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FiiO BTR 7を購入。気軽に音楽を楽しめるようになるBluetoothアンプ。

5.0
スマホ・タブレット関連

こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。

つい先日、X(Twitter)でフォロワーさんがオーディオ機器を買っているのをみて、急にボクもオーディオを楽しみたい衝動に駆られました。

ただ、基本的にめんどくさがりなので「できるだけ手軽に高音質を楽しみたい」という気持ちが強かったので、DAP(ウォークマンのような音楽プレイヤー)ではなくヘッドホンアンプを購入することにしました。

カクタケイ
カクタケイ

SONYが好きなのでウォークマンを買おうかなと思ったんですが、店頭で触った時にもっさり感があってやめました……。

そこで、Bluetoothアンプながらもガチなスペックを持っていると話題になっていたFiiO BTR7を導入することにしました。

FiiO BTR7を使い始めて、前評判通りのいい音にも満足していますが、なによりBluetoothや有線でのラクな接続が使いやすくて気軽に音楽を楽しめるようになったのが最高でした。

また、今回は「e☆イヤホン」で中古を購入したこともあってコスパは抜群だなと感じています。

カクタケイ
カクタケイ

初めて使いましたが、商品の状態が丁寧に説明されていたので安心して購入できました。

この記事ではFiiO BTR7の仕様などに触れつつ、筆者が感じたことを軽く紹介しています。

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FiiO BTR7の仕様と外観を確認

FiiO BTR7はBluetoothアンプで、ワイヤレスながらも音質へのこだわりが強い製品です。

一般的にBluetoothといえば音質を劣化させてしまうので手軽さを重視した製品が多いですが、BTR7はアンプやDACチップがLRバラバラに搭載されているんです。

イヤホンは3.5mmシングルエンドだけでなく4.4mmバランスにも対応、USB-CケーブルでスマホやPCと接続すればUSB DACとしても使える機能などが搭載されています。

商品名FiiO BTR7
DACチップES9219C ×2
アンプTHX AAA-28 ×2
対応BluetoothコーデックSBC/AAC/aptX/aptX LL/aptX HD/aptX Adaptive/LDAC
ヘッドホン出力端子3.5mmシングルエンド
4.4mmバランス
出力3.5mmシングルエンド:160mW
4.4mmバランス:320mW
サイズ83.6 × 39.6 × 14.6 mm
重量68g
バッテリー880mAh
USB-Cポートによる有線
Qi規格によるワイヤレス充電
USBポートUSB-C 2.0
データ転送・充電兼用
連続使用時間3.5mmシングルエンド:9時間
4.4mmバランス:8時間
アプリ対応FiiO Control App
公式サイトへのリンクFiiO BTR7公式サイト
出典:FiiO公式サイト【BTR7】
カクタケイ
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その他詳細なスペックについては、FiiO公式サイトをご覧ください。

FiiO BTR7の外観

FiiO BTR7のパッケージはホログラム加工されたカッコ良さ際立つもの。他のFiiO製品も同様らしいです。

内容物はFiiO BTR7本体と書類のみ。今回購入した中古品が本体と書類のみだけだっただけで、本来は専用のケースやUSB-Cケーブルなどが同梱されています。

FiiO BTR7の内容物(新品購入時)
  • BTR7本体
  • 専用保護ケース
  • 保証書
  • クイックスタートガイド
  • USB-A to Cケーブル
  • USB-C to Cケーブル

本体のデザインはエッジが強調されたスタイリッシュな形をしていますが、細さのおかげで手で握った時には自然と馴染むような印象で、見た目にそぐわない持ちやすさになっています。

ケースをつけるのが逆にもったいないと感じられるほどの持ちやすさなので、もし新品で購入した際には色々試してみるといいのかも。

本体の右側面にはボタンが集約されており、上から電源ボタン・マルチファンクションボタン・音量ボタン・CHARGEスイッチとなっています。

ボタンはどれもクリック感があるので、慣れればポケットの中でのブラインド操作も余裕です。

上面にはイヤホン端子がレイアウト。3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスが並べられており、お気に入りのイヤホン・ヘッドホンに合わせて活用できます。

