んでいる訳ではありませんが、
肩の力を抜きながら読書を楽しむことを意識しています。
豊かな人生は読書で決まる【成功者は読書家】

BUSINESS INSIDERの記事によると、成功者たちは読書をこう考えています。
成功者たちは、読書を重視している。ある面では、成功の一因となっていると考えている。
著名な成功者8人が強調する「読書のパワー」 – BUSINESS INSIDER
あくまで『成功者たちが、読書を成功の一因として考えている』事実があるだけですが、『事実がある=多少の意味はある』と考えられます。
成功者たちの読書量は多く、例えばマイクロソフト創業者のビル・ゲイツは、『1日1時間以上、年間50冊以上の本』を読んでいます。
実際ビル・ゲイツのように、1日1時間以上も本を読み続けるのは大変ですよね。ですが、1日10分ずつでも良いので読書をすることは、人生に良い影響を与えてくれます。
読書のメリット・デメリット

ここでは『読書のメリット・デメリット』について触れていきます。
読書のメリット3選【本は読まなきゃ損】
まずは読書のメリットを3つ紹介します。
- 教養が身につく
- 価値観のアップデート
- ストレス解消になる
1つずつ解説していきます。
教養が身につく
読書の最大のメリットは、『教養が身につくこと』です。
教養とひとくくりに言っても、様々な力があります。例えば、以下の3つなど。
- 知識量
- 文章力
- 語彙力
知識量・文章力・語彙力は、どれも生きていく上で大切なスキルですよね。
知識量が増えれば、世界が広がり、全体を俯瞰して見れるようになります。文章力と語彙力が上がれば、メールや文書作成など、様々な場面で分かりやすく、説得力のある文章が作れるようになります。
人との会話や、作成したメールや資料から信頼を得られると、日々の生活が良い方向に動いていきますよ。

月1冊のスローペースですが、語彙力や対応力の変化をジワジワと感じています。
価値観のアップデート
次のメリットは、読書は『価値観のアップデート』につながることです。
人は誰しも『価値観』を持っています。そして、多くの人がその価値観を『当たり前』だと思っています。本は、そういった個人の持つ価値観を『アップデート』してくれる存在です。
本は、自分の持たない考えを持っていることがほとんどです。人が持つ価値観は、1つといって完全に同じことがないからです。
多彩な価値観を知ることで、自分が生きる中で応用したり、他の人をより深く理解することができるようになります。
ストレス解消になる
最後のメリットは、『読書がストレスの解消になる』ということです。
2009年の英サセックス大学の研究によると、『6分の読書ですら、ストレスレベルを1/3以下にする十分な効果がある』とのこと。
同研究では、さまざまな手法でのストレスの軽減率も含めて調査しましたが、読書を超えてストレスレベルを軽減したものはなかったそう。
今の気持ちに合わせて本を選んで読むと、より一層効果が期待できそうです。
読書のデメリット3点【心理的な障壁が大きい】
次に、読書のデメリットを3つ紹介します。
- 時間がかかる
- お金がかかる
- 置き場が必要
デメリットの解消方法とあわせて解説します。
時間がかかる
読書は時間がかかります。成人の読書スピードで考えても、文庫本サイズの小説を1冊読むのに、5時間ほどかかります。
もし1ヶ月に1冊読もうとすれば、1日あたり10分以上は本を読む必要があります。
ですが、忙しく働く人や子育てをする人にとっての1日10分はとても貴重。毎日10分必ず時間を使うのって、とても大変ですよね。
お金がかかる
読書はお金もかかります。『1冊1,000円・月1冊読む』と仮定しても、年間12,000円かかります。
小説などはもう少し安いですが、ビジネス書などは2,000円するものもちらほら。本に年間20,000円かかるのは、現代を生きる人にとって、少し負担が重いかなと感じます。
本が好きなら別ですが、『読書ってタメになるよね!読んでみよう!』という人にとって、本代は少し気になりますよね。
置き場が必要
本には置き場も必要です。数冊程度なら問題ありませんが、10冊20冊と増えていくほど、管理も大変になります。
机の端から並べていくのも邪魔ですし、本棚を購入して設置するのも大変です。ですが読めば読むほど本は溜まってしまいます。
保管ではなく売却という方法もありますが、また読みたい時に再度買う必要があります。保管・売却のどちらをとっても、不自由さが残りますよね。
効率的に読むための読書方法

