こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
普段からキャッシュレス生活をしているため、普段からiPhoneとMagSafeレザーウォレットを組み合わせ、最低限のカードと現金を持ち歩いています。
ただ、毎日持ち運んで酷使していることもあり最近は劣化が目立つようになってしまったため、買い換えることにしました。
とはいえ、現在売られているMagSafeレザーウォレットには好みの色がないことや、iPhone 14 Proと組み合わせると重さが気になることから、別のコンパクトウォレット(ミニ財布)を探すことに。
色々探してみたところ、Bellroy Card Sleeve(ベルロイ カードスリーブ)が良さそうだったので導入しました。

Bellroy Card Sleeveは、最大8枚のカードが入れられるコンパクトウォレット。
上限が決まっているので、最低限のカード類だけを厳選して持ち運べるのがポイント。スマホと一緒に持ち運んでも邪魔にならないサイズ感なので、ポケットに一緒に入れても問題なし。
使い始めて1週間ほど経ちますが、実用性は十二分。しっとりとしたレザーの質感もよく、所有感が高いところも気に入っています。
というわけで今回はBellroy Card Sleeveについて、実際に使ってみて感じたことなどをわかりやすくレビューしていきます。

Bellroy Card Sleeveのスペック・仕様

まずはBellroy Card Sleeveのスペック・仕様について触れていきます。
Bellroy Card Sleeve | |
---|---|
機能 | 2〜8枚のカードを収納可能 |
サイズ | 103 × 71 × 5 mm |
カラーリング | Hazelnut(ヘーゼルナッツ) Teal(ティール) Ocean(オーシャン) Grey Lagoon(グレイラグーン) Charcoal(チャコール) Stellar Black(ステラーブラック) Black(ブラック) Black Ash(ブラックアッシュ) MIRUM® Black(ミルムブラック) |
素材 (カラーリングによって異なる) | 環境認定 プレミアムエコレザー 耐水性を備えたLWGのゴールド認定レザー 100%植物由来のMIRUM®(プラントレザー) |
Bellroy Card Sleeveは最大8枚のカードを持ち運べるコンパクトウォレット。カードを収納しなければ5mmほどの厚みしかありません。
基本的には内側の大きなポケットにカードを入れるだけのシンプルなスリーブケースですが、1枚ずつカードを入れられるポケットが外側の両面にもついていて日常での使い勝手にも配慮。
素材はBellroyお得意のエコレザーを用いており、柔らかさやシボの均一さなど高い質感を実現するだけでなく、化学薬品を減らして環境にも配慮しているのもポイントです。

以前購入したBellroyのPixel 7用レザーケースが高品質だったので、財布の品質もきっと高いだろうと安心して購入することができました。
Bellroy Card Sleeveの外観・デザイン

それではさっそくBellroy Card Sleeveの外観・デザインをチェックしていきます。

購入したのはHazelnut(ヘーゼルナッツ)というブラウンカラーのもの。内容物はCard Sleeveと簡単な説明書だけでした。
革は柔らかくしっとり感のある仕上がりで、無着色のレザークリームを使って保護してあげるとより映えそうでした。

余談ですが、開封した時にはほんのりとレザーの香りが感じられ、良いものを買ったなぁとしみじみしてしまいました。


Card Sleeveのデザインは表も裏もとてもシンプル。両面に1枚ずつカードを入れられるポケットがあるほか、裏面にはカードを引っ張り出すためのタブがあるだけでした。

タブ部分は水色のデニムのような色味をしており、Hazelnutの色味と合っていて良いアクセントになっている印象です。



作りはシンプルながらも手が込んでおり、レザーを丁寧に折り返して縫製していたり、タブと同じ色味の糸をつかっていたりと、製品への愛が感じられました。
Bellroyのロゴなどの型押しも控えめですが、ブレなく均一に押されていてGood。

ワンポイントのアクセントカラーがあるだけで手が込んでいる印象を受けますね。

内側のポケットは特にストッパーなどなく、そのままカードを中に入れるシンプルなものでした。


Card Sleeveは内側のポケットだけでなく、外側にもカードが1枚だけ入れられるポケットがついていました。表裏にあるので最大2枚まで、よく使うカードを取り出しやすくしておけます。

飛び出し量もそれなりにあるので、片手でスッと押し出すのも簡単。

裏側のタブを引っ張ってみるとそこにも刻印が。「Your companion for the moments ahead(
これからのあなたの相棒)」と書いてあり、不覚にもすこしワクワクしてしまいました。

Bellroy Card Sleeveのレビュー
続いて、Bellroy Card Sleeveについて感じたことを紹介します。
作りの良さが感じられるクオリティ

Bellroy Card Sleeveのとても気に入っているのが、そのクオリティの高さ。
しっとりと柔らかいレザーの触り心地だったり縫製が丁寧だったりと、所有感をしっかりと感じられるので、使うのがとても気持ちいいんです。

特に良いなと思ったのが、Card Sleeve内部にまで革が使われていること。もちろん口だけでなく、スリーブの1番奥まで使われていました。
1枚革で裏地がそのままのものもありますが、見えることもなく触ることもない部分にまで革が使われているのはとても贅沢だなと感じます。

内側にも革があるおかげでカードを入れる時もスムーズ。Sleeveの内部の角にカードが当たっても削れにくいので長持ちしそうですね。

また、個人的にとても気に入っているのが、ジップやボタンなどの金具が全く使われていないこと。
レザーの質感を思う存分味わえるだけでなく、ポケットやバッグのなかで他のものと一緒に持ち歩いていても傷にならないため、安心して持ち運べています。
ミニマルなのにカードを8枚も持ち運べる