2本のイヤホンを同時に接続できますが、出力は必ず後からさしたイヤホンから音が流れるようになっています。イヤホンスプリッターのようなおすそわけはできません。

底面にはUSB-Cポートを搭載。充電とデータ転送を兼ねており、USBケーブルでPCやスマホなどと接続すれば、USB DACとしても活用できます。

背面にはFiiOロゴやハイレゾロゴなどが並べられており、オーディオオタクの心をくすぐってくれます。

ディスプレイ左下付近のスリ傷は赤丸の部分に2箇所ほど。ぶっちゃけ気にならない。

購入品はディスプレイの左下付近にスリ傷があるもので、その分価格はちょっと安め。

2023年9月時点でのFiiO BTR7 Aランク美品の取引価格は25,400円前後ですが、この製品は前述の小傷のみで23,500円でした。

BTR7はデザインの関係で角やエッジの塗装ハゲのある個体が多いんですが、これはそういった傷がほとんどなかったのも魅力的でした。

カクタケイ
カクタケイ

eイヤホンは現状の写真と説明がしっかりしていて、中古とはいえ安心して購入できました。

FiiO BTR7の電源を入れる

FiiO BTR7の電源ON/OFFは、電源ボタンの長押しで行います。ONでは3秒、OFFでは5秒長押しで動作します。

本体を起動させてスマホなどとペアリングさせると、現在のBluetoothコーデックやオーディオフォーマットが表示されます。

音楽再生時に、今どんな状態で使っているかがわかりやすいのが可視化されて便利。特にストリーミングサービスを使っている時には良さげ。

メニューではゲインやイコライザーなどが調整できるので、使うイヤホンや気分次第での音質調整ができます。

ただ、メニュー表記が英語か中国語しかないこと、イコライザーセッティングが事細かにできないことを考えると、スマホにFiiO Controlをインストールして操作するのが理想だと感じました。

FiiO Control

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カクタケイ
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あくまでも「できる」って感じです。

充電はUSB-Cケーブルの接続以外に、Qiによるワイヤレス充電に対応しています。スマホと充電器を共用できるのはラクでいいですね。

本体のバッテリーは4.4mmバランス時に最大8時間ほど。毎日の通勤通学に使っていてもバッテリー切れになることはそうそうないはず。

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FiiO BTR7の音について

FiiO BTR7の音は、一言でいえば「聞いた瞬間にわかる違い」という感じ。今まで直挿しや比較的安価なBluetoothイヤホンを使っていた人なら、確実にわかるほどの違いがあります。

従来、Bluetooth系の音響機器には伝送時の音質劣化から避けられなかったため「音より利便性」を求めるような風潮がありましたが、BTR7は何も諦めていないように感じます。

接続機器など
  • スマホ:Google Pixel Fold
  • イヤホン:SONY XBA-A3(3.5mmシングルエンド・4.4mmバランス共通)
  • コーデック:LDAC
  • 音源:ALAC形式の可逆圧縮音源、YouTube Music(高音質)など

3.5mmシングルエンド、一般的なイヤホンの接続から試してみると、各楽器がハッキリと聞こえるように。特に奥の方でさりげなくなっていた楽器の音がいつもより良く聞こえた時にはちょっとびっくりしました。

ケーブルを変更して4.4mmバランスにしてみると、3.5mmシングルエンド時に比べてもよりハッキリと音が分離するように変化。それでも全体像が崩れることはなく、あくまでもやわらかさは残っているような感じ。

低音から高音までしっかりと出ているだけでなく、聴きとれなくなりがちなボーカルの吐息などもリアルに感じられ、「LDACとはいえ、Bluetooth接続ってこんな音出せたっけ?」と思う音でした。

3.5mmシングルエンドでも十分でしたが、BTR7の本領を発揮するなら4.4mmバランスの方がベターな気がします。

カクタケイ
カクタケイ

「より良かった」という感じなので、3.5mmシングルエンドでも十分いい音だと感じられるはずです。

また、上記ではALACで圧縮されたハイレゾ音源を用いた感想なんですが、ストリーミングサービスを使った時のそこそこの音源でも十分かなと感じるほどです。

YouTube Musicは高音質でも256kbpsにしかならない

普段はYouTube Musicを使っていますが、高音質にしても256kbpsしかならないにも関わらずそこまで違和感はなく、色々な音楽を気持ちよく楽しめました。

最後にBluetoothではなく有線でPixel Foldに繋いでみましたが、少しだけメリハリの効いた音になったかなという感じで、大きな差はない印象です。

接続する機器がいつも決まっているなら、手間を考えてもBluetooth接続で十分な気がします。

カクタケイ
カクタケイ

BTR7のバッテリーが減っている時や、別のスマホ・PCなどに繋ぎたいときに有線を使う感じでいいかなと。

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FiiO BTR7を導入してからの変化

FiiO BTR7を使って感じたことについて紹介していきます。

FiiO BTR7を使って感じたこと
  • BTR7を導入して、気軽に音楽を楽しめるようになった
  • むしろスマホやPCの直挿しよりラク
  • 最長9時間のロングライフでバッテリーの不安なし
  • ガッツリ使うならバッテリー保護機能を使わない方がいい

