BELLEMOND 侍コーティング レビュー：塗るだけでスマホの汚れをつきにくくする最強のコーティング【メリット・デメリット】

こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ（@kakutakei）です。

日常生活では欠かせないスマホですが、使っていると画面が指紋だらけになって汚くなるのが気になるところです。

自宅や作業場にはOAクリーナークロスを常備しているんですが、外出先だとお手上げなんですよね。

そんな悩みを解決する最適なアイテムを発見したので、使ってみることにしました。

それが今回紹介する、BELLEMOND（ベルモンド）侍コーティングです。

実際に使ってみましたが、汚れがつきにくくなるだけでなくツヤ感もアップ、小キズとも無縁になったのでスマホをキレイに使いたい人にはぜひ使ってもらいたいアイテムでした。

というわけで今回はBELLEMOND 侍コーティングについてレビューしていきます。

BELLEMOND 侍コーティングの特徴・仕様

製品名	BELLEMOND（ベルモンド） 侍コーティング
容量	5ml スマホ45台分以上（1台2プッシュとして）
成分	ポリシロキサン アパタイト型酸化チタン 銀イオン
製造地	日本製

BELLEMOND 侍コーティングはスマホ用のガラスコーティング剤で、塗ったところの指滑りを良くしたり、皮脂をつきにくくする効果があります。

コーティングは指滑りや汚れの軽減といった実用的なメリットだけでなく、塗った場所に薄い皮膜ができるのでツヤ感もアップし見栄えが向上する副次的なメリットも。

内容量は5mlと少なく感じますが、スマホに換算すると45台分の大容量。効果が弱くなったら何度でも塗り直しができるコスパの良さも魅力的です。

また独自の特徴として、誰でもミスなくコーティングできるように調整されているのがポイント。

コーティング剤は扱いの難しいものも多く、失敗すると変に固まって残ってしまったりなんてことも多々ありますが、侍コーティングなら安心して使えますね。

BELLEMOND 侍コーティングを開封して内容物を確認

さっそくBELLEMOND 侍コーティングを開封していきます。

内容物はコーティング剤、拭き上げ用クロス2枚、説明書とシンプルです。

コーティング剤が白っぽいのはガラス成分が入っているからとのこと。これが硬くなって皮膜になると考えると、なんとも不思議です。

ちなみにこのコーティング剤は競合製品より30%ほど濃度が濃くなっているそう。その分強力な効果も期待できますね。

付属しているクロスはガラスフィルムなどについてくるような薄手のものではなく、しっかりとした厚みのあるものでした。

洗って繰り返し使っても大丈夫とのこと。スマホ45台分くらいなら余裕で使えそうです。

この2枚のクロスはコーティング剤を塗る用と拭き上げ用になっているので、混合しないように目印をつけておくと後がラクです。

説明書は5ステップでわかりやすく記載。注意事項までイラストの中に書かれているので、読み飛ばさなければミスすることはなさそうです。

BELLEMOND 侍コーティングの使い方

BELLEMOND 侍コーティングはたった5つのステップで施工できます。

BELLEMOND 侍コーティングのメリット・いいところ

つづいて、実際にBELLEMOND 侍コーティングを使って感じたメリット・いいところを紹介します。

スマホを重くせずに画面を保護できる

画面を保護するためにはガラスフィルムや保護フィルムが一般的ですが、どちらもわずかにスマホが重くなってしまうのが欠点。その重量増を嫌って「つけたくない」といった声もあるほどです。

実際ボクも必ずガラスフィルムを貼っていますが、正直言ってしまえば「できれば重くなるからつけたくない派」です。

ですがBELLEMOND 侍コーティングはコーティングなので重量増はなし。その上、施工されてできた皮膜は鉛筆硬度9Hのガラス皮膜なので、キズもつきにくくなるんです。