Bellroy Card Sleeveはとてもミニマルなデザインですが、カードの収納数は最大8枚と立派。これだけの容量があれば、サブ財布ではなくメイン財布としても使えるほどです。
キャッシュレス生活を行っている人にとっては十分な容量で、どうしても持ち歩かないといけないクレジットカードや免許証、IC定期券、たたんだ紙幣などを、コンパクトに持ち運べます。
カードを入れていてもまだまだ名刺入れくらいのスリムさのため、スーツやジャケットの内ポケットや、スキニージーンズなどのポケットに入れていても違和感はほとんどないのも優秀。

また、カードをたくさん入れていても取り出しやすくなっており、裏側のタブを軽く引っ張ればCard Sleeveからカードが自然と顔を出します。
先日コンビニに寄りましたが、レジ前であたふたすることもなくワンタッチでカードを取り出せたため、とてもスムーズに買い物できてストレスフリーでした。

無理に指で押し広げたりする必要もないため、型崩れを防ぐことにも繋がりますね。
キレイに使うコツは、4〜5枚くらいのカードで使うこと

ただ、8枚ものカードを入れて持ち運ぶとそれなりに膨らみ、Bellroy Card Sleeveのスリムなイメージが崩れてしまうのがネック。
フラットでシンプルだったCard Sleeveがカードの形に押し出されてしまうので、少し野暮ったい印象になってしまうんです。


特に外ポケットにカードを入れると、中のカードが少なくても露骨に浮き彫りになってしまうため、革の傷みも早くなってしまいます。


また、外ポケットにカードを入れると口の部分にも若干の負担がかかるので、もし外ポケットを使うなら折り畳んだ紙幣のような薄いものを入れるのが良さそうです。

レザー小物は形が崩れてしまうと途端に美しくなくなってしまいます。持ち運ぶカードの量は最小限まで減らした方がカッコイイですよ。
中のカードが少ないと抜け落ちる可能性も

Bellroy Card Sleeveは最大8枚のカードを持ち運べる作りになっていますが、カードを2枚ほどで使おうとすると逆さにした時に中身が抜け落ちてしまいます。
実際に2枚・4枚・8枚のカードでテストしてみたところ、4枚以上なら抜け落ちにくくなるのがわかりました。

Card Sleeveの中や口には抑えがないので、カード枚数が少ないと保持しきれないんです。
2枚 | 4枚 | 8枚 | |
---|---|---|---|
ひっくり返す | × | ○ | ○ |
ひっくり返して軽く振る | × | △ | ○ |








なので、内ポケットに入れるカードの枚数は4〜5枚にするのがおすすめ。ボクも「カード4枚+折りたたんだ紙幣1枚」を入れて使うことにしています。
上下をひっくり返してポケットに入れなければカードが抜け落ちてしまうことはなく、それでいてCard Sleeveのミニマルなデザインを活かせるギリギリのところです。
入れるカードは厳選しましたが、カードが抜け落ちる心配もなくスタイリッシュな形のまま持ち運べるので、良いバランスだったかなと思っています。

どこにも金具などを使っていないシンプルさが魅力でもあるので、ここはトレードオフかなと感じます。
コインは収納できない

Bellroy Card Sleeveにはコインを入れておくスペースが全くないため、外出先でやむなく現金を使ったときに少しだけ困ってしまうのがネック。行き場がなくなるため、コインをズボンのポケットにいれたりして対処する必要があります。
キャッシュレス生活をしていると複数の決済方法を用意していると思いますが、ごく稀に現金しか取り扱っていないお店があるのも事実。
確率としては低いのであまり影響はありませんが、ポケットにコインをいれたくない人は、緊急用のコインケースを別途用意しておくのが良いかもしれません。

SIWAのコインケースなら薄くて軽く、バッグなどに忍ばせておきやすいのでおすすめです。

Bellroy Card Sleeveはこんな人におすすめ
- 荷物を極力減らしたい
- スーツやジャケットなどに忍ばせておきたい
- キャッシュレスで普段から最低限のカード類しか持ち歩かない
Bellroy Card Sleeveは「最低限のカードや紙幣などを持ち運ぶことに最適なコンパクトウォレットがほしい」という欲求を叶えてくれる製品。
最大8枚のカードが持ち運べるだけのシンプルな製品ながらも、高品質なレザーなどを使うことで所有感を満たしてくれるのもポイント。
iPhoneと同じくらいのサイズ感なので、そのまま重ねて持ち運んだりしやすいのも魅力的。ミニマル志向の人の心にグサりと突き刺さる製品です。
Bellroy Card Sleeveは、最低限だけを持ち運ぶ高品質なミニマルウォレット

Bellroy Card Sleeveを導入したことで普段から持ち歩くべきカード類をひとまとめにできたため、出かける際にはこれとスマホを手に取るだけで良いように。
今までもiPhone 14 Pro+MagSafeレザーウォレットを組み合わせて身軽に出かけられるようにしていましたが、ETCカードだけが収まらずに別のところに保管していました。
おかげで外出先で高速道路に乗れずに困っていましたが、今はETCカードもまとめて持ち運べるようになったため、些細なストレスもなくなってとても清々しい気持ちになりました。
小銭がまったく入らなかったり、カードを入れすぎるとシルエットが損なわれてしまう欠点はありますが、それを補って質感や使い勝手が良いため満足度はとても高く感じています。
スマホなどと一緒に持ち歩くためのミニマルな財布を探しているなら、これ以上ない優秀なコンパクトウォレットです。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。
