こんにちは、けいたろー通信のカクタケイ(@kakutakei)です。
Pixel FoldにGoogle純正のケースをつけて使っているんですが、フォルダブルスマホだからなのかとにかく分厚くて持ちづらくなってしまい、使いにくさを感じてます。
そこでケースを色々と探していたのですが、ニッチなスマホゆえにケースの取り扱いがほとんどなく、どうしたもんかと悩んでいました。
ケースなしでも300g弱と重いのに、さらに厚くて重くなってしまうと持つのが大変なんですよね……。
そこで、その悩みを解決するためにピッタリなケース、PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldを導入しました。
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldにしてからというものの、まるでケースをつけていないかのような薄さ・軽さになって持ちやすくなり、使い勝手が大きく改善。
今まで使っていたケースはなんだったのかと感じるほど快適になりました。
機能的な面ではもちろん満足していますが、アラミド繊維特有のクールでかっこいいデザインがこれまたオシャレなんです。
この記事ではPITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldの特徴や使用感について、詳しくレビューしていきます。
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldの特徴・仕様
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldはアラミド繊維を用いた薄型・軽量なスマホケース。
厚さは1mmほど、重さは20gちょっとしかなく、Pixel Foldの重さ・厚さを増やすことなくガッチリと保護できるのが特徴です。
商品名 | PITAKA MagEZ Case 3 for Google Pixel Fold |
---|---|
厚み | 0.95 〜 1 mm |
重さ | 21.5 g |
素材 | アラミド繊維 浮織™ |
バリエーション | 600D 黒/グレーツイル柄 600D オーバーチュア 600D ラプソディ |
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldの外観
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldの箱は、Pixel Foldとほぼ同じフットプリントのコンパクトなものです。
パッケージ方法はフォルダブルのPixel Foldを意識した、観音開きの独特なもの。
普段はパッケージの開封方法については触れないんですが、今回はいい意味でビックリしたので紹介しました。
開封している時にワクワクしたのは久しぶりです。
内容物はケース本体と説明書のみでした。
クイックスタートガイドは英語・中国語の文章に加えて、イラストで記されているものでした。
イラストを見ていけば難なく装着できるので、説明書が読めなくても全く問題ありませんでした。
今回紹介するのは「600D オーバーチュア」というモデル。
緑と赤の縦糸で模様が作られており、シンプルながらも飽きのこないデザインに仕上げられています。
他にも黒単色と、600D ラプソディと呼ばれる模様もラインナップされています。
カメラ側のケースにはMagSafeアクセサリー用のリングを埋め込んでおり、非対応のPixel FoldでもMagSafeアクセサリーを使えます。
ケースとPixel Foldを取り付けるには、ヒンジ付近についている粘着テープを使う必要アリ。
アラミド繊維自体に強度があるのでテープなしでも十分ガッチリとフィットしますが、万が一ケースが外れてPixel Foldが落下してしまうと修理代がとんでもないことになるので、しっかり取り付けておくのが吉。
内側ディスプレイの修理代は約15万円なので、念には念を入れておきましょう。
というわけで取り付けました。
フィット感は上々で、外部カバーディスプレイ側もカメラ側も寸分の狂いもなくピッタリ取り付けできました。
先述の粘着テープも活用していることもあり、ブレなく安定して取り付けられています。
スピーカーやボタンなどの開口部はまったく干渉することもなく開けられていました。
加工が難しいはずのアラミド繊維をどうやったらこの精度で加工できるのか、割と不思議です。PITAKAの技術力はすごい。
干渉しがちなUSB-Cポート付近も全く問題なし。
Pixel Foldを有線で充電する場合でも、よほど太いケーブル出なければ問題なさそうでした。
手持ちのUSBCケーブルで色々と試してみましたが、干渉してさせなかったものはありませんでした。
カメラの保護もケース側が1mmほど高くなっており、背面を下向きに机に置いても大丈夫。素材は明言されていませんが、触った限りではとても強固なので削れたり割れたりといったことはなさそうです。
ボクのPixel Foldはポーセリンなんですが、カメラバーの色が黒系のケースには合わないかなと思っていましたが、オーバーチュア色味のおかげもありいい感じに馴染んでいました。
唯一このケースで気をつけないといけないのがヒンジ部分。剥き出しタイプなのでこちら側に何かぶつけたりしないように注意が必要です。
外部カバーディスプレイ側のケースはディスプレイの表示領域とほぼ同じ。
ガラスフィルムによっては干渉してしまう可能性がありますが、ボクも使っているGoogle ストアで売られているガラスは、ギリギリですが干渉しませんでした。
これは相性もあるとおもうので、気になるなら外部カバー側は保護フィルムにしておいたほうがいいかも。
内側ディスプレイ側も確認しましたが、こちらは表示領域にかぶさることは全くありません。
フチ付近はディスプレイ部分よりわずかに高くなっていますが、開閉時などに指で押してしまってもケースが外れることはなさそうです。
ヒンジ部分の粘着テープが取り付けられていないと、ここで指がかかって外れてしまうのかもしれませんね。
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldのメリット
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldのメリットを4つ紹介します。
ケースを取り付けていないような装着感
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldを使っていて何より気に入っているのは、その薄さと軽さ。
このケースや保護ガラスをつけた万全の状態でも314gにしかならず、もとから重いPixel Foldにとってはなにもつけていないかのように感じるほどです。
側面の指紋認証や外部カバーディスプレイの縁なども低いので、操作時に指が引っかかってうまくスワイプできないなんてこともありません。純粋にケースとしての使い心地もGood。
おかげで基本的にはスマホにケースをつけたくない派の自分でもすんなり馴染めました。
アラミド繊維の強さと軽さは、もとから重いスマホにとっては最適とも言える相性ですね!
