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エルゴトロン MXV レビュー:デスクに馴染むスリムなモニターアーム【LX・HXと比較】

デスク・ルーム環境
  • LG 32UQ750-Wを取り付けて使ったイメージ
  • エルゴトロン MXVのメリット・デメリット

こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。

テレワークやゲームには欠かせない外部モニター。使いやすい位置に決めようと思うと、純正のスタンドでは角度や位置的に邪魔になりがちになりがちです。

そこで便利なのがモニターアーム。ボクも以前からエルゴトロン LX モニターアームを愛用しており、自由自在にモニターの場所を決めて使っています。

ですがどうしてもチラ見えするLXの支柱の存在感が気になってしまったので、よりスタイリッシュなエルゴトロン MXV モニターアームに買い替えました。

エルゴトロン MXVは、LXの基本的な性能はそのままに、アームをより細く仕立てたスリムなモデル。

LXのような拡張性こそないものの、その支柱部分から見えるスッキリとしたデザインは、デスクの雰囲気をより洗練させたいと考えている人にピッタリです。

実際に使い始めてみると、視界に入る大きな支柱やアームがなくなってモニターアームの存在感は少なくなってクリアな雰囲気になったため、導入する価値は十分あったと感じています。

この記事ではエルゴトロン MXVの特徴や使用感について、詳しくレビューしていきます。

製品評価
BAD
1
2
3
4
5
GOOD
メリット
デメリット
  • スタイリッシュな見た目
  • スリムクランプで装着する机を選ばない
  • ケーブルホルダーのおかげで配線管理もカンタン
  • 途中からデュアルなどに変更ができない
  • モニターの取り付けが大変
エルゴトロン
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エルゴトロン MXV モニターアームの特徴

エルゴトロンMXVは、同社のモニターアーム製品のなかでもスリムなデザインが特徴の製品。

VESA規格に対応したモニターと組み合わせて使うことで、モニター純正スタンドより広い稼働範囲を実現。より自分に最適なポジションで使えるようになります。

製品名エルゴトロン MXV
対応モニターサイズ〜34インチ
対荷重3.2〜9.1kg
昇降範囲〜33cm
チルト範囲
(縦方向の傾き)
180°
パン範囲
(左右首振り)
360°
回転360°
対応VESA規格75mm・100mm
保証期間10年
対応するデスク厚12〜32mm
製品重量2.9kg
(梱包重量3.4kg)
別売オプショングロメットブラケット
カラーリングアルミ色
ホワイト
マットブラック
バリエーションシングルアーム
デュアルアーム
ウォールマウントタイプ
出典:エルゴトロン公式サイト
カクタケイ
カクタケイ

具体的な大きさやサイズ、調整方法については、エルゴトロン公式サイトをご覧ください。

エルゴトロン MXV・LX・HX モニターアームの違いと選び方

エルゴトロンにはMXVの他に、LXHXというモニターアームも販売されています。

どれも人気のある製品ですが、違いがわかりにくいので表で比較しました。

MXVLXHX
対応モニターサイズ〜34インチ〜34インチ〜49インチ
対荷重3.2〜9.1kg3.2〜9.1kg9.1~19.1kg
昇降範囲〜33cm〜33cm〜29.2cm
チルト範囲
(縦方向の傾き)
180°75°75°
パン範囲
(左右首振り)
360°360°180°
特徴スリムモデル
スッキリとしたデザイン
ベーシックなモデル
拡張性が豊富
ヘビーモデル
大型モニター用
Amazon

エルゴトロン MXVは3種の中でも最もスリムなモデル

最もベーシックなLXから性能を悪化させることなくスリム化しているので、デスクをスッキリとした印象にまとめたい人にとっては最良のモデルです。

ただし「アームを追加して延長したい」「モニターを2枚にしたい」といった要望にはMXVは応えられないので、もしデスクをアップグレードしたい気持ちがあればLXを購入しておくのが無難。

MXV・LXともに34インチまでの対応になっているので、それ以上の大型モニターを使う場合はHXを選べばOKです。

  • 〜34インチのモニターでデスクをスッキリまとめたい → MXV
  • 将来的にモニターを増やしたりアームを交換したりしたい → LX
  • 35インチ以上の大型モニターを使いたい → HX
カクタケイ
カクタケイ

ボクは今までLXユーザーでしたが、少しでもスッキリさせたいのでMXVに変更しました!