BTR7を導入して、気軽に音楽を楽しめるようになった

FiiO BTR7を導入してからは、今まで以上に気軽に音楽を楽しめるようになりました。

今まではめんどくさがりが影響してスマホに直挿し(変換アダプタ)で音楽を楽しんでいましたが、BTR7のUSB DAC機能を使うことでほぼ変わらない手間で使えるんですよね。

Bluetoothアンプなら接続した機器では楽しめるものの、今度は一時的に別のスマホやPCに繋ぐにはペアリング切り替えを行う必要があり、それもそれでまためんどくさいという。

そういった手間がないのがとても良い。音楽を楽しみたいと思ったその瞬間に、ノーストレスで楽しめるようになりました。

むしろスマホやPCの直挿しよりラク

わざわざスマホを取り出して通知センターを開くのは面倒

FiiO BTR7は単体での音量・曲操作に対応しているため、スマホ・PCにイヤホンを直挿しするより操作がラクです。使っている機器は増えているのにも関わらず。

もし曲送りをしたくなった時、ポケットからスマホを取り出して通知センターやアプリを開いてタップする必要があるのはハッキリいってめんどくさい。

手元で使っていても、わざわざSNSやメッセージを使って楽しんでいるときにアプリを切り替えるのは流れが止まるようでなんか違う。

でもBTR7を使っていれば、手元でボタンをポチッと押すだけ

わざわざアプリを切り替える必要も、ポケットからスマホを取り出して操作する必要もなし。こんなにラクなことはないんですよね。

カクタケイ
カクタケイ

軽くて小さいのでポケットから取り出すのもスマホよりはるかにラクなんですよね。

最長9時間のロングライフでバッテリーの不安なし

バッテリー持続時間も4.4mmバランス時に8時間と長いので、通勤通学、自宅での鑑賞などで気軽に使えます。3.5mmシングルエンド時はさらに伸びて9時間も使えます。

ChargeOFF機能を用いることでFiiO BTR7のセルフパワーで駆動するため、USB DACとして使った場合にもスマホのバッテリーを消費することがなく、ガッツリスマホを使う人でも気兼ねなく活用できます。

ちょっとした利用なら2〜3日は持つので、毎日充電するめんどくささもありません。

もしバッテリーが少し不安だなと思えば、最悪の場合はスマホから給電することもできるので意外と問題なかったり。

本来はCharge OFF機能でスマホからの給電をせずに駆動させるのが理想ですが、逆にあえて給電させてBTR7のバッテリーをセーブするなんてこともできますよ。

カクタケイ
カクタケイ

その時のスマホ・BTR7のバッテリー状態に合わせて活用できます。

ガッツリ使うならバッテリー保護機能を使わない方がいい

FiiO BTR7にはバッテリー保護機能も搭載されており、オンにすると最大80%ほどで充電を止めてバッテリーの長寿命化を図る機能があります。

が、日頃からゲームや音楽鑑賞でガッツリ使うならバッテリー保護機能は使わない方が良さげ。

「本当に80%なのかな?」と思うほど短く感じるので、気にせずフル充電で使う方がいいような気がしています。

中古のBTR7を購入したので、購入時からバッテリーが劣化している可能性もあります。

バッテリー保護機能自体は本体の設定画面からオンオフできるので、新品で購入した場合には実際に使ってみてからの判断を推奨します。

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FiiO BTR7のレビューまとめ

FiiO BTR7をレビューしました。

「できるだけ手軽に高音質を楽しみたい!」という気持ちでFiiO BTR7を購入したんですが、その選択はバッチリと言えるほど使い勝手の良いBluetoothアンプでした。

オーディオを楽しみたいと思うとBluetooth機器への期待値は下がってしまうのが常ですが、BTR7は期待を上回る音をしており、ストリーミングサービスなども駆使してカジュアルに音楽を楽しみたいなんていう贅沢な欲求を叶えてくれる製品だと感じます。

また、エントリー向けDAPあるあるのもっさりとした動きに耐えられずとも、今使っているスマホのまま音質を向上させることができるのは大きな魅力。DAPを購入することなくいい音を楽しめるようになったのも嬉しいですね。

YouTube MusicでもSpotifyでも自由に音楽を楽しめる

総じてカジュアルな気持ちで音楽を楽しみたい人にとってはピッタリな製品で、音楽好きな人にはぜひ試してもらいたいと思う製品。

それなりのイヤホンがなくとも十分気持ちよく音楽が聴けるようになるので、ぜひe☆イヤホンなどの展示機があるところで試聴してみるのをオススメします。

以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。

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