ここでは、効率的に読むための読書方法について解説します。
本の読み方【本は全部読まなくてOK】
結論から言うと、本は全部読まなくてOKです。
なぜなら、本を読むのは必要な情報を得るためだからです。
インターネット記事の読みたいところだけを読むように、本も読みたいところだけ読めばいいんです。
具体的な方法は以下の通りです。たったの3ステップです。
- 見出しを読む
- 結論・まとめ部分を読む
- 本文部分を読む
簡潔に解説していきます。
①見出しを読む
まず、本の見出しを読みます。
これは、見出しを読むことで、『本の中に何が書かれているか』を理解するためです。
見出しは本の地図なので、全体像が掴めると、理解しやすさが上がるんです。
②結論・まとめ部分を読む
次に、本の結論・まとめ部分を読みます。
結論を読めば、『結局この本が何を言いたかったのか』を理解できるからです。
ここで自分が求めていた結論と違ったり、興味が無かったら、読むのを辞めてOK。
気になったところがあれば、本文の該当箇所に進みましょう。
③本文部分を読む
最後に、本文を読みます。
ここでのポイントは、『気になったところ』だけを読むこと。全部読まなくていいんです。
自分にとって必要な情報を得たい部分だけ、読みましょう。
気になったところが無くなったら、本を閉じて読了です。

この読み方は紙の本でもできますが、Kindleを使うとより簡単にできますよ。
ボクもKindle愛用者です。

自由な読書方法で、読書のハードルを下げよう
『途中で本を読むの辞めちゃった…』みたいな罪悪感は持たなくてOK。欲しい情報を得られただけで、その本を読んだ意味はあります。
なぜなら、『読書に良い効果があるのなら、全く本を読まないより、少しでも読んだ方がいいから』です。
だから、必要だと思った場所だけを読む読書で十分なんです。これを機に、読書が苦手な人もチャレンジしてみましょう。意外と読書が簡単だって気付きますよ。

ボクも意外と全部読み切った本は少ないです。
先述のKindle Unlimitedと合わせると、より読書が自由になりますよ。
人生を豊かにしてくれるオススメの本3選

最後に、人生を豊かにしたいと思っている人に最適な本を、3冊紹介します。
- FACTFULNESS(ファクトフルネス)
- 「死」とは何か
- バビロン 大富豪の教え
まず、上記の3冊を購入して読んでみるのがオススメです。
FACTFULNESS(ファクトフルネス)
FACTFULNESSとは、『人が持つ思い込みに気づき、現状を正しく把握する習慣』のこと。
この本は、データや事実に基づいて、世界の正しい見方を教えてくれる一冊です。人間が誰しも持つ『思い込み』、その危険性を様々な視点から教えてくれます。
また、チンパンジークイズと呼ばれる3択問題を通じて、『ボクらがイメージする世界』と『実際の世界』のズレを教えてくれるのもポイント。
FACTFULNESSは、楽しくわかりやすく、ボクたちの思い込みの枷を外してくれます。

ビル・ゲイツやバラク・オバマなどの著名人も大絶賛するほどの一冊です。実際に読んでみるのはいかがでしょうか。
「死」とは何か
人は『死』を忌避します。そして『死』を悪いものだと思っています。だからなのか『死』を深く考えようとしません。
この本は『死』について、米イェール大学で有名な講義を本にしたものです。
『死』をロジカルに語るこの本を読むと、ボクたちが『死』とどう付き合うべきかがわかります。なぜなら、『死』を語るには『生とは何か』を考える必要があるからです。
人生を豊かにしたいと考えるあなたにピッタリの本です。読むのが少しだけ難しいですが、一読の価値アリです。
バビロン 大富豪の教え
『お金持ちとは、お金を増やし方を知っている人のことだ。』
この本は、現代でも通じる『ファイナンシャルリテラシーを説いている本』です。約100年近く前に初版が発売され、今も売れ続けているお金の名著です。
書かれている内容は、とてもシンプル。7つの教えを説き、その重要性を解説してくれています。
教えはどれも『これならできそうじゃない?』という内容ばかりなのも嬉しいポイント。お金に対するハードルの高さを感じることなく学べます。
ボクがオススメするのは、漫画版です。ストーリー仕立てになっており、わかりやすく楽しくお金の知識を学ぶことができますよ。
『ファイナンシャルリテラシーを育てたい、でもどうしたらいいかわからない』そんなあなたにオススメの一冊です。
まとめ:読書は豊かな人生を送るために必須!

今回は読書のメリットについて紹介してきました。
この記事を通して読書のメリット・デメリットと対策・読み方がわかったとおもうので、あとは実際に読書すれば豊かな人生に一歩ずつ近づきます。
読書の効果を出すのにも時間がかかりますが、少しずつでも本を読むことで、いつかは大きな資産になってくれます。
豊かな人生のために、コツコツ頑張っていきましょう。

今はAudibleやKindle Unlimitedなどの便利なサービスがたくさんあります。
うまく活用すると、より効率良く読書ができるので、ぜひ活用してみてください。
この記事を読んだあなたには、こちらもオススメ
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。