エルゴトロン MXV モニターアームの外観

エルゴトロン MXVは組み立て済みで届くので、パッケージはかなり大きめ。

ダイソンの扇風機と比べてもこの通り。ですが梱包重量は3.4kgなので、女性でも軽く持ち上げられる重さです。

取り出して本体のデザインを確認。

スリムタイプだけあって、アーム部分は細めに仕上げられているのがわかります。LX モニターアームと並べて比較してみると一目瞭然です。

支柱やモニター取り付け部分を見てみてもMXVのほうがはるかにシンプル。

LXのほうが部品点数が多いこともあり、無骨な印象がありますね。

ヒンジ部分のボルト・ナットなども最低限しか表に出ておらず、全体的にスムースな印象です。

付属品のレンチやネジなども最小限。これらの部品はテンション調整などに使用するので、もし使わなくても保管しておく必要があります、要注意。

アームをデスクに仮設置。

下側のアームが細くすることで、モニター脇などからチラッと見えてしまう部分をスッキリとした印象にしています。

カクタケイ
カクタケイ

上のアームにはダンパーが入っているので太くなっていますが、モニターの陰に隠れているので普段は全く見えません。

この下側の細いアームにはケーブルが収まるようになっています。

ケーブルを隠してスッキリみせるだけでなく、アームの動きにケーブルを追従させることでポート部分の劣化や断線などの可能性を減らすことにもつながります。

台座部分は手のひらほどのサイズ感で、デスク上に露出していても全く気になりません。

モニターアーム補強プレートを装着しなければ、iPhone 14 Proと変わらないくらいのサイズ感しかありません。

モニターアームの設置の際にはモニターアーム補強プレートの併用がオススメ。

クランプで締め付けるので、どれだけ硬いデスクでも傷になる可能性が高いです。

カクタケイ
カクタケイ

ボクのデスクは木製ですが、プレートなしで装着したらしっかりキズがつきました。

一方こちらはモニターの純正スタンドでの状態。

ボクが使っているLGの純正スタンドは弓形の細いためあまり邪魔にならないようにも見えますが、それでもApple Magic Keyboard(テンキーレス)よりはるかに大きい占有面積にはちょっと驚きです。

LG 32UQ750-Wを取り付けてみた

エルゴトロン MXVにLG 32UQ750-Wを組みつけた後の全体像はこんな感じに。

アームの色にホワイトを選んだので壁紙との違和感も少なくなっており、スッキリした印象になりました。

ちなみに以前のブラックのLXを使っていた時を見てみると、結構な存在感を持っているのがわかります。

カクタケイ
カクタケイ

ホワイトのLXだったらもうちょっとマシだったのかもしれません。

座った視点から見てみるとベース部分はこんな感じでチラ見えしますが、スッキリとしたデザインのおかげでほぼ気になりません

ディスプレイを自由に動かしてみる

エルゴトロン MXVの可動域は広く、縦・横・回転・傾きのほぼ全ての方向に自由に調整することができます。

ボクは普段は机スレスレまで下げて、座った状態から少しだけ見下ろすようなレイアウトにしています。

エルゴトロンMXVの限界まで上げてみるとこんな感じ。これだけ高くできるならスタンディングデスクと組み合わせて使うのもアリ。

最低まで下げて首を上に向けて配置なんてことも。実用性はちょっとわかりかねますが、ウルトラワイドモニターを机のスレスレまで低いところに設置するのもおもしろいかも。

カクタケイ
カクタケイ

逆に限界まで持ち上げた状態で、モニターを下向きにすることもできます。

そのほかにも、左右の回転もお手のもの。MXVならどんな環境にも合わせた最適なモニター配置が可能です。

カクタケイ
カクタケイ

さすがはエルゴトロンとも言える性能の高さを感じました。

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エルゴトロン MXV モニターアームのメリット

スリムなモニターアーム、エルゴトロン MXVのメリットを3つ紹介します。

スタイリッシュな見た目

モニターアームはデスクの中に自然と溶け込んでいる。

エルゴトロン MXVの何よりのメリットはスタイリッシュな見た目。

モニターアームは重さのあるモニターを支えるのでガッチリとしがちですが、LXのような支柱もなく、ベースやアームもスッキリしたデザインなので、どんなデスクにも自然と馴染んでくれます

モニターの下には邪魔なスタンドがないのでキーボードやマウスの一時的な退避に使ったり、DACやドッキングステーションを設置したりするのにピッタリです。

スリムクランプで装着する机を選ばない

エルゴトロン MXVにはスリムクランプが採用されており、引き出しや骨組みなどが通っている机でも問題なし。スリムさを活かしてケーブルトレーと共存させることも可能です。

装着は六角レンチで2本のネジを締めるのですこし大変ですが、それでも今までアームが設置できなかったデスクのことを考えると、かなりの快挙と言っても過言ではありません。

対応するデスクの厚みは12〜32mmとあまり余裕がないため、デスク次第ではモニターアーム補強プレートが装着できない場合があります。(LXは10〜60mmまで装着できる)