手に持つスマホが重くならず、ポケットのなかでのちょっとしたキズなどから守れるようになるのはかなりのメリットです。

とはいえ、目に見えないのでいきなり信用するのはちょっと怖いので、新品のガラスフィルムに施工して耐用テストを実施。

塗った直後から1週間ほど普段使いしましたが、今のところキズはなし。

これなら侍コーティングを重ね塗りして使うだけでもほとんどキズはつかなさそうなので、ガラスフィルムなしでも安心して使えますね。

画面がキレイなまま維持しやすくなる

BELLEMOND 侍コーティングを施工してからも毎日スマホやタブレットを使っていますが、以前より画面に皮脂がつきにくくなり、キレイなまま維持しやすくなったと感じています。

特にガッツリ画面をタップする原神をプレイした後には効果がわかりやすく、前まではボタン周辺が皮脂汚れで悲惨なことになっていましたが、今は我慢できるくらいの汚れでとどまっているのがGood。

また、汚れがつきにくいだけでなくクロスで拭き取りやすくもなり、ガッツリ汚れた後でも画面に負担をかけずにキレイに落とせるのは大助かりです。

「コーティングってこんなに効果があるんだなぁ」と素直に感心してしまいました。

とはいえ体感だと伝わらないので、実際に半面だけコーティングを施工したスマホを用いて実験。皮脂の代わりにハンドクリームを塗った手で試してみました。

使用したのは、購入当初から全く保護ガラスを貼らないまま使い続けられたiPhone 11 Pro Max。左右で効果を比べるため、左側にはマスキングした上で右側だけコーティングを施工しました。

結果は上記の通りで、コーティングを施工した右半面の残り具合は左半面より少なくなっています。

しっかりと画面上に残ってしまっていますが、ベタつきやすいハンドクリームを用いた場合なので皮脂レベルならほぼ残りません。

それでも指で触る以上すこしずつ汚れはついていきますが、コーティングなしの状態より断然気にならなくなるので、画面の皮脂汚れが気になる人には効果がしっかりと感じられるはずです。

初心者でもミスなく施工できる

スマホに限らずですが、「コーティング」と聞くとお店に頼んでプロが施工するイメージが強く、「素人では難しいのでは？」と思いますよね。

ですがBELLEMOND 侍コーティングは誰でも塗りやすいように調整されているので、スマホコーティングをやったことのない人でもキレイに施工できるようになっているんです。

スマホだけでなくiPad Air（第5世代）にも施工しましたが、コーティング剤を多く塗布しているのにもかかわらず塗りムラはゼロ。

満遍なくキレイに塗るのに2分ほど時間がかかってしまったんですが、それでも大丈夫でした。

誰でも簡単に塗れる秘密はコーティング剤にあり、完全硬化するまでに1週間ほどと長めにとっているから。

液剤が硬化して皮膜を作る必要がないことに着目し、他のコーティング剤にはない塗りやすさを実現したんです。

Q.パリパリに硬化しないのはなぜ？
A.侍コーティングは、一部のスマホ用ガラスコーティングや車用ガラスコーティングのようにパリパリと硬化するタイプのコーティングではありません。

これは、「パリパリに硬化せずとも被膜は形成できる」「できるだけ施工しやすくし、施工中に硬化してムラになったりすることを防ぐ」ためです。

侍コーティングは薄いガラスの層が硬化し多層的な被膜を形成する仕組みで、粒子が化学結合によりがっちりと繋ぎ合わさることで表面硬度9H以上の強固な被膜が形成されます。

パリパリにならないからといって硬化していないというわけではありませんので、そのままご使用ください。

PR TIMES【BELLEMOND 侍コーティング】より

もちろん塗った直後から使っても大丈夫なので、塗ってすぐ触ってしまって「指紋っぽい跡が……」なんてこともなし。この使いやすさは是非実感してもらいたいと感じるほどです。