特徴的な浮織デザインがカッコイイ
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldはアラミド繊維の織り方を工夫することで、特徴的な「浮織(Fusion Waving)™️」と呼ばれる模様を表現。これがまたカッコイイんですよね。
あくまで背面側のみなんですが、内側のディスプレイを開いて使っている時にもフレームのところでチラッと見えてテンションが上がるんですよね。
アラミド素材を用いた”本物”だからこその質感が魅力です!
余談ですが、ケースに用意されているオーバーチュアやラプソディといった柄以外に、「ChromaCarbon」という独創的なApple Watchバンドや、「Weaving+」という限定版シリーズでさらに難しい模様にもチャレンジ。
アラミド繊維のケースを2015年から作り続けているだけあって、その技術力の高さには驚かされますね。
MagSafeアクセサリーに対応している
今までiPhone 14 Proを使っていたこともあり、その時々で気軽に変えられるMagSafeアクセサリーを愛用していましたが、Pixel FoldはGoogle製ということもあってMagSafeには非対応。
しかたなく他社のコンパクトなレザーウォレットを使ったり、Qi充電トレーをつかったりしていました。
ですがPITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldは、ケースにMagSafe用のリングを埋め込むことでMagSafeアクセサリーに対応。
好きなアクセサリーを必要な時だけ使えるので、Pixel Foldのちょっとした不満を解決して快適に使えるようになります。
マグネットの力も強力で、ケース込みで300gを超える重さでも安定して支えられるほど。
スタンドやカーマウントなどのアクセサリーに取り付ければ、デスクで充電しながらYouTubeを楽しめたり、車内でナビ代わりに活用したりなんてこともできますよ。
MagSafeアクセサリーは市場にかなり豊富な種類があるので選び放題なのも嬉しいところです。
高級感のある上質な手触り
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldの表面はスベスベ・サラサラのちょうど中間くらいのスムースな感じ。うっすらとアラミド繊維の編み込みを感じられるのも、素材感があってGood。
ケースとしては高価な部類なんですが、しっかりとそれに見合った上質な質感だと感じます。
シリコン系の滑りにくいケースほどではないですがグリップ感も良く、開いて使っていても手から滑り落ちそうになることはなく、電車の中で立っていても安心して読書やゲームが楽しめました。
表面に皮脂はつきますが目立ちづらく、クリーニングクロスなどで拭けばすぐに落とせますよ。
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldのデメリット
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldのデメリットを1つ紹介します。
外部カバーディスプレイ側のケースがたわむことも
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldは、構造上、外部カバーディスプレイ側のケースが細いため、開閉時などに指で触れるとわずかに変形するような感じがします。
不意に外れてしまわないかが気になったので色々試してみましたが、このわずかな変形が原因で外れてしまうことはありませんでした。あくまで「使用感として気になる場合があるかも?」という感じです。
ヒンジ側の両面テープをバッチリ取り付けても指で触れればやはり変形するので、気にしないのがベスト。
この細い部分の内側に、ヒンジ部分と同じタイプの両面テープが貼り付けられていればよりピッタリとしたフィット感になったかもしれません。
ここは今後の改善に期待ですね。
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldはこんな人にオススメ
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldはどんな人にオススメなのかをまとめます。
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldは、Pixel Foldに取り付ける薄くて軽いケースを探している人にピッタリの製品。
アラミド繊維のおかげであたかもケースをつけていないかのような感覚と保護性能を両立しており、ただでさえ重いPixel Foldを守るのに最適です。
MagSafeアクセサリーも使えるので、充電器やウォレットなどの便利アイテムを選び放題。さらにPixel Foldを使いやすくできますよ。
薄い・軽い・アクセサリを拡張できる!向かうところ敵なしのベストなケースです。
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldのレビューまとめ
PITAKA MagEZ Case 3 for Pixel Foldをレビューしました。
Pixel Foldはニッチなフォルダブル端末ゆえにケースメーカーも商品の投入を控えがちなんですが、大御所のPITAKAから発売されたのが本当にラッキーでした。
いざ使い始めてみればその完成度の高さは今まで通りで、クセの強いフォルダブル用のケースでもここまでしっかりしたものが作れるんだなと感心してしまいました。
Pixel Foldにとっては最適解とも言えるケースに仕上げられており、高価ではあるもののオススメしたい製品です。
以上、カクタケイ(@kakutakei)でした。