一般的なデスク天板は20〜30mmほどの厚みがあります。購入前に確認しておきましょう。

カクタケイ
カクタケイ

大型のデスクは天板が厚めなので注意してください。

ケーブルホルダーのおかげで配線管理もカンタン

アームには電源ケーブルやDisplayportケーブルを沿わせている。左に見える白いケーブルは、クラムシェルモードのMacBookに接続している。

エルゴトロン MXVのアームにはケーブルホルダーが内蔵されているので、接続したケーブルをキレイに管理できます。

それだけでなく、モニターアームを動かした際にもケーブルや端子が動かず負担がかからなくなるので、断線やポートの劣化の不安もなし。安心してモニターの位置を自由に調節できるようになります。

使い方は簡単で、上側のアームにはケーブルタイなどを引っ掛けるツメが、下側のアームにはカバーが付いているので、それぞれケーブルをまとめて固定すればOK。

ボクはデスクの配置換えを頻繁に行うので、ベルクロタイプのケーブルタイを使っています。

ちなみにベース部分でちょっとだけケーブルが見えてしまうのはご愛嬌です。

カクタケイ
カクタケイ

アイランド型のデスクなどで背面側が見えてしまっても、ケーブルがだらしなく散らばることはもうありません。

余談ですが、ケーブル整理についての記事もまとめてます。必要なものもまとめてあるのでぜひ参考にしてください。

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エルゴトロン MXV モニターアームのデメリット

エルゴトロン MXVを使っていて感じたデメリットを2つ紹介します。

途中からデュアルなどに変更ができない

LXにアームを1本追加してデュアルモニター化した状態。MXVではデュアルアームに買い替えないとできない。

エルゴトロン MXVはシンプルなデザインが魅力のモニターアームですが、ゆえにアームの追加や拡張には全く対応していません

上の写真のように「デュアルにしてみたい」「アームを延長して使いたい」といった可能性が少しでもあるなら、アームの追加や延長アームに対応しているLXを選んでおくのが無難。

スッキリさをとるならMXV、拡張性をとるならLXを選べばOKです。

カクタケイ
カクタケイ

LXを使っていた時には必要に応じてアームを追加などができましたが、MXVではデュアルタイプなどに買い替える必要があります。

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モニターの取り付けが大変

この状態のアームにモニターを持ち上げてねじ止めするしかない

エルゴトロン MXVはモニターの取り付けがとにかく大変。

モニターを取り付けるには、アームをデスクにしっかりと固定したのち、モニターを片手で持ち上げつつ、もう片方の手で背面からネジ留めをする必要があります。

特に30インチ前後のモニターは5kg以上ある場合もあり、成人男性といえども片手で持ち上げ続けるのはかなりの重労働。しかも見えない位置のネジを締めるという精密作業のオマケつきです。

作業としてはかなりハードなので、できれば2人での取り付け作業を行うのがオススメです。

もし1人で作業を行う場合、エルゴトロンからクイックリリースブラケットが販売されているので、必ず合わせて購入すべきです。

ボクはモニターを気合いで装着してから気づきました。あった方が100%ラクなので、マジで買ってください。

カクタケイ
カクタケイ

この記事を書いた後にクイックリリースブラケットを注文して取り付けました。めちゃくちゃラクすぎて、あの苦労はなんだったのかと感じるほどです……笑

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エルゴトロン MXV モニターアームはこんな人にオススメ

こんな人にオススメ
  • スッキリした見た目のモニターアームが欲しい
  • ケーブルまでキレイにまとめて管理したい
  • モニターを増やしたりする予定がない

エルゴトロン MXVはスッキリとした見た目を何より優先する人にオススメのモニターアームです。

見えてしまいがちなベース部分やアーム部分のスリムさだけでなく、ケーブルホルダーまでついている機能性の高さも優秀です。

もちろん性能面でも妥協はなく、〜34インチ・9.8kgまで対応しているので、ほとんどのモニターで問題なく使えます。

ただし。デュアルモニターにしたい場合はエルゴトロン LXを、35インチ以上の大型モニターを使う場合はエルゴトロン HXを選ぶといいでしょう。

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エルゴトロン MXV モニターアームのレビューまとめ

エルゴトロン MXVをレビューしました。

製品評価
BAD
1
2
3
4
5
GOOD
メリット
デメリット
  • スタイリッシュな見た目
  • スリムクランプで装着する机を選ばない
  • ケーブルホルダーのおかげで配線管理もカンタン
  • 途中からデュアルなどに変更ができない
  • モニターの取り付けが大変

機能的には満足していたエルゴトロン LXからの買い替えだったので、「MXVのメリットを感じられるかな……」と不安でしたが、購入してからはそのスッキリさにはとても満足しています。

スタイリッシュなモニターアームには高価なものも多い中、エルゴトロン LXよりちょっと高いだけだと考えるとコストパフォーマンスも高め。

タイムセールなどで実売18,000円ほどになることも多々あるので、ぜひ選択肢に入れてみてください。

以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。

カクタケイ
カクタケイ

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