スマホ45台分の大容量なので色々なところに使える

BELLEMOND 侍コーティングはスマホ45台分の大容量ということもあり、重ね塗りに使ってもなかなかなくなりません。

そのまま持て余すのはもったいないので、スマホ以外の場所に使うのが吉。ツヤのあるところならどこでも施工できるんです。

車のナビや自宅キッチンの蛇口などの手が触れるところに施工しておけば掃除もラクになりますね。

ツヤ感が増して今まで以上にキレイに

BELLEMOND 侍コーティングをかけると表面に薄い皮膜ができるため、施工した部分のツヤ感が増し、今まで以上にキレイになります。

ボクは今回、2年間酷使したOura Ringにも侍コーティングを施工。小キズだらけでくすんだ表面はデスクの木目がばっちりと反射して見えるまでツヤ感が復活。

もちろん皮脂もつきにくくなったり指滑りもよくったりとコーティングそのものの効果もあり、日頃からよく目に入る場所に施工しておくと効果を実感しやすいなと感じました。

BELLEMOND 侍コーティングのデメリット・気になるところ

最後に、BELLEMOND 侍コーティングを使ってみて感じた気になるところを2つだけ紹介します。

1ヶ月に1〜2回塗り直す必要あり

これはBELLEMOND 侍コーティングに限らずですが、コーティングは使っているうちにじわじわと劣化していくので、メンテナンスとして月1〜2回塗り直す必要があります。

「めんどくさい……」と思ったりもしますが、メンテナンスすれば必ず施工直後の快適さまで元通り。

皮脂のつきにくさやツヤ感の良さは特筆ものなので、面倒でもめげずに再施工していくのがオススメです。

スマホだと指滑り改善の実感があまりなかった

BELLEMOND 侍コーティングを使ってみてネックだったのが、スマホだと指滑りの改善効果がほぼ感じられなかったこと。念のため数台のスマホやタブレットで試してみましたがやはり厳しめ。

これはスマホやタブレットに元からかけられている撥水・撥油加工がかなり強力だから。もとから表面がツヤツヤなので、コーティングをしても差が生まれにくいからなんです。

Q.効果が感じられない
A.重ね塗りをすることで効果を実感できます。

また、スマホなどは元々コーティングが施工されているため、触り心地の変化が感じにくいことがあります。

しかし、触り心地の変化がなくても、侍コーティングにより硬度アップや抗菌効果は得られています。これにより、小傷の防止や清潔な状態の保持が可能になり、快適にご使用いただけます。

PR TIMES【BELLEMOND 侍コーティング】より

ただし、スマホやタブレット以外の端末には効果バツグン。

特にNintendo SwitchやOura Ringなどの「コーティングがかかっていない or 弱い」物に対して使うと、触った瞬間にわかるほどの違いがありました。

また、施工した部分の指滑りが改善していなかったとしても「スマホやタブレットには効果が感じづらい」だけで、侍コーティングの効果がないわけはありません。

汚れの付着軽減やツヤ感UPの効果はあるので、施工しておくのがオススメです。

BELLEMOND 侍コーティングはこんな人におすすめ

BELLEMOND 侍コーティングは「スマホの皮脂汚れをできるだけ防ぎたい」と考える人にピッタリのアイテム。

スマホやタブレットに定期的に施工することで皮脂や汚れの付着を防ぎやすくなり、キレイなまま画面を維持できるようになります。もちろん、保護フィルムや保護ガラスの上に施工してもOK。

施工したところはツヤ感も増すため、大切なコレクション品などに使えばより一層ピカピカの状態を維持しやすいメリットも。

初心者でも使いやすいように調整されていますが効果は十分に感じられるため、スマホ用コーティングを検討しているならまず最初の一歩としてオススメです。

BELLEMOND 侍コーティングは、スマホの汚れをつきにくくする最強のコーティング

BELLEMOND 侍コーティングをレビューしました。

汚れをつきにくくしたり、ツヤ感をアップしたりと、毎日の生活には欠かせないスマホを気持ちよく使えるようになる費用対効果に優れたアイテム。

ガラスフィルムや保護フィルムを貼ることなく画面を鉛筆硬度9Hの皮膜で保護できるので、日常生活でできるちょっとしたキズとも無縁になります。

先日レビューした同社の侍クロスと組み合わせると相性抜群。元から強力なOAクリーナークロスでしたが、侍コーティングのおかげでより一層汚れが落としやすくなりました。

スマホ用コーティングには様々な商品がありますが、初心者でも全くミスなくキレイに施工できるのはとても魅力。安心の日本製ということもあり、偽りなくオススメできるいい製品です。

以上、カクタケイ（@kakutakei）でした。